盛岡八幡宮の神社属性は、地属性です。
盛岡八幡宮は、盛岡の城下町といっしょに三百年以上を歩んできた総鎮守です。ご祭神は品陀和気命(ほんだわけのみこと)、のちの応神天皇。社殿の前には狛犬のように阿吽の木鳩がいて、八幡神の鳥がここでは木像になって口を開けたり閉じたりしています。
この木鳩を見ていると、南部家の八幡信仰、盛岡城下の山車、八幡山に先にいた稲荷まで出てくるのです。
この記事ではそんな盛岡八幡宮についてご紹介いたします。まずは盛岡八幡宮の属性相性から見ていきましょう。

地属性の盛岡八幡宮と相性が良い属性・悪い属性

| 項目 | 属性 |
|---|---|
| 盛岡八幡宮の属性 | 地属性 |
| 相性の悪い属性 | 水属性・空属性 |
| 相性の良い属性 | 地属性・火属性・風属性 |
相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
さて、ここからは盛岡八幡宮の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。
盛岡八幡宮の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 岩手県盛岡市八幡町13-1 |
| ご祭神 | 品陀和気命 |
| ご利益 | 商売繁盛、学業成就、家内安全、衣食住守護など |
| 祭事 | 盛岡八幡宮例大祭、盛岡八幡宮流鏑馬神事など |
| 公式HP | →盛岡八幡宮の公式サイトはこちら |
盛岡八幡宮は、延宝8年、1680年に第29代南部重信によって建立された神社です。盛岡城下の総鎮守として親しまれ、ご祭神の品陀和気命は、農業、工業、商業、学問、衣食住を守る神として信仰されてきました。
秋の例大祭では神輿、盛岡山車、流鏑馬が出て、城下町の祭りとしての顔が濃く出ます。朱塗りの大社殿と、境内に並ぶ多くの社も、盛岡八幡宮らしい見どころなんですね。
盛岡八幡宮にまつわる話
南部家が八幡を据えた、城下町の神社
盛岡八幡宮の話をすると、まず南部家が出てきます。
南部家は、もともと八幡信仰と縁の深い家です。八戸の櫛引八幡宮にも南部家の八幡信仰が濃く残っていて、鎌倉のころから武家の神として八幡を大切にしてきた家だったんですね。
盛岡八幡宮が建立されたのは、江戸時代の延宝8年。盛岡城下が町として形を整えていく時期に、八幡さまが城下の総鎮守として置かれました。
八幡神は武家に厚く信仰された神ですが、盛岡八幡宮のご利益には、農業、工業、商業、学問、衣食住まで出てきます。刀を持つ武士の神でありながら、町で商う人、学ぶ人、家で暮らす人の願いまで引き受けているのです。
盛岡城は、不来方(こずかた)と呼ばれた地に築かれました。北上川と中津川の合流点に近い丘陵に城を置き、そこから城下町が整えられます。不来方という古い名が盛岡へ変わり、そこに八幡さまが鎮まる。地名が変わり、城ができ、町ができ、神社が立つ。盛岡八幡宮は、その順番を境内の奥に持っている神社なのです。
品陀和気命は、腹の中で旅をした皇子
ご祭神の品陀和気命は、のちの応神天皇です。八幡神として全国で祀られる神ですが、『古事記』の中でたどると、生まれる前から話がかなり動きます。
母は神功皇后(じんぐうこうごう)。身ごもったまま遠征し、筑紫に戻ってから皇子を産んだと語られます。出産を遅らせるために石を身につけた話もあり、神話の中の母はなかなか無茶をします。生まれる前の皇子が、母の腹の中で海を越え、戦と帰還のあとにやっと世に出るのです。
さらに『古事記』には、品陀和気命が気比大神(けひのおおかみ)と名を取り替える話があります。皇子と神が名前を交換する。帰りには鼻に傷のあるイルカが贈られ、その血から浦の名が語られる話まで出てきます。
八幡さまというと、武運や勝負の神として語られがちです。盛岡八幡宮の祭神を古い神話の中へ戻すと、まだ生まれていない皇子、母の腹で旅をした皇子、神と名を取り替えた皇子という顔が見えてきます。水の向こうから帰ってきて、名を得て、やがて八幡神となる。その神を、盛岡の城下町が総鎮守として迎えたのですね。
鳩森と木鳩、八幡神の鳥
盛岡八幡宮の拝殿正面には、阿形(あぎょう)と吽形(うんぎょう)の木鳩がいます。片方は口を開け、もう片方は口を閉じています。狛犬ならよく見る形ですが、ここでは鳩なのです。
鳩は八幡神の眷属(けんぞく)、神に仕える鳥として知られています。古い八幡信仰には、金の鷹が金の鳩へ変わった話や、普通の人には鳩に見える鳥が実は八幡神の化身だったという話もあります。鳥が神のそばで姿を変えるんですね。
盛岡にも「鳩森」という名が出てきます。盛岡城内には鳩森曲輪(はともりくるわ)という場所があり、八幡神の鳥の名が城の一角にも残りました。鳩は空を飛ぶ鳥ですが、盛岡八幡宮では木で彫られ、拝殿の前に座っています。飛ぶ鳥を、神前に置く。しかも阿吽で、口までそろえる。
八幡神を迎えた城下町に、鳥の名が残り、鳥の像が残る。盛岡八幡宮の鳩は、かわいらしい飾りとして見るより、八幡神がどこから来て、どこに鎮まったのかを示す鳥として見るほうが、境内の話が深くなります。
盛岡八幡宮の小話や裏話、豆知識

