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【神社属性:空属性】玉置神社| 玉石に神宝を鎮めた奥の宮

玉置神社の神社属性は、空属性です。

玉置神社は、奈良県十津川村の玉置山、標高1000メートルほどの山頂近くに鎮座しています。
この神社でまず引っかかるのは、社名にもある「玉」なんですね。奥にある玉石社には社殿がなく、玉石そのものを拝む古い形が残っていて、神武天皇が十種神宝を鎮めたとも、役小角(えんのおづぬ)や空海が如意宝珠を埋めたとも伝わります。山の神社なのに、参道には海底で生まれた枕状溶岩まで出てくるので、石の話が神宝から地形まで一気に広がっていく場所なのです。

この記事ではそんな玉置神社についてご紹介いたします。まずは玉置神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

空属性の玉置神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
玉置神社の属性空属性
相性の悪い属性地属性・風属性
相性の良い属性空属性・水属性・火属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは玉置神社の基本情報と、普段の参拝ではなかなか知ることができない話をご紹介していきますね。

玉置神社の基本情報

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項目内容
所在地奈良県吉野郡十津川村玉置川1番地
ご祭神国常立尊、伊弉諾尊、伊弉冊尊、天照大御神、神日本磐余彦尊
ご利益厄除け、心願成就、火防守護、勝運祈願など
祭事玉置神社例祭、玉石社例祭など
公式HP→玉置神社の公式サイトはこちら

玉置神社は、大峰山脈の南端にある玉置山の頂上近くにあります。創建は第10代崇神天皇の時代、王城火防鎮護と悪神退散のためと伝わります。古くから熊野から吉野へ向かう修験の行場となり、平安時代には玉置三所権現、また熊野三山の奥の院とも呼ばれました。今も大峯奥駈道の重要な聖地であり、山そのものをたどって参る神社なんですね。

玉置神社にまつわる話

玉石社に置かれた玉と、十種神宝の話

玉置神社の話は、本殿よりさらに奥にある玉石社から入ると、だいぶ見え方が変わります。

玉石社は、末社でありながら社殿を持ちません。杉木立の中に玉石があり、その石を拝みます。建物の中に神さまを迎える形よりも前の、石そのものを神の依り代とする古い信仰が、ここにはそのまま残っているんですね。

この玉石社には、神武天皇が東征の途中で十種神宝を鎮めて武運を祈ったという話があります。十種神宝は、饒速日命(にぎはやひのみこと)が天から授かったとされる十種類の宝です。鏡、剣、玉、比礼(ひれ)という布まで含まれていて、ただ飾っておく宝物ではなく、魂や命に関わる呪具として語られます。

この十種神宝を受け継ぐ話は、奈良県天理市の石上神宮へ伸びます。石上神宮では、饒速日命の子である宇摩志麻治命(うましまじのみこと)が、十種神宝を用いて神武天皇と皇后の長寿を祈ったことが鎮魂祭の始まりと伝わります。ここでいう鎮魂は、弱った魂をしずめて終わる話ではなく、御魂振りによって生命力をふるい起こし、玉の緒を結ぶという考え方なんですね。

玉置神社の「玉を置く」という名は、神宝を鎮めた話とよく合います。玉は丸い石であり、宝であり、魂の「たま」でもあります。玉石社の前に立つと、神武天皇の武運祈願、物部氏の神宝、石上神宮の鎮魂祭が、同じ「玉」という言葉の中に入ってくるのです。

さらに玉石社には、役小角や空海が如意宝珠を埋めたという話も伝わります。如意宝珠は、願いを満たす宝珠として仏教でも密教でも大切にされるものです。神武天皇の神宝、修験の祖とされる役小角、真言密教の空海が、同じ玉石社の話に出てくる。玉置神社が神社でありながら、修験道や密教の山でもあったことが、この石のまわりで分かってくるんですね。

国常立尊と、火で亡くなったイザナミ

玉置神社の本社には、国常立尊、伊弉諾尊、伊弉冊尊、天照大御神、神日本磐余彦尊が祀られています。

国常立尊は、『日本書紀』では天地が開けるはじめに現れる神として語られます。『古事記』では国之常立神と書かれ、独神となって身を隠す神です。はじめに出てきて、姿は表に残らない。けれど玉置山には、常立杉という杉があります。神名の「常立」と、杉の名の「常立」が同じ境内にあるので、国の根元に立つ神と、山で長く立ち続ける杉が、同じ言葉で呼ばれているんですね。

