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【風属性】伏見稲荷大社|餅が白鳥になり稲の山へ飛んだ

伏見稲荷大社の神社属性は、風属性です。

伏見稲荷大社と聞くと、朱の鳥居が山へ吸い込まれていく千本鳥居を思い浮かべる方が多いと思います。けれど、この神社のはじまりに出てくるのは鳥居ではなく、弓で射られた餅です。

『山城国風土記』逸文には、秦伊呂具(はたのいろぐ)が餅を的にして矢を射ると、その餅が白鳥になって飛び、山の峰に止まり、そこに稲が生じたと伝わります。食べものを的にした人間の手元から、稲そのものが山へ飛んでいく。伏見稲荷大社の由緒は、最初から少し手痛い形で「稲」と「山」を結んでいるんですね。

この記事ではそんな伏見稲荷大社についてご紹介いたします。まずは伏見稲荷大社の属性相性から見ていきましょう。

目次

風属性の伏見稲荷大社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
伏見稲荷大社の属性風属性
相性の悪い属性空属性・火属性
相性の良い属性風属性・地属性・水属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは伏見稲荷大社の基本情報と、普段の参拝ではなかなか知る機会のない話をご紹介していきますね。

伏見稲荷大社の基本情報

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項目内容
所在地京都府京都市伏見区深草薮之内町68番地
ご祭神田中大神、佐田彦大神、宇迦之御魂大神、大宮能売大神、四大神
ご利益商売繁昌、五穀豊穣、産業興隆、家内安全など
祭事初午大祭、稲荷祭など
公式HP→伏見稲荷大社の公式サイトはこちら

伏見稲荷大社は、全国に広がる稲荷信仰の総本宮です。JR奈良線の稲荷駅を降りてすぐ、京阪本線の伏見稲荷駅からも徒歩で参拝しやすい場所にあります。

稲荷大神(いなりおおかみ)が稲荷山に鎮まったのは、和銅4年、つまり711年の二月初午の日と伝わります。千本鳥居が有名ですが、本殿の背後にある稲荷山を巡る「お山する」参拝も、伏見稲荷大社らしい信仰の形なんですね。

伏見稲荷大社にまつわる話

餅を射たら白鳥になった、という社名の話

伏見稲荷大社の古い由緒には、深草の長者であった秦伊呂具が登場します。秦氏は、深草の土地と深く関わった氏族です。

『山城国風土記』逸文では、秦伊呂具が餅を的にして矢を射ったところ、その餅が白鳥に変わって飛び去り、山の峰に止まったとされます。そこに稲が生じたため、イナリの名が起こったという話です。

この話、かなり妙です。神さまが突然現れるのではなく、人間が食べものを粗末にしたところから始まります。しかも、餅は砕けるのではなく、白い鳥になって山へ行くんですね。食べものが逃げるように山へ飛び、その場所から稲が生える。稲荷の名が、稲の生まれる場所として語られているのです。

古い表記では「稲荷」よりも「伊奈利」が出てきます。社記には、和銅4年2月の初午の日、伊呂具秦公が三柱の神を伊奈利山の三ヶ峰に祀ったところ、その年は五穀がよく実り、蚕織(さんしょく)も成ったと伝わります。稲の実りと、糸を生む蚕。秦氏らしい生産の話が、ここで一緒に出てくるんですね。

いま伏見稲荷大社は商売繁昌の神社として広く知られていますが、古い由緒をたどると、米が実ること、蚕が育つこと、暮らしのもとになるものが増えることへ行きます。商売の前に、まず食べものと生産があるのです。

稲荷山の三ヶ峰と「お山する」信仰

伏見稲荷大社は、社殿だけで完結する神社ではありません。本殿の背後に稲荷山があり、その山そのものが信仰の中心にあります。

稲荷山は東山三十六峰の南端にある霊峰で、最高峰の一ノ峰は標高233メートル。山中には一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰をはじめ、古くから神が鎮まる場所として拝まれてきた神蹟(しんせき)が点在しています。

この稲荷山を巡拝することを「お山する」といいます。千本鳥居をくぐって奥社奉拝所へ進み、さらに山へ入っていくと、鳥居、石のお塚、小さな社、神名を刻んだ石が次々に現れます。人の願いが、木の鳥居や石の名前として山の中に置かれているんですね。

御膳谷(ごぜんだに)は、その稲荷山の中でも三ヶ峰の北背後にあたる場所です。かつては御饗殿(みあえどの)や御竈殿(みかまどの)があり、三つの峰へ神供をした所と伝わります。山の神々へ食を供える場所が、山の谷にあったのです。ここでも、稲荷の話は食べものへ戻っていきます。

五柱のご祭神と、宇迦之御魂大神の家筋

伏見稲荷大社の本殿には、五柱の神さまが祀られています。

田中大神(たなかのおおかみ)、佐田彦大神(さたひこのおおかみ)、宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)、大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ)、四大神(しのおおかみ)です。これらの神名は、稲荷大神の広い神徳を神名として表したものとされています。

中心になる宇迦之御魂大神は、『古事記』では須佐之男命(すさのおのみこと)と神大市比売(かむおおいちひめ)の子として出てきます。兄弟には大年神(おおとしのかみ)がいます。大年神は「年」の神で、古い日本語の年は稲の実りとも関わる言葉です。兄弟そろって、穀物の季節や実りを思わせる神名なんですね。

「ウカ」は食べもの、特に穀物の霊に関わる言葉とされます。『日本書紀』には倉稲魂命(うかのみたまのみこと)の表記もあり、「倉」の字が入ります。田で育った稲が刈り取られ、倉に納められ、そこに穀物の霊が宿る。伏見稲荷大社のご利益が商売や産業へ広がっていく前に、米を納める倉の感覚があるのです。

