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【神社属性:火属性】根津神社|スサノオと徳川将軍家の産土が残る江戸の権現社

根津神社の神社属性は、火属性です。

東京・文京区根津にある根津神社は、須佐之男命(すさのおのみこと)を中心に、大山咋命(おおやまくいのみこと)・誉田別命(ほんだわけのみこと)をまつる古社です。日本武尊(やまとたけるのみこと)が千駄木の地にまつったと伝わる社が、のちに徳川家宣(とくがわいえのぶ)の産土神として現在地へ移されました。

境内には、宝永3年の社殿、白蛇が住んだという榧(かや)の木、穴の中にまつられる乙女稲荷、家宣の胞衣塚(えなづか)まであります。将軍家の大造営なのに、残っているものがずいぶん生々しいんですね。

この記事ではそんな根津神社についてご紹介いたします。まずは根津神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

火属性の根津神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図

根津神社の相性は以下のようになります。

属性相性属性
相性が良い属性火属性・空属性・地属性
相性が悪い属性風属性・水属性
根津神社の代表属性火属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

根津神社の歴史やご祭神、ご利益などを知ることで、属性だけでは見えてこない魅力も重なっていきます。根津神社がどのような歴史や信仰を受け継いできたのかをご紹介します。

さて、ここからは根津神社の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。

根津神社の基本情報

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項目内容
所在地東京都文京区根津1-28-9
ご祭神須佐之男命、大山咋命、誉田別命など
ご利益厄除け、除災招福、心願成就、縁結びなど
祭事例祭、文京つつじまつりなど
公式サイト→根津神社の公式サイトはこちら

根津神社は、東京十社の一社としても知られる文京区の古社です。主祭神はスサノオ、大山咋命、誉田別命で、相殿には大国主命(おおくにぬしのみこと)と菅原道真公(すがわらのみちざねこう)もまつられています。

厄除けや除災招福の信仰が厚いのは、スサノオが荒ぶる災いを鎮める神として語られてきたことと関わります。そこへ、大国主の縁結び、道真公の学問、誉田別命の文武の神徳も加わるので、根津神社の祈りはかなり幅広いんですね。

社殿は宝永3年、五代将軍・徳川綱吉(とくがわつなよし)の命で造営されたものです。本殿・幣殿・拝殿・唐門・西門・透塀・楼門がそろって残り、江戸の権現造りを今も境内で見ることができます。

根津神社にまつわる話

千駄木の古社が、家宣の産土神として屋敷地へ移された

根津神社の古い由緒では、今から千九百年あまり前、日本武尊が東国へ向かう途中、千駄木の地にスサノオをまつったと伝わります。武神であるスサノオの力を仰いだ、という話です。

文明年間には太田道灌(おおたどうかん)が社殿を建てたとされ、江戸の町が大きくなる前から、この一帯で信仰されていました。そこへ徳川将軍家の事情が入ってきます。

現在の根津神社の場所は、もとは甲府藩主・徳川綱重(とくがわつなしげ)の山手屋敷でした。綱重の子が綱豊、のちの六代将軍・家宣です。家宣はこの屋敷で生まれました。

五代将軍・綱吉が家宣を養嗣子に定めると、家宣の産土神であった根津権現社へ屋敷地を献納し、千駄木の旧社地から現在地へ遷しました。産土神(うぶすながみ)とは、生まれた土地を守る神さまのことです。根津神社の場合、その言葉がかなり具体的で、境内には家宣の胞衣(えな・胎盤や胎児を包んだ膜)を納めた胞衣塚まで残っています。

将軍になる人物の生まれた屋敷へ、その産土神が移される。社殿は天下普請と呼ばれる大工事で建てられる。それでいて境内の片隅には、赤子の誕生に関わる胞衣塚が残る。政治の大きな話と、出生の小さな痕が同じ境内に置かれているのです。

スサノオのまわりに、稲荷・山王・大国主の神話が出てくる

根津神社の中心にいるのはスサノオです。『古事記』では、スサノオは高天原を追われ、出雲で八岐大蛇(やまたのおろち)を退治します。八つの頭と八つの尾を持つ大蛇に、何度も醸した強い酒を飲ませ、酔ったところを斬る。尾から出た太刀が、草薙剣(くさなぎのつるぎ)になるんですね。