その国常立尊のそばに、伊弉諾尊と伊弉冊尊が並びます。この夫婦神は、国生みと神生みを行った神ですが、話の終わりはかなり激しいものです。伊弉冊尊は火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)を生んだことで身を焼かれ、黄泉の国へ行きます。伊弉諾尊は妻を連れ戻そうとして黄泉へ向かいますが、見てはならない姿を見てしまい、逃げ帰ってから禊をします。

この禊の中で、天照大御神、月読命、須佐之男命が生まれます。火で妻を失い、水で穢れを落とし、そこから太陽の神が生まれる。玉置神社の創建伝承には王城火防鎮護がありますが、その祭神の中に、火で死んだ女神と、水で祓った男神が祀られているんですね。

玉置神社は火を鎮めるための神社として語られ、同時に火で黄泉へ向かった女神を祀ります。そこに天照大御神も入り、神武天皇である神日本磐余彦尊も入ります。天地のはじめ、国生み、黄泉、禊、天照、神武東征まで、神話のかなり太いところが一社の祭神に集められているのです。

熊野三山の奥の院と、修験の山

玉置神社は、熊野三山の奥の院と呼ばれてきました。奥の院という言葉がある通り、ここは人里の中の社というより、熊野のさらに奥、山を越えた先にある聖地として見られてきた場所です。

大峯奥駈道には七十五靡(なびき)と呼ばれる行場があり、玉置山はその第十番にあたります。靡とは、修験者が礼拝する行場のことです。熊野から吉野へ、また吉野から熊野へと山を進む修験者にとって、玉置山は通過地点というより、身を整え、祈りを置いていく場所だったんですね。

平安時代には神仏習合が進み、玉置神社は玉置三所権現とも呼ばれました。権現とは、仏が日本の神の姿を借りて現れるという考え方の神名です。いまは神社として参拝しますが、境内には旧高牟婁院(たかむろいん)だった社務所・台所が残り、修験者が参籠した場所の名残もあります。

神社なのに護摩の火が見え、玉石社には宝珠の話があり、熊野三山の奥の院とも呼ばれる。玉置神社では、神と仏が分けられる前の山の信仰が、きれいに整理されすぎないまま残っています。そこが玉置神社らしいところなのです。

玉置神社の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

三柱神社には、稲の神と風の神がいる

玉置神社の境内には、摂社の三柱神社があります。祀られているのは、倉稲魂神(うがのみたまのかみ)、天御柱神(あめのみはしらのかみ)、国御柱神(くにのみはしらのかみ)です。

倉稲魂神は、稲荷信仰でよく知られる穀物の神です。名前の「ウカ」は食物を表す古い言葉で、伏見稲荷大社の祭神としても知られます。三柱神社は別名を稲荷社とも呼ばれるので、ここだけ見ると稲荷の神さまの社に見えます。

ところが、同じ社に天御柱神と国御柱神がいます。この二柱は、奈良県の龍田大社で風の神として祀られる神です。龍田の風神は、風そのものというより、空気、生気、風力を司る神として語られます。御柱という名前も、天と地の中心に立つ柱を思わせる名なんですね。

玉置神社の本社には国常立尊がいて、三柱神社には天御柱神と国御柱神がいる。常に立つ神、天の柱、国の柱。玉置山の境内では、「立つ」「柱」という言葉が妙に多いのです。山の上にある神社で、稲の神と風の神が同じ社にいるのも、山の暮らしを考えると納得できます。稲には雨と風が関わり、風は航海にも関わり、山の向こうには熊野の海があります。三柱神社には、田畑、風、海上安全までが一緒に入っているんですね。

古い伝承では、三柱神社を三狐神として語る話もあります。天狐、地狐、人狐という名が出ることもあり、さらに玉置山では神の使いを狼とする民俗も語られてきました。狐憑き、猪や鹿の田畑被害、山の獣への恐れ。山里の困りごとは、稲荷や狼の信仰と同じ場所へ持ち込まれていったのです。

十津川は「遠津川」と書かれた

玉置神社がある十津川村は、日本で最も面積の広い村として知られています。山が深く、川が長く、奈良県にありながら熊野の文化圏も近い場所です。

十津川という地名は、古くは「遠津川」と書かれました。都や津、つまり港から遠い川という意味が込められていたとされます。名前の通り、中央から見れば遠い川の村だったんですね。

