本ページはプロモーションが含まれています

【火属性】鷲神社|熊手が福をかき込む浅草のおとりさま

鷲神社の神社属性は、火属性です。

東京・浅草の千束にある鷲神社(おおとりじんじゃ)は、十一月の酉の市で知られる「おとりさま」です。境内に並ぶ熊手は商売繁昌の縁起物として有名ですが、もとの話をたどると、天岩戸が開いた瞬間に一羽の鷲が出てきます。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)が岩戸にこもり、世の中が暗くなった時、神々は岩戸の前で祭りを始めました。その時、弦という楽器の先に鷲が止まるんですね。神々はこれを、世を明るくするよい鳥だと喜び、そこから天日鷲命(あめのひわしのみこと)の名が語られていくのです。

この記事ではそんな鷲神社についてご紹介いたします。まずは鷲神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

火属性の鷲神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
鷲神社の属性火属性
相性の悪い風属性・水属性
相性の良い属性火属性・空属性・地属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは鷲神社の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。

鷲神社の基本情報

スクロールできます
項目内容
所在地東京都台東区千束3-18-7
ご祭神天日鷲命、日本武尊
ご利益開運、商売繁昌、家内安全、勝運など
祭事例祭(酉の市)、初酉祭など
公式HP→鷲神社の公式サイトはこちら

鷲神社は「おとりさま」と呼ばれ、十一月の酉の日に開かれる酉の市で親しまれてきた神社です。酉の市では、開運や商売繁昌を願う熊手御守の「かっこめ」や、宝船・おかめ・小判などを飾った縁起熊手が並びます。

浅草名所七福神では寿老人もお祀りしており、長寿や健康を願って巡る人も多いんですね。江戸のころから、年の終わりが近づくと人が押し寄せる、浅草の大きな年中行事になっています。

鷲神社にまつわる話

天岩戸で弦の先に止まった鷲

鷲神社の祭神である天日鷲命は、名前の中に「鷲」を持つ神さまです。この鷲は、天岩戸の場面から出てきます。

須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴に心を痛めた天照大御神は、天岩戸の中にこもってしまいます。太陽の神が隠れるので、高天原も地上も暗くなる。そこで神々は、岩戸の前に集まり、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が舞い、天手力男命(あめのたぢからおのみこと)が岩戸を開く場面へ向かいます。

その祭りの中で、弦という楽器を司る神がいました。岩戸が開いた時、その弦の先に鷲が止まったと伝わります。神々は、この鳥を世の中に光が戻るしるしとして喜び、その神は鷲大明神、天日鷲命と称されるようになったんですね。鳥が空を大きく飛ぶ場面よりも、楽器の先に静かに止まる姿で語られます。音を出す道具の端に、光の戻りを知らせる鳥がいるのです。

天日鷲命は、諸国の土地を開き、ものを生み育てる神としても語られます。ここから阿波忌部(あわいんべ)の話へ伸びていきます。忌部は、古代の祭りに使う道具や布を受け持った氏族で、『古語拾遺』には、天日鷲命の子孫が木綿(ゆう)や麻を作る話が出てきます。この木綿は現在のもめんと違い、カジノキなどの繊維から作る神事用の白い布です。鷲の神は、鳥の名を持ちながら、祭りに供える布や麻の仕事にも顔を出すんですね。

日本武尊が武具の熊手を松に掛けた日

もう一柱の祭神が、日本武尊(やまとたけるのみこと)です。東国へ向かった日本武尊は、戦いの前にこの社へ立ち寄り、勝利を祈ったと伝わります。そして志を遂げて帰る途中、社前の松に武具の熊手を掛け、勝ち戦を祝いました。

その日が十一月の酉の日だったため、鷲神社の例祭日となり、酉の祭、今の酉の市になったといわれます。熊手は、もともと落ち葉や穀物を集める道具です。日本武尊の話では武具として出てきて、それが江戸の市では福をかき込む縁起物になっていきます。土や落ち葉を集める道具が、商売の福を集める道具になる。形は同じでも、願いの向きが変わっていくんですね。

酉の市の日には、午前零時の一番太鼓で祭りが始まります。熊手御守の「かっこめ」は、酉の市で授与される開運・商売繁昌のお守りです。「かっこめ」という音も、福をかき込め、という願いがそのまま口に残ったような響きです。

鷲大明神、長國寺、新吉原

江戸時代の鷲神社は、鷲大明神とも呼ばれていました。さらにこの場所は、長國寺と深い関係を持っていました。明治の神仏分離で神社と寺が分かれますが、酉の市の話には、鷲妙見大菩薩(わしみょうけんだいぼさつ)を祀る長國寺の存在も出てきます。

妙見は北極星や北斗七星への信仰と結びつく仏さまです。鷲、星、武運、開運。神社の天日鷲命と日本武尊の話の横で、寺の鷲妙見大菩薩が酉の日に開帳され、人が集まり、市が立つ。江戸の信仰は、鳥の神と星の仏を同じ「おとりさま」の名で受け止めていたのです。

