宗像大社の神社属性は、風属性です。
福岡県宗像市にある宗像大社は、一つの社殿だけを指す名前ではなく、沖ノ島の沖津宮、大島の中津宮、本土の辺津宮をあわせた総称です。祀られているのは、田心姫神(たごりひめのかみ)、湍津姫神(たぎつひめのかみ)、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)の三柱。
沖ノ島では、神に供えられた約8万点の品が見つかり、そのすべてが国宝になりました。海を渡るために、鏡や玉や金の指輪まで、当時の最高級品を島の神へ置いていったのです。
この記事ではそんな宗像大社についてご紹介いたします。まずは宗像大社の属性相性から見ていきましょう。

風属性の宗像大社と相性が良い属性・悪い属性

| 項目 | 属性 |
|---|---|
| 宗像大社の属性 | 風属性 |
| 相性の悪い属性 | 空属性・火属性 |
| 相性の良い属性 | 風属性・地属性・水属性 |
相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
さて、ここからは宗像大社の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。
宗像大社の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 福岡県宗像市田島2331 |
| ご祭神 | 田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神 |
| ご利益 | 交通安全、航海安全、旅行安全、開運招福など |
| 祭事 | みあれ祭、秋季大祭など |
| 公式HP | →宗像大社の公式サイトはこちら |
宗像大社は、全国に祀られる宗像神社、厳島神社、弁天社などの信仰にも関わる大きな神社です。本土の辺津宮には市杵島姫神、大島の中津宮には湍津姫神、沖ノ島の沖津宮には田心姫神が祀られています。
現在、一般の参拝で中心になるのは辺津宮です。辺津宮の本殿近くには第二宮、第三宮もあり、本土にいながら三女神へ参ることができます。沖ノ島は今も神職以外の上陸が許されない島で、大島の沖津宮遥拝所から遠く拝む形になっています。
宗像大社にまつわる話
三女神は、天照大神とスサノオの誓約から生まれた
宗像三女神は、天照大神と素盞鳴尊(すさのおのみこと)の誓約(うけい)から生まれた神々です。誓約は、古い神話に出てくる占いのような行いで、どちらが正しいかを、神が生まれる結果で確かめます。
スサノオが高天原へやって来たとき、天照大神は弟が何をしに来たのか警戒します。そこで二柱は、お互いの持ち物を使って誓約を行いました。天照大神がスサノオの剣を受け取り、それをかみ砕いて吹き出した息から生まれたのが、宗像三女神です。
剣から生まれた女神たちが、海の道を守る神になる。ここが宗像大社の話の始まりなんですね。武器である剣が、航海の守り神を生む。荒ぶる弟の剣から、海を渡る人を守る女神が生まれる。神話は、そういう少しねじれた形で話を進めます。
『日本書紀』では、三女神は海北道中(かいほくどうちゅう)を守る神として語られます。海北道中とは、宗像から玄界灘を越え、朝鮮半島方面へ向かう海の道です。三女神は、船が進む海そのものではなく、その道中を守る神として置かれたのです。
宗像大社は、海で隔てられた三つの宮をまとめた社
宗像大社という名前を聞くと、本土にある辺津宮だけを思い浮かべがちです。
けれど、宗像大社は本土、島、さらに海の向こうの島を含めた三宮の社です。
沖津宮は沖ノ島にあり、田心姫神を祀ります。
中津宮は大島にあり、湍津姫神を祀ります。
辺津宮は本土の田島にあり、市杵島姫神を祀ります。
三柱の女神が、それぞれ海の上に点を打つように鎮まっているのです。本土から大島へ、大島から沖ノ島へ。船で進む海の道に、神の宮が置かれています。
沖ノ島は、島全体が神域とされてきました。上陸前には海でみそぎをし、島の一木一草一石も持ち出してはならないと伝わります。
今も一般の上陸はできません。神社に行って神前へ近づくのではなく、近づけない島を遠くから拝む。宗像の信仰には、この距離の取り方があります。
沖ノ島には、約8万点の神宝が置かれた
沖ノ島では、4世紀後半から9世紀ごろにかけて、航海の安全と対外交流の成就を祈る祭祀が行われました。そこで見つかった奉献品は約8万点。そのすべてが国宝に指定されています。
品の中には、銅鏡、玉、金製指輪、馬具、武器、土器、金銅製龍頭、遠い西方から来たとされるガラスの器の破片まであります。海を渡るために、当時の人々はただ手を合わせるだけでなく、最高級の品を神の島へ置いていったのです。
面白いのは、祭祀の場所が時代によって変わることです。最初は巨岩の上で行われ、のちに岩陰、半分岩陰で半分外の場所、そして露天へ移っていきます。岩そのもののそばで神を祀り、やがて祭りの場が外へ出ていく。社殿が建つ前の神まつりの形が、沖ノ島にはそのまま残されています。
宗像三女神は、船の安全を守る神です。けれど、その守りは小さなお守りのような話ではなく、国を越える使節、交易、外交、軍事まで含むものでした。沖ノ島の神宝を見ると、宗像大社が古代の海の玄関を背負っていたことがわかります。
みあれ祭では、二柱の女神を船で迎える
宗像大社の秋季大祭は、10月1日のみあれ祭から始まります。この祭りでは、沖津宮の田心姫神と、中津宮の湍津姫神を、本土の辺津宮にいる市杵島姫神のもとへ迎えます。
神を迎えるのは、海の船団です。大島から神湊へ向かう海上神幸には、宗像七浦の漁師たちが参加し、大漁旗を掲げた船が海を進みます。神を神輿で担ぐ祭りは各地にありますが、宗像では女神を船で迎えるのです。
三女神は、ふだん三つの宮に分かれて祀られています。みあれ祭では、そのうち二柱が海を渡って本土へ向かいます。
神話の中で海北道中を守る女神たちが、祭りの日には実際に海を渡って迎えられる。この祭りは、宗像大社が三宮の社であることを、船の動きで見せてくれます。
宗像大社の小話や裏話、豆知識