この十津川には、神武天皇を導いた八咫烏(やたがらす)を祖先と見る伝承もあります。八咫烏は、熊野で道に迷った神武天皇を大和へ導く鳥です。三本足のカラスとして知られますが、神話の中では山道を知る案内役として出てきます。

玉置神社には、神武天皇が東征の途中で武運を祈ったという話があります。十津川には、八咫烏を祖先とする話があります。遠い川の村に、山道を導く鳥の伝承が残る。神武天皇の東征は、海から大和へ進むだけの話ではなく、熊野の山を越える話でもあったんですね。

明治の神仏分離後に、出雲の名が入る

玉置神社は、長く神仏習合の山として信仰されました。玉置三所権現と呼ばれ、修験者が入り、護摩の火も焚かれた場所です。

明治になると、神仏分離によって神社と寺は分けられていきます。十津川郷では寺院が廃され、村の信仰も大きく作り替えられました。その後、十津川郷の人々は協同一致のために出雲大社教へ布教を願い出て、玉置教会が置かれます。

玉置神社の境内に出雲大社玉置教会があるのは、急に出雲信仰が飛び込んできた話ではありません。神仏分離で山の信仰の形が変わったあと、十津川の人々が新しいよりどころを探した結果なのです。

玉置神社を見ると、古い磐座信仰、熊野修験、密教、神仏分離後の出雲大社教まで出てきます。山の神社として一つの姿に見えていても、時代ごとに祈りの形を引き受けてきた場所なんですね。

玉置神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

玉石社

玉石社は、玉置神社の中でも信仰上のパワースポットです。社殿を持たず、玉石を直接拝む場所で、玉置神社の始まりに関わる社と伝わります。

ここで大切なのは、玉石社が奥まった末社でありながら、玉置神社の名前そのものに関わる場所とされていることです。神武天皇が十種神宝を鎮めた話、役小角や空海が如意宝珠を埋めた話があり、神宝と宝珠が同じ石のまわりで語られます。

大峯修験では、本殿より先に玉石社へ参る習わしもあります。建物を見る場所というより、玉石を前にして、山の信仰の古い形に触れる場所なんですね。

神代杉・常立杉と杉の巨樹群

玉置神社の杉の巨樹群は、景観としての見どころであり、聖域としてのパワースポットでもあります。境内には神代杉、大杉、常立杉などの巨木があり、長く伐採が禁じられてきたため、山上に大きな杉が残りました。

神代杉という名前は、神代から立っているかのような古さを思わせます。常立杉は、祭神の国常立尊を思い出させる名です。国常立尊は天地のはじめに現れる神で、常立杉は境内で長く立つ杉。名前の響きが同じなので、木の前に立つと祭神の名が急に身近になるんですね。

杉の巨樹は、写真映えする観光名所としても知られます。ただ、玉置神社の場合は、巨木を見上げるだけでなく、山に入る前から人が木を守り、木が神域を守ってきた場所として見ると、参道の歩き方が変わります。

社務所・台所と枕状溶岩

玉置神社の社務所及び台所は、建築・文化財としての見どころです。もとは高牟婁院の建物で、神仏習合時代の玉置山を伝える貴重な建築です。修験者が参籠した場所を持ち、神社でありながら修験の山だったことを建物で見ることができます。

もう一つ、玉置山で見ておきたいのが枕状溶岩です。玉置神社の参道端には、海底に噴き出した玄武岩質のマグマが冷えて固まった岩が露出しています。いまは標高1000メートルほどの山の上ですが、その岩は海底火山で生まれたものなんですね。

玉置神社は、玉石社で石を拝む神社です。その同じ山に、海底でできた石が出ている。神話の玉、修験の宝珠、地質の枕状溶岩が、玉置山ではそれぞれ別の話として存在しています。参拝の途中で枕状溶岩を見ると、玉置山が神話だけでなく、紀伊半島そのものの成り立ちにも関わる山だと分かります。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

神社属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性伊佐須美神社伊勢山皇大神宮宇佐神宮
水属性亀戸天神社金蛇水神社金比羅神社
火属性住吉大社松陰神社上野東照宮
風属性伊弉諾神宮一言主神社岩木山神社
空属性御嶽神社高千穂神社桜神宮

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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