天岩戸神社の神社属性は、空属性です。
宮崎県高千穂町の天岩戸神社は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が岩戸にこもったと伝わる場所を拝む神社です。
太陽の神が隠れると、昼も夜も分からないほど世が暗くなり、神々は岩戸川のほとりに集まって、どうにか外へ出てきてもらおうと相談しました。神話の中では高天原の出来事なのに、ここでは川の水音を聞きながら、その相談場所まで歩いて行けるんですね。
この記事ではそんな天岩戸神社についてご紹介いたします。まずは天岩戸神社の属性相性から見ていきましょう。

空属性の天岩戸神社と相性が良い属性・悪い属性

| 項目 | 属性 |
|---|---|
| 天岩戸神社の属性 | 空属性 |
| 相性の悪い | 地属性・風属性 |
| 相性が良い属性 | 空属性・水属性・火属性 |
相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
さて、ここからは天岩戸神社の基本情報と、普段の参拝では知ることができない話をご紹介していきますね。
天岩戸神社の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1 |
| ご祭神 | (霊蹟天岩戸) |
| ご利益 | 開運、心願成就、厄除け、芸能上達など |
| 祭事 | 天岩戸注連縄御神事、天岩戸夜神楽三十三番大公開祭など |
| 公式HP | →天岩戸神社の公式サイトはこちら |
天岩戸神社は、岩戸川を挟んで西本宮と東本宮が向かい合うように鎮座しています。西本宮は、天照大御神が隠れたと伝わる「天岩戸」を拝む社です。谷の向こうの霊蹟そのものを仰ぐ形になっています。
東本宮は、岩戸から出た天照大御神が住まわれた場所と伝わります。西で「こもった岩戸」を拝み、東で「外へ出た後のアマテラス」を拝むので、境内をめぐるだけで、神話の前半と後半を歩くことになるのです。
ご利益としては、岩戸開きにちなむ開運や心願成就、神々の相談にちなむ知恵や道開き、天鈿女命(あめのうずめのみこと)の舞にちなむ芸能上達などが語られます。閉じたものを開く、暗くなった場面を明るい方へ動かす、という神話の形から、開運や心願成就の信仰が広がっているんですね。
天岩戸神社にまつわる話
岩戸にこもった太陽神と、外で相談する神々
『古事記』や『日本書紀』に語られる天岩戸の話は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴から始まります。スサノオは高天原で田のあぜを壊し、神殿を汚し、ついには機織りをしていた女たちの場所へ皮をはいだ馬を投げ込みます。天照大御神はその騒ぎを受けて、天の石屋戸(あめのいわやと)にこもってしまうのです。
太陽の神が岩戸を閉じると、高天原も葦原中国(あしはらのなかつくに)も暗くなります。そこで八百万の神々は天安河原(あまのやすかわら)に集まり、思兼神(おもいかねのかみ)に知恵を出させます。思兼神の名前は、たくさんの思いを兼ねる神として読むことができます。思兼神は、神々の考えを束ねる役目が前に出る神なんですね。
この相談で出てくる道具が、やけに具体的です。長鳴鳥を鳴かせ、天香具山の榊を取り、玉を掛け、鏡を作り、布刀玉命(ふとだまのみこと)が太玉串をささげます。太陽神を外へ呼び戻すために、鳥の声、木、玉、鏡、祝詞、舞がそろえられるのです。神話の大事件なのに、用意するものが祭りの段取りそのものになっているところが、天岩戸の話の手触りです。
アメノウズメの舞と、笑いで開く岩戸
岩戸の前で舞ったのが、天鈿女命です。アメノウズメは桶を伏せたような台の上に立ち、神がかりして舞い、神々がどっと笑います。岩戸の中にいるアマテラスは、自分がこもって世界が暗いはずなのに、外が妙ににぎやかなことを不思議に思います。
そのとき差し出されたのが鏡です。アマテラスが少し岩戸を開けると、鏡に映った自分の光を、外にいる別の尊い神だと思います。そこへ天手力男命(あめのたぢからおのみこと)が岩戸を引き開け、布刀玉命がしめ縄を張ります。太陽神を力ずくで連れ戻す場面なのに、きっかけは笑いで、最後は縄で「もう戻れません」と区切るんですね。
天岩戸神社の冬至の注連縄御神事は、このしめ縄の場面に関わります。冬至は一年の中で昼が短い日です。太陽の力がいちばん弱く見える日に、もう一度岩戸を閉じさせないための縄を張る。神話の出来事を、暦の上で日が戻り始める日に置いているのです。
高千穂という地名に残る、空が晴れる話
天岩戸神社のある高千穂は、天孫降臨の地としても語られます。『日向国風土記』の逸文には、臼杵郡の知鋪郷(ちほのさと)に二上峰(ふたがみのみね)があり、そこへ天孫が降りたという話が残ります。
その話では、地上が暗く、昼も夜も分からないほどだったため、二神が稲穂をもみにして四方へ投げます。すると空が晴れ、日月が照り出したので、高千穂と呼ばれるようになったと語られます。岩戸神話では太陽神が岩戸から出て世が明るくなり、高千穂の地名伝承では稲穂をまいて空が晴れる。別の話なのに、暗さを開く役目を、神と稲がそれぞれ担っているのです。
高千穂の神話は、山の上から天孫が降りる話と、岩戸川のそばで神々が相談する話が近い場所にあります。天の出来事を地上の山や川へ置いていく土地なんですね。
天岩戸神社の小話や裏話、豆知識

