亀戸天神社の神社属性は、水属性です。
東京都江東区亀戸にある亀戸天神社は、菅原道真(すがわらのみちざね)公を祀る下町の天神さまです。古くは「東宰府天満宮」「亀戸宰府天満宮」と呼ばれ、江戸の本所に太宰府を写すように、心字池と太鼓橋まで造られました。
天神さまといえば合格祈願ですが、この神社では、飛梅、牛、鷽、藤、池、橋まで、道真公のまわりの話がそのまま境内に置かれているんですね。
この記事ではそんな亀戸天神社についてご紹介いたします。まずは亀戸天神社の属性相性から見ていきましょう。

水属性の亀戸天神社と相性が良い属性・悪い属性

| 項目 | 属性 |
|---|---|
| 亀戸天神社の属性 | 水属性 |
| 相性の悪い属性 | 火属性・地属性 |
| 相性の良い属性 | 水属性・風属性・空属性 |
相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
さて、ここからは亀戸天神社の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。
亀戸天神社の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都江東区亀戸3丁目6番1号 |
| ご祭神 | 天満大神 |
| ご利益 | 学業成就、合格祈願、開運、芸能成就など |
| 祭事 | 鷽替神事、藤まつりなど |
| 公式HP | →亀戸天神社の公式サイトはこちら |
亀戸天神社は、天満大神(てんまんおおかみ)、つまり菅原道真公を祀る神社です。相殿には、菅原家の祖神とされる天菩日命(アメノホヒノミコト)も祀られています。古くは太宰府天満宮に対して「東宰府天満宮」「亀戸宰府天満宮」と呼ばれていました。
学問や合格祈願で知られますが、境内には藤、梅、菊、鷽、牛、心字池、太鼓橋、弁天社まであります。2月には梅、4月には藤、1月には鷽替神事があり、花と鳥と橋がそろった天神さまなのです。
亀戸天神社にまつわる話
江戸の本所に、太宰府を写した天神さま
亀戸天神社のはじまりには、一本の梅の枝が出てきます。
正保3年、九州太宰府天満宮の神官だった菅原大鳥居信祐(すがわらおおとりいのぶすけ)公が、道真公ゆかりの飛梅の枝で天神像を刻みました。
信祐公は天神信仰を広めるために諸国をめぐり、江戸の本所亀戸村にたどり着き、村にあった小さな天神のほこらにその像を祀ったと伝わります。天神さまを祀るために社を建てた、というより、飛梅の枝で刻まれた道真公が、まず小さなほこらに入ったのです。
そのあと、江戸は明暦の大火で大きく焼け、寛文2年に太宰府にならって、社殿、回廊、心字池、太鼓橋が整えられます。
ここで建てられたのは、道真公を祀る社殿だけではなく、心字池と三つの橋まで造っています。神さまを江戸へ迎える時に、太宰府の水辺と橋の形も持ってくる。焼けた江戸の町に、九州の太宰府を写すような話なんですね。
亀戸という地名にも、水の話が入っています。亀の形をした井げたから水が湧いた「亀ケ井」という古井戸の説、亀に似た島だったという説、「かみど」、つまり神戸だったという説があります。
亀戸天神社の心字池を見てからこの地名を読むと、池だけが水の場所なのではなく、土地の名前そのものにも井戸や島が残っているのです。
道真公は、学問の神になる前に雷の神になった
亀戸天神社のご祭神である天満大神は、菅原道真公です。
道真公は、今では合格祈願や学業成就の神さまとして知られます。けれども、天神信仰の奥には、都から太宰府へ流された道真公が、死後に怨霊となり、天変地異を起こしたという話があります。
黒雲に乗り、雷を操り、宮中にも雷を落としたと語られました。学問の神の前に、雷を落とす神だったのです。
『北野天神縁起絵巻』には、道真公が太宰府の天拝山に登り、無実の罪を天に訴える場面があります。その祈りに天が応え、「天満大自在天神(てんまんだいじざいてんじん)」という神としての名が下されたと語られます。永延元年には、一条天皇から「北野天満大自在天神」の神号を賜ったともされます。
亀戸天神社の本殿前には、受験生の絵馬や学業祈願が集まります。その神さまが、もともとは雷をまとって恐れられた道真公です。
雷の神が、江戸の水辺で、梅と藤と木彫りの鷽に囲まれている。天神信仰は、ここが少し不思議なのです。
牛が、道真公の眠る場所を決めた
天神さまといえば、牛です。
道真公は承和12年、乙丑(きのとうし)の年に生まれたとされます。それだけなら干支の話で終わりますが、牛は道真公の最期にも出てきます。
道真公が太宰府で亡くなった時、「人に引かせず、牛の行くところにとどめよ」と遺言したという伝承があります。遺がいを運ぶ牛車の牛が途中で座り込んで動かなくなり、その場所を墓所とした。そこが安楽寺で、現在の太宰府天満宮へ続いていきます。
天神さまの牛が伏せた姿で置かれるのは、この話と関わります。立って進む牛ではなく、座り込んで動かなくなった牛。牛が歩みを止めた場所が、道真公の眠る場所になったんですね。
亀戸天神社でも、牛は学業成就の願いと結びついています。頭をなでて賢くなる、体の悪いところをなでて回復を願う、という親しみやすい信仰があります。ただ、その牛の奥には、道真公の最期を運び、最後に場所を決めた牛がいます。受験生がなでる牛の背中に、太宰府の墓所の話まで乗っているのです。
飛梅の枝で刻まれた神像と、紅梅殿の飛梅
亀戸天神社のはじまりに出てきた飛梅は、道真公の有名な和歌につながります。
道真公が太宰府へ下る時、京都の屋敷にあった梅に向かって「東風(こち)吹かば匂いおこせよ梅の花 あるじなしとて春な忘れそ」と詠んだと伝わります。主人がいなくなっても春を忘れるな、と梅に語りかける歌です。ところが話はそこで止まらず、その梅が道真公を慕って太宰府へ飛んできた、という飛梅伝説になります。
亀戸天神社では、飛梅の枝で天神像が刻まれました。さらに境内の紅梅殿には、飛梅の実生を祀るとされています。神像も飛梅、紅梅殿も飛梅。道真公を追って飛んだ木が、江戸の亀戸でもう一度出てくるのです。
水辺の神社なのに、はじまりの芯には梅の木があります。しかも、動かないはずの木が主人を追って飛ぶ。天神さまのまわりでは、牛が止まり、梅が飛び、鷽が悪いことを嘘に変える。動くものと動かないものが、いちいち妙な動きをするんですね。
亀戸天神社に小話や裏話、豆知識

