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【水属性】熊野那智大社|滝を神として拝む結びの宮

熊野那智大社の神社属性は、水属性です。

和歌山県の那智山にある熊野那智大社は、熊野三山の一社です。この神社は、社殿の前にまず滝があります。那智御瀧(なちのおたき)そのものを神として拝み、そこから山腹の社殿へ熊野の神々を祀ったと伝わります。

主祭神の熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)は、伊弉冉尊(いざなみのみこと)と同じ神とされます。結びの神であり、黄泉の女神でもあるイザナミを祀る社の奥で、今も高さ133メートルの滝が落ち続けているのです。

この記事ではそんな熊野那智大社についてご紹介いたします。まずは熊野那智大社の属性相性から見ていきましょう。

目次

水属性の熊野那智大社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
熊野那智大社の属性水属性
相性の悪い属性火属性・地属性
相性の良い属性水属性・風属性・空属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは熊野那智大社の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。

熊野那智大社の基本情報

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項目内容
所在地和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
ご祭神熊野夫須美大神、熊野速玉大神など
ご利益縁結び、諸願成就、交通安全、延命長寿など
祭事那智の扇祭り、那智の田楽など
公式HP→熊野那智大社の公式サイトはこちら

熊野那智大社は、熊野本宮大社、熊野速玉大社とともに熊野三山の一社として信仰されてきました。那智山の中腹に社殿があり、その別宮である飛瀧神社(ひろうじんじゃ)では、那智御瀧そのものを御神体として拝みます。

熊野夫須美大神は「結宮(むすびのみや)」の神としても知られます。人と人の縁だけでなく、願いを結び、命を結び直すような信仰が、那智の滝と熊野の山の中で育ってきたのです。

熊野那智大社にまつわる話

那智は、滝を見つけてから神を祀った

熊野那智大社の話は、神日本磐余彦命(かむやまといわれひこのみこと)、のちの神武天皇が熊野へ入ったところから始まります。

神武天皇は丹敷浦(にしきうら)、今の那智の浜に上陸したと伝わります。そこから光り輝く山を目指して進み、那智御瀧を見つけたのです。

その滝に現れた神が、大己貴神(おおなむちのかみ)でした。大己貴神は、出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の名でも知られる神です。

国づくりをした神が、那智では滝の神として現れる。海から入った神武天皇が、山の奥で滝を見つけ、そこに国づくりの神を祀る。この順番が、那智山らしいところなんですね。

のちに熊野の神々が光ヶ峯(ひかりがみね)に降りたとされ、その神々と御瀧の神を山の中腹へ祀ったのが熊野那智大社の始まりと伝わります。

今の社殿を見てから滝へ向かう参拝もできますが、古い話の順番では、まず滝がありました。水が落ちる場所を神として拝み、そこから社殿の信仰が形を持ったのです。

熊野夫須美大神は、結びの神であり黄泉の女神でもある

熊野那智大社の主祭神、熊野夫須美大神は、伊弉冉尊と同じ神とされます。「夫須美」は「むす」に関わる名とされ、ものを生み、育て、結ぶ働きを持つ神として語られます。

イザナミは、『古事記』でイザナキとともに日本の国土を生み、山や川や海の神々を生みました。ところが火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)を生んだとき、火に焼かれて黄泉国へ行きます。国を生む女神が、死者の国へ行く女神にもなるのです。

イザナキは妻を迎えに黄泉へ向かいます。そこでイザナミは「見るな」と言いますが、イザナキは見てしまいます。姿を見られたイザナミは怒り、黄泉の者たちにイザナキを追わせます。夫婦で国を生んだ二柱が、最後は黄泉比良坂(よもつひらさか)で大きな石をはさんで別れるんですね。

熊野夫須美大神を「結びの神」として拝むとき、その奥にはイザナミのこの話があります。生む神であり、黄泉の神であり、そこからまた命を結ぶ神でもある。那智の水が落ち続ける場所に、この神が祀られているのです。

八咫烏は道案内を終えて、那智で石になった

熊野の神の使いとしてよく知られるのが、八咫烏(やたがらす)です。三本足の烏として描かれることが多く、神武天皇が熊野から大和へ向かうとき、道案内をしたと伝わります。

熊野那智大社では、八咫烏は御縣彦社(みあがたひこしゃ)に祀られています。導きの神、交通安全の神として信仰されるのも、神武天皇を大和へ導いた話から来ています。

面白いのは、案内を終えたあとの話です。八咫烏は熊野へ戻り、烏石(からすいし)に姿を変えて休んでいると伝わります。鳥が飛び、道を示し、役目を終えると石になる。那智の山では、鳥の伝承も最後に岩や石へ戻っていくのです。

この八咫烏は、熊野の神符にも姿を残します。熊野の烏牛王神符(からすごおうしんぷ)は、たくさんの烏文字で刷られた神符で、「おからすさん」とも呼ばれてきました。滝の若水で牛王神璽(ごおうしんじ)を刷る行事もあり、那智では水と烏と誓いが同じところに出てきます。