浅草の酉の市が大きくにぎわった理由には、東側にあった新吉原も関わります。酉の市の日には遊郭内が開放されたともいわれ、参詣と見物と買い物が一度に押し寄せました。熊手を買う商人や職人、正月前の名物を求める人、吉原へ向かう人。『たけくらべ』に出てくる鷲神社のにぎわいも、この土地のざわめきの中から出てきます。

鷲神社の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

三の酉の年は火事が多いという俗信

酉の市は、十一月に酉の日が二回あれば二の酉まで、三回あれば三の酉まで行われます。この三の酉がある年は火事が多い、という俗信がありました。

もとは、宵に鳴かないはずの鶏が鳴くと火事が出る、という言い伝えと関わる話とされます。鶏は時を告げる鳥です。夜明けを知らせる鳥が、夜のうちに鳴く。そこで火の用心の話が出てくるんですね。三の酉のころは寒さが強まり、火を使う機会も増えます。迷信の形をしていますが、年末へ向かう町の火の扱いを戒める言葉でもありました。

八頭、黄金餅、切山椒

酉の市では熊手が目立ちますが、昔から売られてきた名物に八頭(やつがしら)があります。八頭は大きな芋で、「頭になる」「子が増える」という縁起を持ちます。出世と子宝を、芋の形と芽の出方に託したんですね。

黄金餅(こがねもち)は、粟をまぜた黄色い餅です。黄色が小判の色に見えるので、金持ちになる縁起物として売られました。現在は切山椒(きりざんしょう)が年の瀬の菓子として残っています。切山椒は、米の粉に砂糖と山椒の粉を入れてついた餅菓子です。山椒は葉も実も幹も使える木で、捨てるところが少ない。そこにも、商売の縁起が見られるのです。

おかめは岩戸の前で舞った神さまの顔

酉の市の熊手には、おかめの面が飾られることがあります。境内にも「なでおかめ」があり、顔の場所によって授かるご利益が違うと伝わります。

おかめは、お多福とも呼ばれる福の顔です。その奥には、天岩戸の前で舞った天宇受売命の姿があります。天照大御神がこもった岩戸の前で、神々を笑わせ、天照大御神を外へ向かわせた女神です。鷲神社の始まりに弦の先の鷲が出てきましたが、その同じ岩戸の場面に、おかめのもとになるウズメもいる。熊手の飾りに、岩戸の神話がひっそり入っているのです。

鷲神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

御社殿と熊手御守「かっこめ」

鷲神社の御社殿は、天日鷲命と日本武尊に参拝する中心の場所です。酉の市の日には、開運・商売繁昌を願う熊手御守「かっこめ」が授与され、午前零時の一番太鼓から参拝の人が動き出します。

御社殿は信仰上のパワースポットです。商売繁昌や開運を願う人は、境内の熊手店へ向かう前に、まず御社殿で手を合わせると、熊手が、神前の願いを受ける道具として見えてきます。日本武尊が武具の熊手を松に掛けた話を思い出すと、熊手の歯が福を集める形に見えてくるんですね。

なでおかめ

なでおかめは、鷲神社らしいパワースポットです。おでこをなでれば賢くなり、目をなでれば先見の明、鼻をなでれば金運、向かって右の頬は恋愛成就、左の頬は健康、口は災い除け、あごから時計回りになでると物事が丸くおさまると伝わります。

鼻がよくなでられるのは、商売繁昌の神社らしいところです。おかめの顔をなでる行為は、福を招く顔を自分の手で確かめるような参拝です。天岩戸で舞ったウズメの顔が、江戸の熊手に飾られ、今は境内でなでられている。笑いを起こした女神が、金運や恋愛や健康の願いまで引き受けています。

句碑と文学碑

境内には、其角(きかく)の句碑、正岡子規(まさおかしき)の句碑、樋口一葉(ひぐちいちよう)の文学碑や玉梓乃碑(たまずさのひ)があります。ここは文化や文学の見どころです。

其角は「春をまつことのはじめや酉の市」と詠みました。十一月の市なのに、もう春を待っている。江戸の人にとって、酉の市は冬を迎える行事であり、同時に正月の準備の始まりでもありました。子規の「雑閙や熊手押あふ酉の市」には、人の波の中で熊手がぶつかり合う様子が出ています。樋口一葉の『たけくらべ』にも鷲神社の酉の市が描かれ、千束や龍泉寺町の子どもたちの世界と、酉の市の大人のにぎわいが同じ町の中に置かれています。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

スクロールできます
属性神社1神社2神社3
地属性伊佐須美神社伊勢山皇大神宮宇佐神宮
水属性亀戸天神社金蛇水神社金比羅神社
火属性住吉大社松陰神社上野東照宮
風属性伊弉諾神宮一言主神社岩木山神社
空属性御嶽神社高千穂神社桜神宮

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

目次