鷽替神事は、凶を「嘘」に取り替える
亀戸天神社では、1月24日と25日に鷽替神事が行われます。鷽(うそ)は鳥の名前です。その鷽を木で彫ったものを受け、前年の悪いことを「嘘」にして、吉いことへ取り替える神事とされています。
鷽という鳥の名前と、「嘘」という言葉が同じ音になる。さらに、天神さまの学問と関わる「學」の字が、鷽の字にどこか似ている。神事の仕組みには、鳥と言葉と文字が入っています。
雷を落とすほど恐れられた道真公の祭りで、木の鳥を受けて悪いことを嘘にする。かなり柔らかい祭りに見えますが、凶をそのまま抱えないで取り替える、という考えは切実です。天神さまは、怒りの神でもあり、災いを変える神でもあるのです。
花園社には、道真公の妻と子どもたちが祀られている
境内の花園社には、道真公の妻である宣来子(のぶきこ)の方と、14人の子どもたちが祀られています。道真公が左遷された時、妻子も全国各地へ別々に流されたと伝わります。亀戸天神社では、5月の第2日曜日に花園社祭が行われ、母の日にちなみ赤い花を供えて御霊を慰めます。
道真公の左遷というと、太宰府へ向かう道真公ひとりの姿を思い浮かべがちです。花園社を見ると、その背後で家族も散らされた話が出てきます。学問の神として祀られる道真公のそばに、妻と子どもたちの社がある。合格祈願の絵馬が並ぶ境内で、家族ごと引き裂かれた人の話が残っているのです。
御嶽神社の卯は、朝と東と始まりを持っている
亀戸天神社の御本殿の東側には、御嶽神社(みたけじんじゃ)があります。ここには道真公の学問の先生が祀られているとされ、卯の神としても知られています。卯は時間でいえば午前6時ごろ、方角では東を示し、物事が始まって広がっていく意味を持つとされます。
学問の神である道真公のそばに、その先生を祀る社があり、その社が東にある。東は朝の方角で、卯の方角です。合格祈願という願いの奥に、学びを始める朝の神さまが置かれているのですね。
亀戸天神社の見どころ・パワースポット