佐田彦大神は、道案内の神として知られる猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)と重ねて語られることがあります。千本鳥居の参道を進み、稲荷山を巡る神社に、道を開く神の名が入っている。ここも伏見稲荷大社らしいところです。

伏見稲荷大社の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

狐は稲荷大神のお使いである白狐

伏見稲荷大社といえば狐の印象が強いですが、狐は稲荷大神のお使いである眷属(けんぞく)として大切にされています。野山にいる狐というより、目に見えない白狐、つまり「びゃっこさん」としてあがめられる存在です。

境内の狐像は、玉、鍵、稲穂、巻物などをくわえていることがあります。玉は神霊、鍵は倉を開くもの、稲穂は稲荷の実り、巻物は知恵や神意を思わせます。稲荷の狐は、かわいい動物として置かれているというより、稲・倉・願い・神意を運ぶ存在として境内のあちこちにいるんですね。

奥社奉拝所のあるあたりは、通称「命婦谷(みょうぶだに)」とも呼ばれます。命婦は、宮中に仕えた女官の位にも使われた言葉です。稲荷信仰の狐には「命婦」という名で語られるものもあり、狐の姿をしたお使いが、ただの動物伝承よりも人に近い役目を持って語られてきたことがわかります。

朱い鳥居は、願いとお礼が山へ並んだもの

伏見稲荷大社の鳥居は、稲荷塗と呼ばれる朱で彩られています。朱は古くから魔を防ぐ色ともされ、木材を守る丹の色でもありました。伏見稲荷では、稲荷大神の豊かな力を表す色としても語られます。

千本鳥居の奉納は、江戸時代以降に広がった信仰です。願いが「通る」、または願いが「通った」ことへの感謝として、鳥居を奉納するようになりました。

だから千本鳥居は、見た目の美しい参道であると同時に、願い事が形になって並んだ道でもあります。鳥居をくぐるたびに、誰かの祈りやお礼の下を通っていることになるんですね。

東寺の僧侶が稲荷祭で神供をする

伏見稲荷大社には、東寺との関わりも残っています。稲荷祭の還幸祭では、神輿を中心とした列が東寺で僧侶による神供(じんぐ)を受けてから本社へ向かいます。

神社の祭りに、寺の僧侶が関わる。いまの感覚では少し不思議に見えますが、かつては神と仏が同じ土地の中で祀られ、寺社の行事にも互いの関係が深く入り込んでいました。

稲荷と仏教側の信仰では、荼枳尼天(だきにてん)の話も出てきます。荼枳尼天は白狐に乗る姿で語られることがあり、稲荷信仰と狐の印象を強めた存在のひとつです。伏見稲荷大社の狐が、神社の眷属として、また仏教側の神格とも関わりながら広がっていったことが見えてきます。

伏見稲荷大社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

千本鳥居|祈りと感謝が続く見どころ

千本鳥居は、伏見稲荷大社を代表する見どころです。本殿の奥から奥社奉拝所へ向かう参道に、朱の鳥居が幾重にも並びます。

ここは写真でよく知られる観光名所であり、鳥居奉納の信仰が形になった場所でもあります。朱のトンネルを歩くというより、願いが通った人、願いを託した人のしるしの中を進んでいく場所なんですね。

鳥居の朱と下部の黒、石畳、山の木々が続くので、同じような景色に見えても、歩くほど少しずつ角度や明るさが変わります。朝や夕方は人の多さも変わるため、参拝の印象もかなり違ってきます。

奥社奉拝所とおもかる石|稲荷山を遥拝するパワースポット

千本鳥居を抜けた先にある奥社奉拝所は、稲荷山三ヶ峰を遥拝する場所です。山へ入る前に、ここで稲荷山そのものを拝むことができます。

奥社奉拝所の右奥には、一対の石灯籠があります。ここにある「おもかる石」は、願い事を念じて石灯籠の頭の部分を持ち上げ、思ったより軽く感じれば願いが叶いやすく、重く感じれば叶いにくいとされる試し石です。

願いの結果を石の重さで見るという、かなり身体感覚に近い信仰です。頭で考えるより先に、腕に重さが来る。伏見稲荷大社の中でも、願いを自分の体で確かめるパワースポットとして知られています。

御膳谷・熊鷹社・御劔社|山中の神蹟をめぐる場所

稲荷山を奥まで巡るなら、御膳谷、熊鷹社、御劔社(みつるぎしゃ)にも触れておきたいところです。

御膳谷は、三ヶ峰へ神供をしたと伝わる場所です。大山祭では御饌石(みけいし)に中汲酒を盛った古式の土器を供え、祭員がヒカゲノカズラを首にかけて神蹟を巡ります。稲荷山の神々へ食を供える、古い山の祭りの形が残っているんですね。

熊鷹社のそばには新池があり、谺ヶ池(こだまがいけ)とも呼ばれます。行方知れずの人を探す時、池に向かって手を打ち、こだまが返る方向に手がかりがあるという言い伝えがあります。山の中で音の返る向きに頼る、少し怖さもある伝承です。

御劔社には、劔石(つるぎいし)、または雷石と呼ばれる神蹟があります。そばには焼刃の水と呼ばれる井戸もあります。謡曲『小鍛冶』では、三条小鍛冶宗近(さんじょうこかじむねちか)が稲荷大神の助けを得て、名刀小狐丸を鍛えたと語られます。稲の神の山に、刀を鍛える火と水の話が入り込んでいるのです。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性神田明神大山祇神社大神神社
水属性晴明神社太宰府天満宮津島神社
火属性阿蘇神社愛宕神社伊奈波神社
風属性玉前神社高麗神社小網神社
空属性穂高神社枚岡神社明治神宮

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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