最強の神社を共有する
地属性の人は、支えること、守ること、安定させることと相性のよい気を持ちやすい傾向があります。そのため神社選びでも、自分の足元を整えやすい場を知っておくと、参拝の意味がよりはっきりしてきます。
この記事では、地属性の人がなじみやすい神社を5社厳選してご紹介します。あわせて、どのような安定や支えを受けやすいのかも整理しました。
地属性に相性が良い・悪い神社の一覧はこちら
神社の属性の調べ方や知りたいと思った方は、こちらの記事が参考になれば幸いです。
【地属性】相性のよい神社から受ける影響
地属性の人は、支える・守る・保つ・根づかせる方向の気と相性がよい傾向があります。相性のよい神社では、揺れていた心や生活感覚が落ち着き、足元が整うような安心感を受けやすいです。
何かを始める前の基盤づくりや、続ける力を育てたい時期に、地属性の人は相性のよい場から安定・定着・持続の力を受け取りやすいでしょう。
ぶれない軸をつくり、今あるものをしっかり支えていく方向で助けが入りやすいのが特徴です。
大神神社|三輪山そのものをご神体として仰ぐ地属性の王道格

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県桜井市三輪1422 |
| ご祭神 | 大物主大神 |
| 公式サイト | 大神神社の公式サイトへ |
大神神社(おおみわじんじゃ)は、三輪山そのものをご神体として仰ぐ神社として、地元では「三輪さん」の名で親しまれています。本殿を設けず、拝殿の奥にある三ツ鳥居を通して三輪山を拝む祭祀の形を今に残していて、「我が国最古の神社」と言われています。
拝殿の奥は禁足地になっており、その手前には結界として珍しい形の「三ツ鳥居」と瑞垣が設けられています。三ツ鳥居は「古来一社の神秘なり」と伝えられ、拝殿とともに国の重要文化財に指定されています。
境内には、もとは大鳥居前の鉄灯籠に付いていた兎の置物に由来する「なで兎」もあり、撫でると身体の痛いところを癒し、願い事を叶えてくれると参拝者に親しまれています。
ご利益と祭事
大神神社は、健康・病気平癒、厄除け、縁結び、そして生活全般の守護のご利益で親しまれている神社です。日々の暮らしや人生の節目に寄り添う願いごとが多く、毎日を穏やかに守る祈りがよく似合います。
祭事では、毎月一日の月次祭、十五日の講社崇敬会月次祭、そして卯の日に行われる卯の日祭が今も大切に続けられています。さらに大神祭・鎮花祭・三枝祭は、平安時代にも朝廷の祭りとして絶えることなく斎行されたと伝えられていて、古い祈りの流れが今も息づいています。
御祭神:大物主大神について
お祀りされている大物主大神は、国造りの神様として、農業・工業・商業などの産業開発、方除、治病、造酒、製薬、交通、航海、縁結びまで、人間生活を幅広く守る神様として敬われています。疫病を鎮めたことから医薬の神、酒造りを助けたことから酒の神としても信仰されています。
三輪山という神聖な土地に、こうした大物主大神の働きが重なっているからこそ、大神神社には「受け止める」「支える」「根づかせる」という地の強さが出やすいです。地属性の神社を挙げるなら、まずここから名前が出てくる。そんな王道感のある一社です。
大山祇神社|山と土の守りが深く残る、重厚な地