根津神社の境内を歩くと、このスサノオの家族の話があちこちに顔を出します。乙女稲荷と駒込稲荷にまつられる倉稲魂命(うかのみたまのみこと)は、『古事記』ではスサノオと神大市比売(かむおおいちひめ)の子として語られます。稲荷の神さまが、スサノオの子として出てくるのです。

大山咋命も、遠くないところにいます。大山咋命は大年神(おおとしのかみ)の子で、大年神はスサノオの子です。大山咋命は日吉大社や松尾大社でも知られる山の神で、『古事記』では山末之大主神(やますえのおおぬしのかみ)という別名も見えます。山の末、つまり山の端や境を治める神という感じがある名です。

相殿の大国主命も、スサノオと深く関わります。大国主がまだ大穴牟遅神(おおなむぢのかみ)と呼ばれていたころ、根の堅州国でスサノオの試練を受けます。スサノオの娘・須勢理毘売(すせりびめ)に助けられ、蛇やムカデのいる部屋から逃れ、最後にはスサノオの太刀や弓矢を持って走り去る。逃げられたスサノオは、追いつめるかわりに「大国主となれ」と言葉をかけます。

根津神社のご祭神を名前だけ見ると、スサノオ、山の神、八幡の神、大国主、道真公と並びます。神話の糸をほどくと、スサノオの子、孫、娘婿まで境内にそろっているのが分かるんですね。

根津権現の時代の卍が、社殿に残っている

根津神社は、明治の神仏分離までは根津権現社と呼ばれていました。権現(ごんげん)とは、仏が神の姿をとって現れたもの、という神仏習合の考え方です。

そのころの根津権現社では、スサノオの本地仏を十一面観音、山王大権現の本地仏を薬師如来、八幡大菩薩の本地仏を阿弥陀如来としていました。神社でありながら、仏の名前がそのまま由緒の中に出てくる時代があったのです。

境内で目に入る卍も、この時代の名残です。根津権現社では卍を社紋として用いており、神仏分離の後も、由緒ある社殿は大きく変えられずに残されました。綱吉奉納の太刀にも、卍紋が散らされたものがあります。

神仏を分ける時代が来ても、宝永の社殿はその姿を保ちました。根津神社の社殿を見る時、朱塗りのきらびやかさと一緒に、卍の小さな印も見ておくと、根津権現と呼ばれていた時代が境内に残っているのが分かります。

根津神社の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

「根津」の地名には、丘の根と船着き場の話がある

根津という地名には、いくつかの説があります。ひとつは、根津権現社が現在地へ移ってから、このあたりが根津と呼ばれるようになったという見方です。

もうひとつは、もっと地形寄りの話です。根津は、忍が岡や向ヶ岡の「根」にあたり、そこに「津」、つまり船の着く場所があったという説があります。根の場所にある津。地名の中に、台地の裾と水辺の両方が入っているんですね。

今の根津神社は、境内の高低差もかなりあります。つつじ苑は小高く、神橋のあたりは少し低い。近くには、かつて藍染川(あいぞめがわ)という川も流れていました。根津という名を船着き場の地名として見ると、神社のまわりの坂や谷が、少し生々しく見えてきます。

白蛇の榧と、暗渠になった藍染川

境内には「願掛け榧」と呼ばれる榧の木があります。神使の白蛇が住み、人々が願いごとをするとかなったと言われる木です。

蛇は、日本各地で水や豊穣と関わって語られてきました。根津神社の白蛇も、榧の木だけで完結する話というより、この土地の水辺と合わせて見るとよく馴染みます。

根津の近くには、藍染川が流れていました。上駒込の長池あたりを水源とし、根津や谷中を通って不忍池へ注いだ川です。川筋に染物屋があり、川の色が藍色に染まったため、藍染川と呼ばれたという説があります。

藍染川は大正時代から暗渠(あんきょ・ふたをされて地下を流れる川)になり、今は水面が見えません。けれども、谷中と千駄木のあたりには、川筋の曲がりを残した「へび道」があります。根津神社の白蛇、穴の中の稲荷、近くを曲がっていた藍染川。どれも別々の話ですが、この土地では蛇と水の話が妙に近くに置かれているんですね。

