古峯神社の神社属性は、火属性です。
栃木県鹿沼市の山深い古峯ヶ原に鎮まる古峯神社は、日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀る神社です。
境内には大天狗、烏天狗(からすてんぐ)の面や額が数多く納められ、「天狗の社」として知られています。
天狗が前に出てくる神社なのに、中心にいるのは、焼津で火に囲まれ、草をなぎ、火を逆に返した日本武尊なんですね。
この記事ではそんな古峯神社についてご紹介いたします。まずは古峯神社の属性相性から見ていきましょう。

火属性の古峯神社と相性が良い属性・悪い属性

| 項目 | 属性 |
|---|---|
| 古峯神社の属性 | 火属性 |
| 相性の悪い属性 | 風属性・水属性 |
| 相性の良い属性 | 火属性・空属性・地属性 |
相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
さて、ここからは古峯神社の基本情報と、普段の参拝では知ることができない話をご紹介していきますね。
古峯神社の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県鹿沼市草久3027 |
| ご祭神 | 日本武尊 |
| ご利益 | 火防、開運、交通安全、商売繁盛など |
| 祭事 | 古峯祭、天狗祭など |
| 公式HP | →古峯神社の公式サイトはこちら |
古峯神社は、前日光の山あい、古峯ヶ原に鎮まる神社です。火防、開運、交通安全、商売繁盛などの信仰で知られ、全国から講中の参拝も集めてきました。
御祭神の日本武尊は、第12代景行天皇の皇子とされる神話上の英雄です。幼名は小碓尊(おうすのみこと)、『古事記』では倭男具那命(やまとおぐなのみこと)とも呼ばれ、西へ東へと遠征する姿で語られます。
古峯神社にまつわる話
日本武尊は、焼津で火を返す
古峯神社の火防信仰をたどると、日本武尊の東征神話へ入っていきます。
日本武尊は東国へ向かう途中、駿河の野で敵にだまされ、草原に火を放たれます。あたり一面に火が迫る。そこで日本武尊は、草薙剣(くさなぎのつるぎ)で周囲の草をなぎ払い、迎え火をつけて、火を逆に敵のほうへ返したと語られます。
火を避けるのではなく、火を読んで、火で返す。古峯神社の火防は、この場面を知ると見え方が変わります。火を消す神というより、火の向きを変えて生き残った神なのです。
この時の草薙剣は、もとはスサノオがヤマタノオロチの尾から取り出した剣です。天照大御神(あまてらすおおみかみ)のもとへ渡り、のちに日本武尊へ授けられます。焼津の火難では、神話の奥から来た剣が、草をなぐ道具として働いているんですね。
走水では、弟橘媛が海へ入る
日本武尊の話は、火だけで終わらず、海へ出ます。東国へ向かう途中、走水(はしりみず)の海で船が荒れ、先へ進めなくなります。
その時、日本武尊の后である弟橘媛(おとたちばなひめ)が、自分が海へ入って海神の怒りを鎮めると言い、波の中へ身を投げます。すると海は静まり、日本武尊の船は渡れるようになったと伝わります。
火に囲まれた時は草薙剣で火を返し、海が荒れた時は后が身を投げる。日本武尊の東征は、武勇の話として語られますが、本人の強さだけで道が開く場面ばかりではありません。剣があり、后の死があり、その先に東国への道があるのです。
古峯神社で日本武尊を祀ると、焼津の火防から走水の海上守護まで話が広がります。火の神徳と海の神徳が、同じ東征の道の中に出てくるんですね。
天狗は、日本武尊の使いとして山を守る
古峯神社といえば、天狗です。社殿の中には、天狗の面や額、天狗の姿を描いた奉納品がたくさんあります。
古峯神社の天狗は、御祭神そのものではなく、日本武尊の使いとして語られます。赤い顔で鼻の高い大天狗、黒いくちばしを持つ烏天狗。山の中を飛び、災いを取り除く存在として信仰されてきました。
天狗は、もともと山伏や修験道とも関わりの深い存在です。山にこもって修行する人々、道なき山を歩く人々、村から見れば人間離れした動きをする者たち。そういう山の人の姿も、天狗の伝承には混ざっているんですね。
古峯神社が鎮まる古峯ヶ原は、日光へ向かう山岳修行の場でもありました。だから天狗の話は、急に出てきた飾りではなく、日本武尊の東征、火防の信仰、山伏の修行場がある古峯ヶ原という土地から出てきます。
勝道上人は、古峯ヶ原で修行して日光へ向かう
古峯神社の話を山の奥へ進めると、勝道上人(しょうどうしょうにん)が出てきます。勝道上人は、日光を開いた人物として知られ、男体山の登頂に挑んだ修行者です。
その勝道上人が修行した場所のひとつが、古峯ヶ原の深山巴の宿(じんぜんともえのしゅく)と伝わります。古峯神社からさらに山へ入った場所で、日光修験の大事な修行地でした。
「巴の宿」という名は、周囲の堀の形が巴文に似ていることから来たとされます。巴文は、神社の太鼓や瓦にもよく見る、渦を巻くような文様です。山中の修行場に巴の名が残り、そこから日光の男体山へ向かう。古峯神社は、天狗の社であると同時に、日光へ入る前の山の入口でもあったのです。
古峯神社の小話や裏話、豆知識

