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【地属性】大麻比古神社|麻を植えた神と道をひらく神

大麻比古神社の神社属性は、地属性です。

徳島県鳴門市の大麻山のふもとに、大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)は鎮まっています。阿波国一宮として長く崇敬されてきた神社で、ご祭神は大麻比古大神(おおあさひこのおおかみ)と猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)です。

社名にある「大麻」は、おおあさ。古代の麻、祭りの布、阿波忌部(あわいんべ)という氏族、そして山の上に鎮まる道案内の神まで話が進む神社なんですね。

この記事ではそんな大麻比古神社についてご紹介いたします。まずは大麻比古神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

地属性の大麻比古神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
大麻比古神社の属性地属性
相性の悪い属性水属性・空属性
相性の良い属性地属性・火属性・風属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは大麻比古神社の基本情報と、普段の参拝では知る機会が少ない話をご紹介していきますね。

大麻比古神社の基本情報

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項目内容
所在地徳島県鳴門市大麻町板東字広塚13
ご祭神大麻比古大神、猿田彦大神
ご利益産業守護、交通安全、方除け、厄除けなど
祭事例祭、粥占神事など
公式HP→大麻比古神社の公式サイトはこちら

大麻比古神社は、阿波国一宮として知られる徳島県を代表する古社です。ふもとの社殿から大麻山へ向かう信仰もあり、山頂には奥宮の峯神社が鎮まります。

ご祭神の大麻比古大神は、麻や木綿(ゆう)、古代の祭りを担った阿波忌部の話と深く関わります。もう一柱の猿田彦大神は、道をひらく神として知られ、交通安全や方除けの信仰にも関わる神様なんですね。

大麻比古神社にまつわる話

麻を植え、木綿をつくった天富命の話

大麻比古神社の由緒でまず出てくるのが、天富命(あめのとみのみこと)です。

神武天皇の時代、天富命は阿波へやって来て、麻や楮(こうぞ)を植え、麻布や木綿をつくったと伝わります。ここでいう木綿は「ゆう」と読み、こうぞなどの繊維で作る祭りのための白い布です。今のワタから作る「もめん」とは読みも役割も違います。

天富命の背後には、忌部氏(いんべし)という古代氏族がいます。忌部氏は、宮中の祭りで使う布、玉、道具、神に供えるものを整えた一族です。神に祈る人の前で、まず祭りの道具をそろえる人たちがいた。大麻比古神社の麻の話は、田畑の作物の話であり、神前に置かれる布の話でもあるのです。

その忌部氏の祖神として語られるのが、天太玉命(あめのふとだまのみこと)です。天の岩戸の場面では、アマテラスを岩屋から出すために、鏡、玉、布、榊が用意されます。岩戸の前で神々が騒ぎ、アメノウズメが舞い、外の明るさに誘われてアマテラスが顔を出す。その舞台の道具を支える側に、忌部の神がいるんですね。

大麻比古大神は、この天太玉命と結びつけて語られることがあります。また、阿波忌部の祖とされる天日鷲命(あめのひわしのみこと)の系譜で見る話もあります。神名が一つにきれいに収まらないところに、麻を植えた土地、祭りの布を作った氏族、阿波という国の古い姿がそのまま残っています。

阿波から安房へ渡った忌部の足跡

天富命の話は、阿波の中で終わりません。

天富命は、阿波の忌部を率いて海を渡り、今の千葉県南部にあたる安房(あわ)の地へ移ったと伝わります。阿波と安房。同じ「あわ」という音を持つ二つの土地に、忌部の移動の話が残っているのです。

安房国には安房神社があり、そこでも忌部の祖神がまつられています。徳島の大麻比古神社から千葉の安房神社へ、麻や祭具に関わった人々の足跡をたどると、神社の話が海の向こうへ広がります。古代の人々にとって、麻は衣の材料であり、神に向かうための清らかな布でもありました。生活と祭りを分けずに扱っていた時代の感覚が、ここに出ているんですね。

道の真ん中に立つ猿田彦大神

大麻比古神社には、猿田彦大神もまつられています。

『古事記』では、猿田彦は天孫降臨の場面で天之八衢(あめのやちまた)に立っています。八衢とは、道がいくつにも分かれる場所です。そこに、鼻が長く、背が高く、目が鏡のように光る神が立っていたと語られます。道を案内する神なのに、最初に現れる場所は道の真ん中です。

その猿田彦に向き合うのが、天宇受売命(あめのうずめのみこと)です。アメノウズメは岩戸の前で舞った女神でもあります。岩戸の前で笑いを起こした女神が、今度は道をふさいでいるように見える神の前へ出る。神話の中では、同じ神が別の場面で何度も仕事をします。祭りの場をひらく神と、道をひらく神が、ここで顔を合わせるんですね。

大麻山の山頂には、奥宮の峯神社があります。ふもとに大麻比古大神、山に猿田彦大神という見方をすると、麻を植えた里の神社から、道と山の神へ参る形になります。大麻山は阿波と讃岐の境に近い山で、海からも目印になる山でした。道の神が山に鎮まる話は、旅人の道、船の道、山越えの道と関係してきます。