岩戸を投げた先が戸隠山という話
天岩戸の扉は、ただ開いたまま終わる戸ではありません。天手力男命が岩戸を引き開けた後、その戸を遠くへ投げ飛ばしたという話があります。投げられた岩戸が落ちた場所が、信州の戸隠山だと伝わるのです。
宮崎の天岩戸から、長野の戸隠へ。距離を考えると大げさな話ですが、神話の戸はそれくらい動きます。戸隠神社には天手力男命を祀る奥社があり、岩戸を開いた腕力の神が、投げられた戸の山に鎮まる形になります。岩戸を開く神が、岩戸を隠す山に祀られる。名前まで戸を隠しているのが、なんとも律儀です。
オガタマの枝と神楽鈴
アメノウズメが岩戸の前で舞う場面では、手に植物を持って舞ったとも語られます。その植物として知られるのが、オガタマの木です。オガタマは「招霊(おぎたま)」に通じるとも言われ、神霊を招く木として神社で大切にされてきました。
神楽で使う鈴は、オガタマの実の形に由来するという話があります。丸い実が集まった形を見てから神楽鈴を見ると、音を鳴らす道具としての顔に加えて、神を招く木の実を手にしているようにも見えます。天岩戸の前では、鏡や玉と同じくらい、音を鳴らすもの、揺れるもの、神を呼ぶものが働いていたのです。
天岩戸五社と、牛を祀る石神神社
天岩戸の周辺には、天岩戸五社と呼ばれる神社があります。落立神社、鉾神社、二嶽神社、石神神社などで、天岩戸神社を参る時には見えにくい、高千穂の神々の顔が出てきます。
その中の石神神社には、三毛入野命(みけぬのみこと)の使いであった牛を祀ったという口碑があります。神の使いというと鹿や鳥を思い浮かべることも多いのですが、ここでは牛です。高千穂の伝承では、神々は高い山や岩戸の奥にいるだけでなく、牛や稲や川のそばにも顔を出します。神話の舞台が暮らしの生き物にまで降りてくるんですね。
天岩戸神社の見どころ・パワースポット

西本宮と天岩戸遥拝所
西本宮は、天岩戸神社の中心となる信仰上のパワースポットです。拝殿の奥へ進むと、岩戸川の谷を挟んだ対岸に、天照大御神がこもったと伝わる天岩戸を遥拝する場所があります。
ここでは、神話の場そのものを拝む感覚が強くなります。目の前に見えるのは川と岩壁で、そこに「太陽神がこもった戸」を拝む形が残っています。岩戸の前で神々が騒ぎ、笑い、鏡を差し出した場面を、川を挟んで仰ぐのです。
天安河原と仰慕窟
天安河原は、八百万の神々が相談したと伝わる信仰上のパワースポットです。岩戸川沿いの道を歩いていくと、仰慕窟(ぎょうぼがいわや)と呼ばれる大きな洞窟が現れます。奥行きのある岩屋の中に小さな社があり、思兼神と八百万の神々が祀られています。
周囲には参拝者が積んだ石がたくさんあります。願いを込めて石を積むという信仰が広まり、洞窟の内外に小さな石塔が並ぶ景色になりました。神々の相談場所とされるところに、人々の願いが石の形で置かれているのです。
東本宮と岩戸を出た後のアマテラス
東本宮は、岩戸から出た後の天照大御神を祀る場所として伝わる見どころです。西本宮が「こもった場所」を拝む社なら、東本宮は「出てきた後に鎮まった場所」をたどる社になります。
境内には古木が多く、岩戸川の対岸にある西本宮とはまた違う静けさがあります。アマテラスは神話の中で、明るい神として語られる一方で、怒り、傷つき、岩戸へこもり、外の声に気づいて出てくる神です。東本宮へ回ると、その後半の姿まで参ることになるんですね。
神社属性(繭気属性)の意味と考え方

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。
「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。
神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。
この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
あなたの属性の調べ方|計算方法
西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。
A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。
<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8
最後に、出た数字を属性に当てはめます。
1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。
計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。
属性別おすすめ神社

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。
全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。