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県今治市大三島町宮浦3327 |
| ご祭神 | 大山積大神 |
| 公式サイト | 大山祇神社の公式サイトへ |
大山祇神社は、瀬戸内海のほぼ中央にある大三島に鎮座する、伊予国一の宮です。古くから「日本総鎮守」と尊ばれ、島の中心にどっしりと構える存在感のある神社です。
社殿の後ろには、鷲ヶ頭山・安神山・小見山の三つの山が連なっています。古図では、この三山が御本社・上津社・下津社の神体山として描かれ、安神山の山麓では今も生土祭に用いる赤土が採られます。山を仰ぐだけでなく、土そのものが祭りに使われ続けているところに、この神社らしさがあります。
境内には、樹齢2600年あまりと伝わる「小千命御手植の楠」がそびえ、宝物館には全国の国宝・重要文化財に指定された武具類の約8割が保存展示されています。本殿と拝殿も国の重要文化財で、山の神を祀る神社でありながら、建物や宝物まで見どころが濃いのも大山祇神社の大きな特色です。
ご利益と祭事
大山祇神社は、海上安全、大漁満足、五穀豊穣、そして暮らしと生業の守りのご利益で親しまれている神社です。山と海の両方に関わる神社らしく、守りと実りに強い印象があります。
祭事では、年間120あまりの祭典が行われ、その中でも生土祭・例大祭・御田植祭・産須奈大祭がよく知られています。とくに生土祭では、かつての神体山である安神山の赤土を神前に供え、額に赤土の神印をいただく神事が続いていて、土そのものを神事に用いるところが大山祇神社らしい大きな特色です。
御祭神:大山積大神について
お祀りされている大山積大神は、『古事記』『日本書紀』では山の神、『伊予国風土記』では大海原の神、渡航の神として伝わる神様です。山を司る神でありながら、海の守りにもつながるところに、この神様の大きさがあります。
しかも大山積大神は、木花開耶姫命の父神にあたり、全国に多くの御分社が祀られてきました。大山祇神社では、その大山積大神を中心に、上津社・下津社とあわせて三社を崇める信仰が続いています。山の力、海の守り、そして長く積み重ねられた祭りの厚みが重なって、山と土の守りが深く残る、重厚な地という印象をつくっています。
金鑚神社|神体山を直接拝する、関東屈指の純地系

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県児玉郡神川町字二ノ宮751 |
| ご祭神 | 天照大神、素戔嗚尊 |
| 公式サイト | 金鑚神社の公式サイトへ |
金鑚神社は、武蔵国二宮として知られる古社です。いちばん大きな特徴は、拝殿の奥に本殿がなく、神体山である御室山(御室ヶ嶽)を直接拝すること。一般的な神社とは構えがまるで違い、山そのものに祈りが向いているのが、この神社の面白さです。
こうした本殿を設けず神体山をまつる古い祭祀形態を今も残している神社は全国でも珍しく、旧官幣社・国幣社では諏訪大社、大神神社と並ぶ古例とされています。関東でこのかたちを実際に見られるのは、かなり特別です。
境内には、国の重要文化財に指定された多宝塔が立ち、御嶽山の中腹には国の特別天然記念物の鏡岩もあります。鏡岩は断層活動で磨かれた岩肌で、神社の見どころが祭祀だけでなく地形そのものにまでつながっているのも、金鑚神社ならではです。
ご利益とご祈願
金鑚神社は、厄除開運、方位除、家内安全、安産守護、交通安全、商売繁昌など、日々の暮らしを静かに守るご利益で親しまれている神社です。災いを避け、家や生活の土台を整える願いごとがよく似合う神社です。
ご祈願については、初宮参り・七五三・成人祝いなど、人生の節目で訪れる人の姿が見えます。金鑚神社は、古い祭祀形態そのものと、節目節目の参拝に重みがある神社です。
御祭神:天照大神、素戔嗚尊について
金鑚神社でお祀りされているのは、天照大神と素戔嗚尊です。天照大神は広く世界を照らし、秩序を整える神様として知られ、素戔嗚尊は災いを鎮め、困難を切り開く力を持つ神様として信仰されてきました。
穏やかに整える力と、力強く守る力。その二つの神格が重なっているところに、金鑚神社の奥行きがあります。落ち着きと芯の強さが同時に感じられるのも、この二柱をお祀りしている神社らしいところです。
岩木山神社|岩木山そのものを仰ぐ地属性

