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【地属性】笠間稲荷神社|胡桃を残した稲荷と白い獣の山

笠間稲荷神社の神社属性は、地属性です。

茨城県笠間市にある笠間稲荷神社は、日本三大稲荷のひとつに数えられる古社です。古くは胡桃の森に祀られ、「胡桃下稲荷」と呼ばれていました。ある夜、稲荷の神は笠間藩主の夢に現れ、目が覚めると枕元に胡桃が残っていたと伝わります。

胡桃を置いていく神、老人に化ける狐、白い獣がいた佐白山。笠間稲荷神社の話は、稲荷の赤い鳥居より先に、山と森と狐のほうから顔を出してくるのです。

この記事ではそんな笠間稲荷神社についてご紹介いたします。まずは笠間稲荷神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

地属性の笠間稲荷神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
笠間稲荷神社の属性地属性
相性の悪い属性水属性・空属性
相性の良い属性地属性・火属性・風属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは笠間稲荷神社の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。

笠間稲荷神社の基本情報

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項目内容
所在地茨城県笠間市笠間1番地
ご祭神宇迦之御魂神
ご利益商売繁盛、五穀豊穣、殖産興業、火防など
祭事初午祭、笠間の菊まつりなど
公式HP→笠間稲荷神社の公式サイトはこちら

笠間稲荷神社は、白雉2年、651年の創建と伝わる稲荷神社です。ご祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)で、稲や食べ物を司る神として信仰されてきました。

江戸時代には笠間藩主の崇敬も受け、農業、商い、火防の願いを抱えた人々が参拝する社となっていきました。秋には笠間の菊まつりが行われ、春の藤とあわせて、花の社としても親しまれています。

笠間稲荷神社にまつわる話

胡桃の森にいた稲荷

笠間稲荷神社は、古く「胡桃下稲荷」と呼ばれていました。「胡桃下」は「くるみがした」と読みます。胡桃の木が茂る場所に祀られていた稲荷、という名なのですね。

稲荷の社というと、朱色の鳥居や白狐がすぐ浮かびますが、笠間では最初に胡桃が出てきます。食べ物の神を祀る社の名に、固い殻を持つ木の実が入っている。そこへ、夢の話が加わります。

江戸時代、笠間藩主の井上正賢(いのうえ・まさかた)の夢に、稲荷の神が老人の姿で現れたと伝わります。老人は社地が狭いことを告げ、目が覚めると枕元に胡桃が残っていた。夢の中の出来事が、朝になると木の実になっているんですね。

この胡桃は、神が夢に出た証として語られます。言葉だけで済ませず、手に取れるものを一つ置いていく。稲荷の神はずいぶん具体的なことをする神なのです。

紋三郎稲荷と、狐が老人になる話

笠間稲荷神社には「紋三郎稲荷」という呼び名もあります。この名は、門三郎という人物の名から「紋三郎」へ転じたとも伝わります。笠間の稲荷信仰が利根川のほうへ広がっていく時、この名も人々の間で動いていきました。

紋三郎は狐の名としても語られます。民話では、紋三郎狐が老人に化けて、殿様の鷹を連れ戻した話があります。狐狩りで仲間が危うくなると、老人の姿になって人の世界へ入り込み、騒ぎを収めるのです。

稲荷の狐は、神そのものではなく、神の使いです。けれど笠間の話では、その狐が人の姿で現れ、殿様のそばまで入り、狐たちの命を守ろうとします。神の使いというより、土地の事情をよく知る古い住人のように見えてきます。

紋三郎稲荷は落語にもなりました。狐の皮の胴服を着た笠間藩士が狐と間違われ、話が妙な方向へ転がっていく噺です。狐に化かされる人間が、今度は狐のふりをしてしまう。稲荷の信仰が広いほど、こういう笑い話も生まれるんですね。

宇迦之御魂神は、稲を倉に入れる神

笠間稲荷神社のご祭神、宇迦之御魂神は、名前の中に「ウカ」があります。

この「ウカ」は食べ物、とくに稲や穀物に関わる言葉とされます。稲荷の神が商売繁盛の神として信仰される前に、まず食べるもの、蓄えるもの、田畑の実りがあるのです。

『古事記』では、宇迦之御魂神はスサノオと神大市比売(かむおおいちひめ)の子として語られます。きょうだいには、大年神(おおとしのかみ)がいます。大年神は年の実りに関わる神で、正月の「年神さま」にも通じる神です。スサノオの子どもたちの中に、荒ぶる海や嵐とは違う、田畑と暦の神がいるんですね。

『日本書紀』の一書では、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)として出てきます。イザナギとイザナミが飢えた時に生まれた神、と語られるのです。飢えた時に生まれる食べ物の神。神話の中でもかなり切実です。

「倉稲魂」という字を見ると、稲が田んぼに立っている時より、刈り取られて倉に納められた後の姿が見えてきます。稲は食べ物であり、蓄えであり、富でもあります。商売繁盛の願いは、いきなり財布の話へ飛ぶのではなく、米を守る倉のところから始まっているのです。