那智の扇祭りは、水の神を火で迎える

毎年7月14日に行われる那智の扇祭りは、熊野那智大社を代表する祭りです。
十二体の扇神輿(おうぎみこし)に神霊を遷し、御本社から那智御瀧へ向かいます。

この祭りは「那智の火祭り」とも呼ばれます。御瀧へ向かう参道を、十二本の大松明で清めるからです。那智といえば滝、水の神を思います。その水の神の道を、火で清める。水の場所へ、火が先に入って道をつくるのです。

扇神輿は、那智御瀧の姿をあらわすともいわれます。扇を立てた神輿が、山腹の社殿から滝へ戻る。そこへ大松明の炎が近づく。祭りの場では、水、火、扇、神輿、人の声が一度に動きます。

那智の田楽も、この祭りで奉納されます。田植や田刈の所作を含む古い芸能で、滝の水が田をうるおし、米になり、神前に供えられるところまで見えてきます。那智の祭りは、滝を拝む信仰が、火の祓いと米づくりまで抱えているのです。

熊野那智大社の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

烏牛王神符は、誓いにも使われた

熊野の烏牛王神符は、参詣した人々が持ち帰った神符です。家の神棚、入口、蔵などに祀られ、「おからすさん」とも呼ばれてきました。

この神符は、起請文(きしょうもん)にも使われました。起請文は、神仏に誓って約束を書く文書です。熊野の神の前でうそをつけば罰を受ける、という信仰があったため、重要な誓いに熊野の神符が用いられたのです。

八咫烏は神武天皇を導いた鳥です。その鳥の文字がびっしりと刷られた紙が、人の誓いを見張る。道案内の鳥が、今度は人の言葉の行き先を見ているようでもあります。

補陀洛渡海は、那智の浜から海へ出た

那智の信仰は、山の滝で終わりません。那智の浜には補陀洛山寺(ふだらくさんじ)があり、そこには補陀洛渡海(ふだらくとかい)の話が残ります。

補陀洛とは、観音菩薩が住むとされた海の彼方の浄土です。平安時代から江戸時代にかけて、僧たちは小さな舟に乗り、補陀洛を目指して那智の浜から海へ出たと伝わります。戻るための旅ではなく、浄土へ向かう旅でした。

那智では、神武天皇が海から上陸し、山へ入って滝を見つけます。補陀洛渡海では、僧が那智の浜から海の彼方へ出ていきます。海から山へ入る話と、山の信仰を背負って海へ出る話が、同じ那智の土地に残っているのです。

大樟の胎内くぐりと、イザナミの神

熊野那智大社の境内には、大きなクスノキがあります。樹齢は約850年と伝わり、幹の中が空洞になっていて、胎内くぐりができます。

胎内くぐりは、木の内側を通って外へ出る行いです。那智の主祭神がイザナミとされることを思うと、この大樟はかなり印象が変わります。イザナミは国や神々を生んだ女神です。その神を祀る境内で、参拝者が木の胎内を通る。

木の中へ入り、また外へ出る。派手な神話ではありませんが、那智の「結び」や「よみがえり」の信仰を、体でなぞるような場所になっています。

熊野那智大社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

那智御瀧・飛瀧神社|滝そのものを拝むパワースポット

熊野那智大社を訪れるなら、那智御瀧は外せません。別宮の飛瀧神社では社殿を持たず、滝そのものを御神体として拝みます。

那智御瀧は高さ133メートルの大瀑布で、「一の瀧」とも呼ばれます。上流には二の瀧、三の瀧もあり、那智山には多くの滝が修行の場として伝わります。

ここは、水の浄化、延命長寿、再生の信仰と関わるパワースポットです。滝を遠くから眺めるだけの景勝地としても美しい場所ですが、那智では滝そのものが神として拝まれてきました。

大門坂|熊野詣の足音が残る見どころ

大門坂は、熊野古道の面影を残す石畳の道です。両側には大きな杉が立ち、夫婦杉も知られています。

昔の熊野詣では、京から山や川を越えて多くの人が熊野を目指しました。上皇や貴族も歩き、のちには庶民も列をなして参詣したため、「蟻の熊野詣」と呼ばれるほどだったといわれます。

大門坂は、熊野那智大社へ向かう前に歩きたい見どころです。石段を上がることで、ただ車で社殿の近くへ行く参拝とは違い、山へ入っていく感覚が残ります。

那智原始林と大樟|森と再生のパワースポット

那智御瀧の背後には、那智原始林があります。シイ、ウラジロガシ、イスノキなどの照葉樹が残る森で、滝を抱える山そのものが信仰の場になっています。

境内の大樟は、胎内くぐりができる場所として親しまれています。木の内側を通るため、再生やよみがえりを願うパワースポットとして見られます。

熊野夫須美大神は、結びの神であり、イザナミの神でもあります。滝で身を清め、森の中で木の胎内をくぐる。那智では、水と木が同じ参拝の中に入ってくるのです。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性大麻比古神社地主神社中之嶽神社
水属性高龍神社諏訪大社太宰府天満宮
火属性上野東照宮須佐神社千葉神社
風属性恋木神社伊和神社花園神社
空属性御嶽神社高千穂神社桜神宮

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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