心字池と三つの太鼓橋
心字池と三つの太鼓橋は、亀戸天神社を代表する見どころであり、参拝前に心身を清めるパワースポットです。
太宰府天満宮の境内にならって造られたもので、池に架かる三つの橋は、それぞれ過去・現在・未来を表すとされています。橋を渡ることで心身を清め、御神前へ進む形になっています。
この橋は、ただ写真を撮る場所として見るより、参拝の道筋として歩くと分かりやすいです。過去の橋を渡り、現在の橋を渡り、未来の橋を渡って本殿へ向かう。天神さまに願いを伝える前に、自分の時間を一度渡っていく場所なんですね。
藤棚と広重が描いた境内
藤棚は、亀戸天神社の見どころです。
4月中旬から下旬にかけて、境内の50株以上の藤が咲き始め、「東京一の藤の名所」としてにぎわいます。花の季節には、心字池の水面、藤棚、太鼓橋が一緒に見えるため、江戸時代から名所として知られてきました。
歌川広重の『名所江戸百景 亀戸天神境内』にも、この藤と太鼓橋が描かれています。画面の手前に大きな藤の花と棚の柱があり、その向こうに太鼓橋、さらに池の向こうには藤棚の下で休む人々がいます。江戸の人はここで、神社に参り、橋を渡り、花を見ていたのです。
弁天社と紅梅殿
弁天社は、福徳福智や芸能成就を願うパワースポットです。
この社は、太宰府天満宮の心字池近くにある志賀社に由来します。志賀社は海など広く水を守る神で、亀戸には寛文5年7月に祀られました。その後、心字池のほとりにある姿が上野不忍池に見立てられ、「弁天堂」「弁財天」と呼ばれるようになったとされます。
紅梅殿は、飛梅の実生を祀る見どころです。道真公が京を離れる時に詠んだ梅の歌、その道真公を慕って飛んだという梅、その飛梅の枝で刻まれた天神像。亀戸天神社では、梅の話が創建の由緒と境内の社の両方に出てきます。藤の季節が有名ですが、天神さまの物語をたどるなら、紅梅殿も外せない場所なのです。
神社属性(繭気属性)の意味と考え方

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。
「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。
神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。
この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
あなたの属性の調べ方|計算方法
西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。
A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。
<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8
最後に、出た数字を属性に当てはめます。
1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。
計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。
属性別おすすめ神社

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。
| 属性 | 神社1 | 神社2 | 神社3 |
|---|---|---|---|
| 地属性 | 春日大社 | 松尾大社 | 新田神社 |
| 水属性 | 天河大弁財天社 | 田村神社 | 東京大神宮 |
| 火属性 | 北口本宮冨士浅間神社 | 阿蘇神社 | 愛宕神社 |
| 風属性 | 西宮神社 | 石浦神社 | 石上神宮 |
| 空属性 | 大山阿夫利神社 | 調神社 | 鳩森八幡神社 |
全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。
