石浦神社の神社属性は、風属性です。
金沢21世紀美術館や兼六園のすぐそばにある石浦神社は、金沢最古の宮と伝わる古社です。今は水玉のお守りや101鳥居で知られますが、古い名をたどると「三輪神社」が出てきます。
そしてこの三輪が、奈良の三輪山に鎮まる大物主大神(おおものぬしのおおかみ)の話へ広がります。街なかのかわいらしい神社に見えて、入口の奥には、山の神、白山の女神、長谷観音、金沢という地名の水まで入っています。
この記事ではそんな石浦神社についてご紹介いたします。まずは石浦神社の属性相性から見ていきましょう。

風属性の石浦神社と相性が良い属性・悪い属性

| 項目 | 属性 |
|---|---|
| 石浦神社の属性 | 風属性 |
| 相性の悪い属性 | 空属性・火属性 |
| 相性の良い属性 | 風属性・地属性・水属性 |
相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
さて、ここからは石浦神社の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。
石浦神社の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 〒920-0964 石川県金沢市本多町3丁目1-30 |
| ご祭神 | 大物主大神、大山咋大神、菊理媛大神、天照皇大神、天兒屋根大神、市杵島姫大神、誉田別大神 |
| ご利益 | 縁結び、家内安全、厄除け、安産など |
| 祭事 | 左義長、夏越の大祓など |
| 公式HP | →石浦神社の公式サイトはこちら |
石浦神社は、金沢市本多町に鎮座する神社です。兼六園、金沢21世紀美術館、国立工芸館の近くにあり、観光で金沢を歩く人も立ち寄りやすい場所にあります。
ご利益では縁結びがよく知られ、水玉守や御朱印も親しまれています。境内には101鳥居、逆さ狛犬、御神池、すし塚、包丁塚などがあり、かわいらしい授与品の印象から入っても、古い由緒へ進むと話がかなり深くなる神社なんですね。
石浦神社にまつわる話
三輪神社という古名と、大物主大神の話
石浦神社は、古くは三輪神社と号したと伝わります。三輪という名が出てくると、話は奈良の三輪山へ向かいます。三輪山の神として知られる大物主大神は、『古事記』や『日本書紀』では大国主神(おおくにぬしのかみ)の国づくりに関わる神として語られます。
大国主が国づくりで行き詰まった時、海の向こうから光る神が現れ、自分を大和の東の山にまつるよう求めます。『日本書紀』では、その神が大国主の幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)だと名乗るんですね。幸魂は人を幸せへ導く働き、奇魂は不思議な力で物事を成す働きとされます。
大物主大神は、山に鎮まる神であり、国づくりを助ける神であり、縁を結ぶ神としても信仰されてきました。石浦神社で縁結びが大切にされる時、その奥には三輪の神の性格も見えてきます。人と人の縁だけでなく、土地と神、古い村と城下町、神社と観音信仰まで、いくつもの関係を背負った神社なのです。
石浦山王、石浦大権現、そして石浦神社へ
石浦神社の名は、時代ごとに変わってきました。古くは三輪神社、神仏習合の時代には石浦山慈光院長谷寺、江戸時代には石浦山王、石浦大権現とも呼ばれました。明治の神仏分離を経て、石浦神社という名になります。
山王という名からは、大山咋大神(おおやまくいのおおかみ)の顔が見えてきます。大山咋大神は、近江の日吉大社で知られる山の神です。「咋(くい)」には杭を打つ、土地を支えるという意味を見ることがあり、山や土地の境を守る神として語られてきました。
石浦神社に大山咋大神がまつられることで、三輪の大物主大神だけでなく、山王信仰の筋も入ってきます。金沢城下のそばで、古い村の産土神として守られ、加賀藩の時代にも崇敬されたという話は、この山王の名を通すと少し見えやすくなります。街なかにある神社なのに、名前をほどくと山の神が出てくるんですね。
石浦郷七村と、金沢の水の話
石浦神社は、古くは石浦郷七村の産土神だったと伝わります。産土神(うぶすながみ)とは、その土地に生まれた人々を守る神のことです。石浦村は、小立野台地の端、犀川(さいがわ)右岸の河岸段丘に広がっていた土地とされます。河岸段丘は、川が長い時間をかけて削り、一段高い地面として残した場所です。
石浦神社の近くには兼六園があり、その水は犀川上流から辰巳用水で引かれています。さらに少し歩けば、金沢の地名の由来になったと伝わる金城霊沢があります。芋掘藤五郎(いもほりとうごろう)が山芋を洗うと砂金が出た、金を洗う沢だから金沢になった、という昔話です。
ここで、石浦神社の神仏習合時代の名にある「長谷寺」も顔を出します。長谷観音は、山や水、霊木、観音信仰と一緒に語られることが多い存在です。石浦神社は、三輪の神をまつる古社でありながら、長谷観音の名も持ち、金沢の水の伝承とも近い場所にあるのです。神社の境内から一歩外へ出ると、金沢という地名そのものの話がすぐそばにあるんですね。
ご祭神は、縁を結ぶ神だけで終わらない
石浦神社のご祭神は、大物主大神、大山咋大神、菊理媛大神(くくりひめのおおかみ)、天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、天兒屋根大神(あめのこやねのおおかみ)、市杵島姫大神(いちきしまひめのおおかみ)、誉田別大神(ほんだわけのおおかみ)です。
菊理媛大神は、白山信仰でよく知られる女神です。『日本書紀』の一書では、黄泉比良坂(よもつひらさか)で伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の間に立ち、何かを申し上げた神として登場します。何を言ったのかは記されていません。言葉の中身が残らず、仲を取り持った神として名が残るところに、この神の不思議さがあります。
天兒屋根大神は、中臣氏や藤原氏の祖神として知られ、祝詞や祭りの言葉に関わる神です。市杵島姫大神は宗像三女神の一柱で、水や航海、のちには弁財天信仰とも関係していきます。誉田別大神は応神天皇の神名で、八幡神として武家にも広く信仰されました。
石浦神社の祭神を並べると、縁結び、山王、白山、祝詞、水の女神、八幡という顔ぶれになります。金沢の城下にある一社の中へ、三輪、日吉、白山、宗像、八幡の神々が入っているのです。
石浦神社の小話や裏話、豆知識

