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【水属性】鳴無神社|一言主命が鎮まる土佐の宮島

鳴無神社の神社属性は、水属性です。

高知県須崎市、浦ノ内湾の奥に鳴無神社はあります。
社殿からまっすぐ海へ参道がのびていて、鳥居の向こうには道ではなく海が広がります。

祀られているのは一言主命(ひとことぬしのみこと)。『古事記』では、雄略天皇の前に天皇と同じ姿で現れ、悪いことも善いことも一言で言い放つ神として名乗る、かなり強い言葉の神です。その神が、土佐では湾の奥に鎮まり、祭りの日には船に乗って海へ出るのです。

この記事ではそんな鳴無神社についてご紹介いたします。まずは鳴無神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

水属性の鳴無神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
鳴無神社の属性水属性
相性の悪い属性火属性・地属性
相性の良い属性水属性・風属性・空属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは鳴無神社の基本情報と、普段の参拝では知ることができない話をご紹介していきますね。

鳴無神社の基本情報

スクロールできます
項目内容
所在地高知県須崎市浦ノ内東分3579
ご祭神一言主命
ご利益縁結び、海上安全、漁業繁栄、五穀豊穣など
祭事志那禰祭、チリヘッポ
公式HP→鳴無神社の公式サイトはこちら

鳴無神社は、浦ノ内湾の奥にある古社で、創建は西暦460年と伝わります。現在の社殿は寛文3年、1663年の再建で、本殿・幣殿・拝殿は国の重要文化財になっています。

海へ向かう参道と鳥居の景色から、「土佐の宮島」と呼ばれることもあります。縁結びの神社として親しまれ、海に流すおみくじでも知られています。

毎年8月25日の志那禰祭(しなねまつり)では、神輿を乗せた船団が浦ノ内湾へ出ます。旧暦8月23日のチリヘッポでは、幼い男の子と女の子が「神の子」となり、神前で結婚の儀式を行うのです。

鳴無神社にまつわる話

海の奥に鎮まる一言主命

鳴無神社のご祭神、一言主命は、名前からして少しこわい神です。ひとこと願いを聞いてくれる神、というやさしい信仰もありますが、古い神話ではもっと切れ味があります。

『古事記』では、雄略天皇(ゆうりゃくてんのう)が葛城山で狩りをしていると、向こうの山から天皇の行列とそっくり同じ姿の一団が現れます。天皇が「この国に自分以外の王はいないはずだ」と問うと、相手も同じ言葉を返します。天皇が怒って弓を構えると、向こうも弓を構える。

そこで名乗ったのが、一言主命なのです。

「悪事も一言、善事も一言で言い放つ神」

天皇と同じ姿で現れ、天皇に弓を向けられても引かない。言葉の神なのに、最初に出てくる場面はかなり武張っています。最後には天皇が恐れ入り、刀や弓矢、家来たちの衣服まで差し出します。

この神が、鳴無神社では浦ノ内湾の奥に祀られています。山で天皇と向かい合った神が、土佐では海へ向かう社殿に鎮まっている。神話の舞台は葛城山、現在の奈良あたりですが、土佐に来ると神の前には山道ではなく湾が開けるのです。

土佐神社の元宮という話

鳴無神社は、高知市の土佐神社の元宮と伝わります。

土佐神社は土佐国一宮で、古くは都佐坐神社(とさにますじんじゃ)とも呼ばれた大きな社です。その土佐神社の神が、もとは浦ノ内湾の鳴無に鎮まっていたという話があるんですね。

土佐神社には礫石(つぶていし)と呼ばれる自然石があります。石を神の宿る場として祀る、かなり古い形の祭りの跡と考えられています。鳴無神社側の伝えでは、鳴無の神が新しい鎮座地を求めて投げた石が、この礫石になったとも語られます。

神が船で移ったのか、石を投げたのか。話の形は違っても、鳴無と土佐神社の間には、海辺の元宮と一宮という関係が残ります。浦ノ内湾の奥から、土佐の中心へ神が移る。そこに石が出てくるところが、いかにも古い神社の話なんですね。

石は動かないもののはずなのに、神の話になると投げられ、飛び、別の土地で祀られます。鳴無神社の由緒には、海と船だけでなく、石の移動まで入ってくるのです。

一言主命と味鋤高彦根神

鳴無神社の祭神は一言主命ですが、土佐の信仰では味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ)の名も近くに出てきます。土佐神社では、味鋤高彦根神と一言主神が祀られており、この二柱の関係が古くから語られてきました。

味鋤高彦根神は、大国主神(おおくにぬしのかみ)と多紀理毘売命(たぎりひめのみこと)の子です。多紀理毘売命は宗像三女神の一柱なので、ここで出雲と海の神が顔を出します。浦ノ内湾に鎮まる鳴無神社の話が、出雲、宗像、葛城へ伸びていくのです。

『古事記』では、味鋤高彦根神は迦毛大御神(かものおおみかみ)とも呼ばれます。「大御神」と呼ばれる神は多くありません。しかも「カモ」の名が出る。奈良の葛城には賀茂氏の神を祀る高鴨神社があり、一言主命の葛城山の話とも土地が近いんですね。