笠間稲荷神社では、御神饌田(ごしんせんでん)で御田植祭も行われます。神前に供える米を育てる田んぼです。ウカノミタマの話が、古い神話の中に閉じこもらず、今も田植えの手つきとして残っているんですね。

笠間稲荷神社に小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

笠間という名と、白い獣の佐白山

笠間という地名は古く、『常陸国風土記』にも「笠間村」と見えます。地名の由来にはいくつかの説があり、笠間盆地の形がすげ笠を裏返したように見えた、という話があります。山に囲まれた土地を、昔の人は笠の形で見たのですね。

別の説では、「風間」が転じたとも、竹や葦が立つ湿地の間から来たともいわれます。このあたりは涸沼川の水系にも関わる土地です。山があり、川があり、湿った低地があり、焼き物の土も出る。笠間稲荷神社を見に行く時、社の背後にはそういう土地の形があります。

笠間の町を見下ろす佐白山は、古く「三白山」と呼ばれたと伝わります。白い雉、白い狐、白い鹿がいたから三つの白。のちに佐白山と書かれるようになりました。

ここで、笠間稲荷の狐と山の白狐が同じ土地に出てきます。稲荷の白狐は神の使いとして語られ、佐白山の白狐は山の名の由来に入っています。白い狐が、社の中にも、山の昔話にもいるのです。

佐白山には中世、正福寺という大きな寺があり、のちに笠間城も築かれました。山の上には寺、城、神社の話が積もり、町の中心には稲荷が祀られる。笠間稲荷神社の参道を歩く時、後ろの山にも古い物語が残っています。

稲荷の本殿に龍がいる

笠間稲荷神社の本殿は、江戸時代末期に建てられた総けやき造りの社殿です。
国の重要文化財に指定されており、彫刻の密度がたいへん濃い建物です。

稲荷の社殿なので狐を探したくなりますが、本殿には龍がいます。「三頭八方睨み龍」と呼ばれる彫刻があり、どこから見ても龍に見られているように感じる造りです。稲荷の神を祀る場所で、龍がこちらを見る。水の神獣が、穀物の神の社を守っているようでもあります。

ほかにも、曲水の宴を題材にした彫刻があります。曲水の宴は、曲がった水路に酒杯を流し、杯が自分の前に来るまでに和歌を詠む遊びです。田の神、稲の神を祀る本殿に、中国の文人趣味と龍が彫られている。江戸の職人たちは、稲荷の社殿を作りながら、かなり広い世界を彫り込んだのです。

棟上げの祈りには、寺に関わる人々の名も見えます。稲荷信仰は、神と仏が同じ土地で祀られていた時代の匂いを残しています。狐は稲荷の使いであり、仏教側では荼枳尼天(だきにてん)とも関わって語られました。笠間の本殿を見る時、その古い信仰の混ざり方も、彫刻の奥に少し見えます。

藤と菊が、稲荷の季節を変える

笠間稲荷神社には、八重の藤があります。八重咲きの藤は珍しく、濃い紫の花が房になって下がります。見ごろは春の終わりごろで、稲荷の朱色とは違う色が境内に入ってきます。

秋になると、笠間の菊まつりがあります。明治時代に始まった古い菊の祭典で、境内や町が菊で飾られます。菊は皇室の紋にも使われる花であり、長寿や薬草の話も持つ花です。

稲荷は米の神で、春には田植えがあり、秋には収穫があります。そこへ藤と菊が加わると、笠間稲荷神社は季節ごとに姿を変えます。春の藤、初夏の田植え、秋の菊。狐の社に、花と稲の暦が入り込んでいるんですね。

笠間稲荷神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

本殿

本殿は、笠間稲荷神社の信仰の中心であり、参拝の大切な場所です。宇迦之御魂神が祀られる場所なので、商売繁盛、五穀豊穣、殖産興業、火防を願う人にとってのパワースポットです。

建築としても見どころです。総けやき造りの社殿に、龍や曲水の宴などの彫刻が細かく刻まれています。稲荷の社で狐を探していると、龍がこちらを見ている。そこが笠間稲荷神社の本殿らしいところです。

八重の藤

八重の藤は、境内で春に見たい場所です。濃い紫色の花が重なって咲き、一般的な藤とは違うふっくらした姿になります。

こちらは信仰上の中心というより、植物の見どころです。稲荷の朱色の境内に紫の藤が入る季節は、社の印象がかなり変わります。春の終わりごろに参拝するなら、本殿とあわせて見たい場所です。

笠間の菊まつり

秋の笠間稲荷神社では、笠間の菊まつりが大きな見どころになります。境内や門前に菊が並び、稲荷の参拝と花の祭りが一緒になります。

菊は長寿や薬草の話を持つ花です。稲荷の神が米を守り、秋に菊が咲く。収穫の季節に、実りと花が同じ場所へ集まる祭りなのですね。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性国府宮神社札幌諏訪神社市比賣神社
水属性青島神社赤間神宮川越熊野神社
火属性竈門神社根津神社鹿島神宮
風属性車折神社宗像大社上杉神社
空属性防府天満宮北野天満宮鷲子山上神社

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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