水玉守と「きまちゃん」
石浦神社といえば、水玉守を思い浮かべる方も多いと思います。水玉模様のお守りは色の種類が多く、境内の明るい印象をつくっています。水玉という丸い形は、縁結びの神社らしく、円満や結びのイメージとも相性がよいんですね。
石浦神社には「きまちゃん」というキャラクターもいます。白い犬のような姿で、水玉守にも付くことがあります。古い由緒の神社に、今の参拝者へ向けたかわいらしい入口がある。三輪の神や山王の話へ入る前に、水玉ときまちゃんから入れるところが、石浦神社らしいところです。
すし塚と包丁塚
境内には、すし塚と包丁塚があります。すし塚は、寿司に使われた魚介への感謝を込める塚です。包丁塚は、料理人が使ってきた包丁に感謝し、役目を終えた道具を納める信仰と関わります。
食べ物を作る人にとって、包丁は毎日手にする道具です。魚をさばき、野菜を切り、食材を食卓へ出せる形にする。その道具を使い切って終わりにせず、塚としてまつるところに、商いの街・金沢の暮らしが見えます。神社の境内にあるのは神さまの話だけではなく、人が食べ、人が働き、道具を大切にしてきた話でもあるのです。
石浦神社の見どころ・パワースポット

101鳥居
101鳥居は、石浦神社の見どころです。朱色の鳥居が並ぶ参道は、兼六園や美術館の近くを歩いている時にも目に入りやすく、今の石浦神社を象徴する場所になっています。
百一という数も、少し引っかかります。百は区切りのよい数ですが、石浦神社の鳥居はそこから一つ進んだ百一です。令和元年の記念事業として建てられた鳥居なので、新しい時代へ一歩出る数字として百一が置かれているんですね。
朱の鳥居は稲荷社の印象も強く、境内の広坂稲荷神社へ向かう道としても見られます。写真に残す人が多い場所ですが、鳥居は本来、神域への入口です。朱色の列をくぐると、街なかの歩道から神社の内側へ、足の置き場が変わっていきます。
御神池と湧き水
御神池は、水にまつわるパワースポットです。石浦神社の境内には湧き水があり、御手洗池、行基薬師池とも呼ばれる池の伝承があります。行基(ぎょうき)は奈良時代の僧で、各地を歩き、橋や池を造った僧として語られる人物です。
行基が旅の途中、この池に足を入れて疲れをいやしたという話が残ります。そこから、足の健康や健脚を願う人が訪れる場所にもなりました。金沢の街は坂も多く、兼六園や小立野台地を歩くと足を使います。街を歩いてきた人が、湧き水の池の前で足の無事を願うというのは、土地の形にも合っているのです。
逆さ狛犬
石浦神社には、逆さ狛犬もあります。通常の狛犬は座った姿で神前を守りますが、加賀には逆立ちした狛犬がいくつも残っています。石工たちが技を見せるように彫ったともいわれ、石の狛犬なのに、前足で体を支える動きがあります。
狛犬は、神社の入口で邪気を防ぐ存在です。その狛犬が逆立ちをしていると、守りの姿に遊びが入ります。怖い顔でにらむだけの守護ではなく、体をひっくり返して境内を見張る。金沢の石文化と、神社の守りが同じ場所に置かれた見どころです。
神社属性(繭気属性)の意味と考え方

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。
「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。
神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。
この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
あなたの属性の調べ方|計算方法
西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。
A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。
<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8
最後に、出た数字を属性に当てはめます。
1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。
計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。
属性別おすすめ神社

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。
全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。