一言主命は、言葉で吉凶を決める神。味鋤高彦根神は、農具の鋤を思わせる名を持ち、開拓や産業の神としても語られます。言葉で決める神と、土地を切り開く神。その二つの名が土佐で近くに置かれているところに、鳴無神社の奥行きがあります。

海辺の社なのに、話を掘ると葛城の山と賀茂の神が出てくる。浦ノ内湾の静かな社殿の向こうで、神名はかなり遠くまで歩いているのです。

鳴無神社の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

チリヘッポは子どもが神の子になる祭り

鳴無神社の秋の大祭、チリヘッポは旧暦8月23日に行われる古式行事です。名前からして不思議ですが、「四方八方」という意味があるとも伝わります。浦ノ内の8地区が持ち回りで祭りを取り仕切るという話も、この「八方」とよく合います。

この祭りでは、幼い男の子が行児(ぎょうじ)、幼い女の子が斎女(いたじょ)となり、「神の子」として神前に出ます。そして三三九度を行い、結婚の儀式をするのです。

大人の夫婦ではなく、幼い子どもが神の子として結ばれる。ここで願われるのは、子孫繁栄と五穀豊穣です。縁結びの神社として知られる鳴無神社ですが、その縁は恋愛だけに閉じていません。家が続くこと、田畑が実ること、浦ノ内の地区が次の年も祭りを続けることまで含んでいます。

海の神社で、五穀豊穣の祭りが行われる。浦ノ内湾の暮らしは海に向いていますが、祭りの願いには田畑も子孫も入ります。海辺の神社で、米と家の将来を願う。水際の社らしい広がり方なのです。

志那禰祭では神輿が船に乗る

鳴無神社の夏の大祭、志那禰祭は毎年8月25日に行われます。神輿を乗せた船団が浦ノ内湾へ出る「お船遊び」があり、大漁旗を掲げた漁船が海上を進みます。

神輿は普通、氏子の町を練り歩きます。鳴無神社では、その道が海になります。参道が海へ向かっている社なので、神さまの通り道も自然と湾へ出ていくんですね。

「お船遊び」という言い方も、少し不思議です。神さまを乗せる船なのに、遊びと呼ばれます。神事のまじめさと、海へ出る晴れやかさが同じ言葉の中に入っています。

浦ノ内湾は入口が狭く、奥へ深く入り込んだ湾です。外海の荒さから少し守られたその水面を、神輿の船が進む。鳴無神社の祭りは、境内で終わらず、湾そのものを祭りの場にしているのです。

梼の木という、木へんに寿の木

鳴無神社の駐車場近くには、梼の木(ゆすのき)があります。漢字は木へんに寿。字だけ見ると、すでに長生きしそうな木です。

梼の木はマンサク科イスノキ属の木で、鳴無神社の山林には7本が自生しているとされます。木へんに寿という字から、長寿や生命力の木として見られてきました。

鳴無神社は海へ向かう鳥居の印象が強い社ですが、背後には山もあります。海に開いた社殿、山に育つ梼の木。参拝のときに海ばかり見ていると、この木を見落としそうになります。

一言主命の「一言」、チリヘッポの「八方」、梼の木の「寿」。鳴無神社は、数字や字面まで妙に残る神社なのです。

鳴無神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

海へ向かう参道と鳥居

鳴無神社の一番よく知られた見どころは、海へ向かってまっすぐ伸びる参道です。社殿から鳥居の先を見ると、道の続きに浦ノ内湾があります。

この景色から、鳴無神社は「土佐の宮島」と呼ばれることがあります。宮島の厳島神社のように、海と鳥居が一枚の景色になるからですね。

ここは景観としての見どころであり、縁結びのパワースポットとしても親しまれています。海に向かって願いを放つような形になるので、参拝のあとに鳥居の向こうを眺める時間も、この神社らしい参拝になります。

国の重要文化財になっている社殿

鳴無神社の現在の社殿は、寛文3年、1663年の再建です。本殿・幣殿・拝殿が国の重要文化財に指定されています。

本殿は三間社春日造、屋根はこけら葺です。春日造というと奈良の春日大社を思わせますが、鳴無神社ではその建築が浦ノ内湾の海辺に建っています。葛城や賀茂の神の話をたどったあとに見ると、土佐の海辺に奈良の山の影が少し入ってくるようでもあります。

社殿は見どころであり、信仰の中心でもあります。海の鳥居ばかりが写真に残りやすいのですが、神さまが鎮まる場所は社殿です。参拝では、海を背にして社殿へ向かう時間も大切なんですね。

海に流すおみくじ

鳴無神社には、海に流すおみくじがあります。紙を結ぶのではなく、海へ流す。水に溶けるおみくじとして知られています。

願いを一言で受ける一言主命の神社で、引いた言葉を海へ返す。この動きが鳴無神社らしいところです。言葉の神に願いを出し、その言葉を水へ渡す形になるのですね。

おみくじは縁結びのパワースポットとしても人気があります。海へ流す所作があるので、参拝の記念というより、願いを水に預ける小さな神事のように感じられます。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性祐徳稲荷神社鷲宮神社來宮神社
水属性丹生川上神社田村神社二見興玉神社
火属性阿蘇神社吉備津彦神社住吉大社
風属性星神社石浦神社川越氷川神社
空属性防府天満宮北野天満宮鷲子山上神社

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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