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県弘前市百沢字寺沢27 |
| ご祭神 | 顕國魂神、多都比姫神、宇賀能賣神、大山祇神、坂上刈田麿命 |
| 公式サイト | 岩木山神社の公式サイトへ |
岩木山神社(いわきやまじんじゃ)は、津軽富士とも呼ばれる岩木山をご神体として仰ぐ神社です。昔から地元では「お岩木さま」「お山」と親しまれ、陸奥津軽の開拓の神、農海産物の守護神、そして祖霊の座すところとして崇められてきました。神山・霊山である岩木山を津軽一円から仰ぎ見る、その土地そのものの重みが、今も神社の中心にあります。
由緒では、宝亀11年(780)に山頂へ社殿を創建したのが始まりとされ、山そのものを核にして成立し、今も山頂の奥宮と山麓の社が一体になっている神社です。「山の近くの神社」ではなく、岩木山そのものを祀る社でもあります。
境内には本殿・奥門・瑞垣・拝殿・中門・楼門の六棟が国の重要文化財として伝わっており、社殿そのものにも厚みがあります。この神社のいちばん大きな魅力は、やはり社殿の奥にある岩木山の存在です。山頂に奥宮をいただく構えそのものが、岩木山神社らしさをつくっています。
ご利益と祭事
岩木山神社は、昔から津軽の開拓、農海産物の守護、交通関係、医薬、そしてとりわけ開運福の神として厚く信仰されてきた神社です。現在の授与品や祈願案内を見ても、日々の暮らし全体を広く支える願いごとが並んでいます。土地の力を受けて、人生や生活の土台ごと守ってもらうような祈りがよく似合う神社です。
祭事では、年間を通して多くの祭典が続いています。その中でも注目すべきは、お山参詣につながる奥宮神賑祭です。旧暦8月1日、五穀豊穣の感謝と祈願を込めて、村ごとに白装束をまとい、色とりどりの御幣や幟を掲げ、登山囃子とともに山頂奥宮へ登拝するこの行事は、今も岩木山神社の本質をよく表しています。
御祭神について
岩木山神社では、顕國魂神、多都比姫神、宇賀能賣神、大山祇神、坂上刈田麿命の五柱をお祀りしています。これらの神々をいただく岩木山大神は、津軽の開拓の神、農海産物の守護神として崇められ、開運福の神として広く信仰されてきたとされています。
山の霊威、土地の守り、暮らしを支える神徳が重なっているからこそ、岩木山神社には「どっしり受け止める」「地域全体を背負う」「長く守り続ける」という地の強さがよく出ています。地属性の本命格と呼びたくなる一社です。
大國魂神社|国土と暮らしを受け止める、武蔵総社の重厚な地

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都府中市宮町3丁目1番地 |
| ご祭神 | 大國魂大神 |
| 公式サイト | 大國魂神社の公式サイトへ |
大國魂神社は、武蔵国の守り神をお祀りする神社です。創建は景行天皇41年、西暦111年と伝わり、古くから武蔵の地を代表する社として厚く崇敬されてきました。
大化の改新ののち、武蔵国の国府がこの地に置かれると、大國魂神社は国衙の斎場となり、国司が国内の祭務を総轄する場になりました。そこから武蔵総社の起源となり、のちには国内の著名な神々も配祀され、「六所宮」とも称されるようになります。
この神社を語るうえで外せないのが、例大祭のくらやみ祭です。大國魂神社最大の祭りで、都指定無形民俗文化財にも指定されており、八基の神輿や大太鼓、山車行列など見どころが非常に多い祭です。境内に入る前には、御影石製では日本一といわれる大鳥居が立っているのも印象的です。
ご利益と祭事
大國魂神社は、厄除・八方除、家内安全、交通安全、商売繁盛、良縁祈願、病気平癒、安産祈願などのご利益で親しまれています。なかでも、暮らし全体の守り、災い除け、人生の節目の祈願がよく似合う神社です。
祭事では、やはり「くらやみ祭」の存在が大きく、神輿渡御だけでなく、道清め、太鼓送り込み、御霊遷の儀、やぶさめ式など、古い神事が何日にもわたって続きます。ひとつの祭りの中に、武蔵総社としての厚みと土地の記憶が詰まっている神社です。
御祭神:大國魂大神について
お祀りされている大國魂大神は、武蔵の国魂の神として仰がれ、出雲の大国主神と御同神とされています。昔この国土を開き、人々に衣食住の道を授け、医療法やまじないの術も教えた神様として伝えられています。
福神、縁結び、厄除け・厄払いの神としても著名で、土地を開き、暮らしを成り立たせる力を持つ神様です。大國魂神社にどっしりとした重みがあるのは、この大國魂大神の神格が、武蔵の守り神という社の姿にまっすぐ通っているからです。