『延喜式』に名を残す阿波の名神大社

大麻比古神社は、平安時代の『延喜式(えんぎしき)』にも名を残す古社です。『延喜式』は、朝廷の決まりや神社への扱いをまとめた古い記録で、その中に名を載せた神社は式内社と呼ばれます。

大麻比古神社は、その中でも名神大社(みょうじんたいしゃ)とされました。名神とは、朝廷から特に重く見られた神のことです。阿波国の中で、大麻比古の神がどれほど大きな存在として見られていたかが、この呼び名にも出ています。

『日本三代実録』にも、大麻比古神の神階が上がっていく記事が見えます。神階とは、神に授けられる位のことです。人間の官位のような仕組みを神にもあてはめるところが、平安時代らしいところですね。麻を植えた由緒をもつ土地の神が、朝廷の制度の中でも名を持っていたのです。

大麻比古神社の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

「木綿」は、神前の白い繊維を指す言葉

大麻比古神社の話で出てくる木綿は、「ゆう」と読みます。今の衣料でいう木綿、つまりコットンの布とは別のものです。

ゆうは、こうぞなどの繊維から作られ、神事の中で清らかなものとして扱われました。神社のしめ縄に垂れる白い紙垂、御幣の白いひらひらした形を思うと、白い繊維が神前でどう見られてきたかが少し分かります。麻と木綿の話は、植物の利用法であると同時に、神に差し出すものをどう作るかという話なのです。

境内に残るドイツ橋とめがね橋

大麻比古神社の境内には、ドイツ橋とめがね橋があります。古代の麻や忌部の話をたどって来た場所に、急にドイツの名が出てきます。

この橋は、第一次世界大戦の時代に板東俘虜収容所(ばんどうふりょしゅうようじょ)にいたドイツ兵たちによって造られた石造りの橋です。板東は、ベートーヴェンの第九が日本で初めて全曲演奏された地としても知られます。大麻比古神社の境内には、阿波の古代祭祀の話と、大正時代の国際交流の跡が同じ場所に置かれているんですね。

石を積んで造られた橋は、神社の由緒とは時代が大きく違います。それでも、参道の奥で水路をまたぐ姿を見ると、大麻山のふもとが一つの時代で閉じていないことが分かります。麻を植えた人々の話のあとに、異国の兵士が石橋を残していく。土地は、ときどき思わぬものを同じ境内に置きます。

大麻山は、ふもとの社と山上の社を持つ山

大麻比古神社を語るとき、大麻山は大きな手がかりになります。大麻山は標高538メートルほどの山で、ふもとの社殿から山頂の奥宮へ向かう信仰があります。

山の名にも社名にも「麻」があります。麻を植えた里の話と、道の神が鎮まる山の話が、同じ名前の中に入っています。古代の人にとって山は、水を生み、風を受け、遠くから場所を知らせる存在でした。大麻山も、ふもとの暮らしと旅の目印の両方に関わっていた山なんですね。

大麻比古神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

大クス|境内で大きく枝を広げるご神木のパワースポット

境内で目を向けたいのが、大きなクスノキです。鳴門市でも大きな木として知られ、推定樹齢は約800年とされます。千年近い古木として語られることもあり、長い時間を社前で過ごしてきたご神木です。

この大クスは、信仰上のパワースポットとして親しまれています。大麻比古神社が麻や産業、土地の営みと関わる神社であることを思うと、地面に根を張り、枝を広げる木が境内の中心近くにあることにも自然な重みがあります。この木は、神社の長い時間を受けてきたご神木として大切にされています。

奥宮・峯神社|大麻山の山頂に鎮まる道の神の場所

大麻山の山頂には、奥宮の峯神社があります。山頂へ向かう道は登山道でもあり、ふもとの社から山の神域へ入っていく参拝路でもあります。

ここで意識したいのが猿田彦大神です。猿田彦は、分かれ道や旅の始まりに現れる神として語られます。大麻山の上に道案内の神が鎮まると考えると、交通安全の信仰には、山越えの道、海から見える山、国境に近い地形まで含んだ、古い「道」の感覚があります。

ドイツ橋・めがね橋|石造アーチが残る歴史の見どころ

境内奥に残るドイツ橋とめがね橋は、歴史の見どころです。石造りのアーチ橋で、神社の中にありながら、古代祭祀とは別の時代の話を持っています。

板東俘虜収容所にいたドイツ兵たちは、地域の人々と交流しながら音楽や技術を伝えたとされます。大麻比古神社に残る橋も、その時代の跡です。神社の参拝で、阿波忌部や猿田彦の話をたどったあと、境内の奥でこの石橋に会うと、同じ土地に古代と近代が並んでいることが見えてきます。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性代々木八幡宮大宮八幡宮大宝八幡宮
水属性霧島神宮鳴無神社検見川神社
火属性山形 熊野大社住吉大社松陰神社
風属性品川神社武雄神社伏見稲荷大社
空属性吉備津神社吉野神宮近江神宮

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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