八幡山の上には、先に稲荷がいた
盛岡八幡宮の境内には、笠森稲荷神社があります。この笠森稲荷は、盛岡八幡宮が建てられる前から八幡山の山頂に祀られていたと伝わります。
ご祭神は宇迦之御魂命(うかのみたまのみこと)。稲荷神として知られる、穀物や食べ物に関わる神です。五穀豊穣、商売繁盛の神として信仰され、さらに「できもの」の守り神としても願いを受けてきました。
八幡宮が城下の総鎮守として立つ前、この山には稲荷がいた。しかも、米や商いに加えて、できものの悩みまで引き受ける稲荷です。武家の八幡さまが来る前から、山にはもっと身近な願いを持った人が登っていたのかもしれません。
一説には、このあたりに住んでいたヤゴロウ長者の守り神だったとも伝わります。はっきりしたことは分かりませんが、長者の守り神が山にいて、その山へ後に八幡さまが迎えられる。盛岡八幡宮の境内では、城下町の歴史より古い山の信仰も、横に座っているのです。
山車は町の完成祝いから始まった
盛岡八幡宮の秋の祭りに出る盛岡山車は、宝永6年、1709年の城下町の完成祝いから始まったと伝わります。盛岡城下の23町ができたことを祝い、町の若衆が丁印(ちょうじるし)を八幡宮へ奉納しました。
丁印は、町のしるしです。いまの山車のように大きな人形や飾りが主役になる前、町は自分たちの印を持って八幡宮へ向かいました。神さまへ奉納する行列であり、町が「ここにいます」と名乗る場でもあったんですね。
やがて山車には、歌舞伎や歴史上の場面が飾られるようになります。太鼓、木遣り、引き手たちが加わり、盛岡の町をめぐります。盛岡八幡宮の祭りは、神社の境内だけで終わる祭りではなく、城下の町名、人の手、音、飾りが八幡さまへ向かっていく祭りなのです。
盛岡八幡宮の見どころ・パワースポット

朱塗りの大社殿と阿吽の木鳩
朱塗りの大社殿は、盛岡八幡宮を代表する見どころです。彫刻も鮮やかで、正面へ進むと大きな社殿がまっすぐ迎えてくれます。
ここは見どころであり、品陀和気命へ参拝する中心の場所でもあります。正面の扉は、いつでも参拝できるように閉められないとされ、盛岡の人々の祝い事や祈祷を受けてきました。
社殿の前にいる阿吽の木鳩も、ぜひ見たい場所です。八幡神の眷属である鳩が、狛犬のように一対になっています。八幡宮の神使を、こんなに分かりやすく正面に置いているのが、盛岡八幡宮らしいところなんですね。
笠森稲荷神社
笠森稲荷神社は、五穀豊穣、商売繁盛、できもの平癒を願うパワースポットです。盛岡八幡宮が建立される前から八幡山の山頂に祀られていたとされ、境内の中でも古い信仰を持つ社です。
ご祭神の宇迦之御魂命は、食べ物や稲に関わる神。城下町の総鎮守の境内に、米と商いの神がいるのは自然なことでもあります。商売の願いだけでなく、体の悩みを抱えて参る人もいたというのが、この稲荷の少し生々しいところです。
盛岡八幡宮に参拝したら、本殿だけでなく笠森稲荷にも立ち寄ると、八幡山に残る古い信仰の層が見えてきます。
縁結美神社
縁結美神社(えんむすびじんじゃ)は、男女の縁、人と人の縁を願うパワースポットです。良縁成就や恋愛成就を願う人が多く訪れ、境内には赤い結び紐を結んで願う場所があります。
赤い紐を結ぶという行為は、かなり分かりやすい祈りです。目に見えない縁を、手で結ぶ。願いを言葉だけで終わらせず、紐として境内に残していくのですね。
盛岡八幡宮は、品陀和気命を祀る大きな八幡宮でありながら、境内社には商売、健康、料理、芸能、縁結びまでそろっています。縁結美神社はその中でも、願いの形が目に残りやすい場所です。
神社属性(繭気属性)の意味と考え方

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。
「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。
神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。
この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
あなたの属性の調べ方|計算方法
西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。
A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。
<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8
最後に、出た数字を属性に当てはめます。
1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。
計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。
属性別おすすめ神社

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。
| 属性 | 神社1 | 神社2 | 神社3 |
|---|---|---|---|
| 地属性 | 出雲大社 | 春日大社 | 宇佐神宮 |
| 水属性 | 貴船神社 | 厳島神社 | 太宰府天満宮 |
| 火属性 | 鹿島神宮 | 八坂神社 | 阿蘇神社 |
| 風属性 | 大宮氷川神社 | 宗像大社 | 三峯神社 |
| 空属性 | 明治神宮 | 熱田神宮 | 北野天満宮 |
全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。