天狗の下駄やわらじが奉納される
古峯神社には、天狗の面だけでなく、下駄やわらじも奉納されています。願いがかなった人が、感謝として納めたものと伝わります。
天狗は空を飛ぶ存在として語られますが、奉納されるのは足元の道具です。下駄、わらじ、火ばし。飛ぶ天狗に、歩く道具を納める。この取り合わせが古峯神社らしいんですね。
山の信仰では、歩くことそのものが祈りになります。山道を登り、宿にこもり、講中で参拝する。天狗のわらじを見ると、空を飛ぶ神使の話が、山を歩いた人の足に戻ってくるのです。
古峯講は、山へ代わりに参る人を送った
古峯神社には、各地から古峯講の参拝がありました。講は、同じ信仰を持つ人々の集まりです。全員が毎回山へ行けるわけではないので、代表者が代参として参拝し、お札を受けて村へ持ち帰る形もありました。
山深い古峯神社へ参るには、時間も体力も必要です。だからこそ、講中でお金を出し合い、代表者を送る。神社と村の間を、人とお札が行き来していたのですね。
天狗は災いを飛んで取り除くと信じられました。村の人にとって古峯神社は、遠い山の上にある社でありながら、火防や家の安全を守る身近な神さまでもあったのです。
古峯ヶ原には、天狗が先回りする話もある
古峯神社の天狗には、山と村を行き来するような伝承もあります。参拝者の持ち物や土産が、本人より先に家に届いたという話や、借りた笠がひとりでに戻ったという話が伝わります。
天狗は山にいるだけの存在ではなく、人の暮らす場所へ先回りする。火の災いを払う、願いを届ける、物を運ぶ。こういう話を聞くと、古峯神社の天狗は、山の奥でじっとしている神使というより、山と里の間を動き回る存在として見えてきます。
古峯神社の見どころ・パワースポット

社殿の天狗面と奉納額
社殿に納められた天狗面や奉納額は、古峯神社を代表する見どころであり、天狗信仰のパワースポットです。
大天狗、烏天狗、さまざまな表情の天狗が並びます。願いがかなった人々の奉納品も多く、古峯神社がどれほど天狗信仰を集めてきたかが分かります。日本武尊の使いとしての天狗を感じたい方は、まずここをじっくり見るとよいですね。
古峯園
古峯園は、古峯神社の境内にある回遊式の庭園で、見どころです。大芦川の源流に近い水を引き、山の地形を生かして造られています。
春は桜や新緑、初夏には花しょうぶ、秋には紅葉が楽しめます。天狗や火防の印象が強い古峯神社ですが、古峯園に入ると、古峯ヶ原が水と森の山であることが分かります。山の水を見ながら歩ける場所なんですね。
深山巴の宿
深山巴の宿は、古峯神社から山へ入った場所にある、日光修験ゆかりのパワースポットです。勝道上人が修行したと伝わり、日本武尊も祀られています。
ここは観光の見どころというより、古峯ヶ原が修行の山だったことを知る場所です。古峯神社の天狗信仰を、山伏や日光開山の話まで深めて見たい方には、とても大事な場所になります。
神社属性(繭気属性)の意味と考え方

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。
「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。
神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。
この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
あなたの属性の調べ方|計算方法
西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。
A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。
<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8
最後に、出た数字を属性に当てはめます。
1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。
計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。
属性別おすすめ神社

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。
全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。