乙女稲荷は、古くは穴稲荷と呼ばれた

根津神社の千本鳥居を進むと、乙女稲荷神社があります。池を見下ろす舞台造りで、朱い鳥居が連なる場所としてもよく知られています。

この乙女稲荷、古い記録には「穴稲荷」とあります。祠は、実際に穿たれた穴の中にまつられています。稲荷というと、鳥居が並び、狐がいて、商売繁盛の願いを思い浮かべる方も多いですが、ここでは稲荷の神が穴の奥に入っているのです。

乙女稲荷のご祭神は倉稲魂命です。倉稲魂の「倉」は穀物を納める蔵、「稲魂」は稲に宿る霊を思わせる名です。スサノオの子として語られる穀物の神が、根津の丘の穴にまつられている。千本鳥居の明るさの奥に、穴の信仰が隠れています。

つつじヶ岡は、徳川屋敷の庭から始まった

根津神社といえば、春のつつじを思い浮かべる方も多いですね。けれども、つつじヶ岡の始まりは、神社が現在地へ移る前の甲府徳川家の屋敷時代にあります。

綱吉の兄・徳川綱重の下屋敷だったころ、屋敷の西側の丘に、つつじの名所として知られた館林からキリシマツツジを移したことが始まりと伝わります。神社の花というより、まず徳川屋敷の庭の花だったのです。

江戸のころ、このあたりは「曙の里」とも呼ばれ、門前には茶屋が並びました。根津権現へお参りし、つつじを眺め、茶屋でひと休みする。信仰と行楽が同じ日におさまっていたんですね。

今のつつじ苑には、約100種3,000株のつつじがあります。戦災後、社殿の修復が終わったあとに荒れていた丘へ増植され、文京つつじまつりとして親しまれるようになりました。江戸の屋敷の庭から、根津の春の名所へと続いてきた花なのです。

根津神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

社殿・楼門・唐門・透塀|江戸の権現造りを見られる見どころ

根津神社の社殿群は、江戸中期の権現造りを今に伝える大きな見どころです。本殿、幣殿、拝殿がひと続きになり、その前に唐門や透塀、楼門が配されています。

楼門は、江戸の神社の楼門として今に残る貴重な建物です。楼門に安置されている随身像のうち、向かって右側は水戸黄門だと言われています。歴史上の人物が、門を守る神像の話に混じってくるのが江戸らしいところです。

透塀は、細い木を菱形に組み、内側が透けて見える塀です。全長は約200メートルあり、社殿をぐるりと囲んでいます。漆塗りの社殿だけを見て帰るには惜しいので、唐門から透塀の細工まで少し歩いて見ていくと、宝永の大造営がかなり大きなものだったと分かります。

願掛け榧と乙女稲荷|白蛇と穴稲荷のパワースポット

願掛け榧は、白蛇伝承が残るパワースポットです。白蛇は神使とされ、願いごとをするとかなったと言われてきました。蛇は脱皮する生きものでもあり、古くから再生や水の信仰と結びつけて語られることがあります。

乙女稲荷も、境内で人気の高いパワースポットです。千本鳥居をくぐって進むと、池を見下ろす舞台造りの社が現れます。朱い鳥居の参道は写真を撮る人にも人気ですが、祠が穴の中にあることまで見ると、この稲荷の古い姿が少し分かります。

乙女稲荷の神さまは倉稲魂命。穀物の神であり、稲荷信仰の中心にいる神です。根津神社では、スサノオをまつる本社のそばに、その子として語られる穀物神の稲荷がまつられていることになります。

つつじ苑|徳川屋敷の庭から続く花の見どころ

つつじ苑は、春の根津神社を代表する見どころです。4月の文京つつじまつりのころに公開され、早咲き・中咲き・遅咲きのつつじが順に咲いていきます。

つつじ苑は、小高い丘の上にあります。下から花を見上げる景色もよいですが、苑内へ入ると、楼門や社殿をつつじ越しに眺められます。江戸の屋敷地だったころの丘が、今は花の名所として開かれているのです。

根津神社のつつじは、花の名所としての明るさと、徳川家の屋敷跡という由緒が同じ場所にあります。参拝と花見を一緒に楽しめるのは、江戸のころの根津権現にもあった楽しみ方なんですね。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

神社属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性榛名神社須賀神社盛岡八幡宮
水属性二見興玉神社波上宮白山比咩神社
火属性伊奈波神社皆中稲荷神社葛原岡神社
風属性赤坂氷川神社川越氷川神社息栖神社
空属性穂高神社枚岡神社明治神宮

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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