高宮祭場は、社殿を持たない古い祭場
辺津宮の奥には、高宮祭場があります。ここは市杵島姫神が降りた場所とされ、社殿を持たない古い祭場です。
神社というと、本殿、拝殿、鳥居を思い浮かべます。けれど、古い神まつりでは、山や岩や木のそばで神を迎えました。高宮祭場は、その古い形を今に残す場所なんですね。
宗像大社では、本殿で参拝したあと、高宮祭場へ進むと、同じ神を祀る場所でも感じ方が変わります。朱塗りの社殿の前で手を合わせる参拝から、森の中で神が降りた場所へ向かう参拝になります。
中津宮には、天ノ真名井と七夕の神がいる
大島の中津宮には、天ノ真名井(あまのまない)があります。真名井は、神聖な水をあらわす名として各地に残ります。宗像の中津宮では、海の島にありながら、清い水の信仰も持っているのです。
中津宮には、織女神社と牽牛神社もあります。織女は織姫、牽牛は彦星です。大島では七夕祭も行われます。宗像三女神の海の信仰の中に、星の夫婦の話が入ってくるんですね。
海の女神を祀る島で、真名井の水があり、七夕の神も祀られる。船が進む海と、夜空の星と、清い水が同じ島にあります。昔の航海では、星もまた道しるべでした。七夕の話が大島にあることも、まったく唐突ではないのです。
宗像氏は、海の祭祀を担った一族だった
沖ノ島の祭祀を担ったのは、古代豪族の宗像氏です。宗像氏は、海を越える交流に深く関わり、三女神を祀る一族として力を持ちました。
宗像には、新原・奴山古墳群(しんばる・ぬやまこふんぐん)があります。これは宗像氏の墓とされる古墳群で、海の神を祀った一族が、この地に大きな墓を築いたことを示しています。
神社の祭神だけを見ると、三柱の女神の話になります。そこへ宗像氏を入れると、女神を祀った人々の姿が見えてきます。海を渡る船を出し、神に品を供え、古墳を築き、国家の海の仕事を担った一族がいたのです。
宗像大社の見どころ・パワースポット

辺津宮本殿・拝殿|本土で三女神に参る見どころ
辺津宮は、宗像大社の中で一般参拝の中心になる場所です。本殿には市杵島姫神が祀られ、近くの第二宮に田心姫神、第三宮に湍津姫神が祀られています。
沖ノ島へは渡れませんが、辺津宮では三女神に参ることができます。本殿、第二宮、第三宮の順に参ると、宗像大社が三宮の社であることを本土で感じられます。
ここは交通安全や航海安全を願う参拝の中心であり、宗像大社の基本になる見どころです。車のお祓いや旅の安全を願う人が多いのも、三女神が古くから道中を守る神として信仰されてきたからなんですね。
高宮祭場|神が降りた場所を拝むパワースポット
高宮祭場は、辺津宮の奥にある古代祭場です。市杵島姫神の降臨地とされ、社殿を持たず、森の中で神を拝む場所になっています。
ここは、宗像大社の中でも神降ろしの場所として見られるパワースポットです。建物の美しさを見る場所というより、社殿以前の神まつりを今の参拝の中でたどる場所です。
本殿で参拝したあとに高宮祭場へ向かうと、宗像大社の見え方が変わります。三女神を祀る大社であり、同時に、森の中で神を迎えていた古い祭場でもあることがわかります。
沖津宮遥拝所|沖ノ島を遠く拝む場所
大島の北側には、沖津宮遥拝所があります。沖ノ島へ渡ることができないため、ここから田心姫神を遠く拝みます。
天気のよい日には、海の向こうに沖ノ島が見えることがあります。見える日も、見えない日も、参拝者は同じ方角を向いて手を合わせます。近づけない神域を、海をはさんで拝む場所なのです。
ここは、宗像大社の信仰の距離感がよくわかる見どころです。神の島を踏まず、島のものを持ち帰らず、遠くから拝む。沖ノ島の信仰は、近づくことよりも、守られた距離を保つことで続いてきました。
神社属性(繭気属性)の意味と考え方

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。
「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。
神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。
この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
あなたの属性の調べ方|計算方法
西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。
A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。
<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8
最後に、出た数字を属性に当てはめます。
1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。
計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。
属性別おすすめ神社

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。
| 属性 | 神社1 | 神社2 | 神社3 |
|---|---|---|---|
| 地属性 | 出雲大社 | 春日大社 | 金刀比羅宮 |
| 水属性 | 貴船神社 | 厳島神社 | 下鴨神社 |
| 火属性 | 鹿島神宮 | 八坂神社 | 吉備津彦神社 |
| 風属性 | 大宮氷川神社 | 三峯神社 | 宮地嶽神社 |
| 空属性 | 熱田神宮 | 日光東照宮 | 北野天満宮 |
全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。
