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【地属性】金鑚神社|火打金を納めた御室山を拝む武蔵国二宮

金鑚神社の神社属性は、地属性です。

埼玉県神川町の金鑚神社は、武蔵国二宮とされる古社です。ここには本殿がなく、拝殿の奥にある御室山(みむろやま)そのものを拝みます。

日本武尊(やまとたけるのみこと)が東国へ向かう途中、倭姫命(やまとひめのみこと)から授けられた草薙剣(くさなぎのつるぎ)とともに持っていた火鑽金(ひきりがね)を、この山中に納めたと伝わります。神を社殿へ入れるのではなく、火を起こす道具を山へ納め、その山へ向かって手を合わせるのです。

この記事ではそんな金鑚神社についてご紹介いたします。まずは金鑚神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

地属性の金鑚神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
金鑚神社の属性地属性
相性の悪い属性水属性・空属性
相性の良い属性地属性・火属性・風属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは金鑚神社の基本情報と、普段の参拝では知ることができない話をご紹介していきますね。

金鑚神社の基本情報

スクロールできます
項目内容
所在地埼玉県児玉郡神川町二ノ宮751
ご祭神天照大神(あまてらすおおみかみ)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)
ご利益開運招福、厄除け、火難除け、勝運など
祭事例祭、秋尽祭など
公式HP→金鑚神社の公式サイトはこちら

金鑚神社は、埼玉県北西部、群馬県との県境に近い神川町に鎮座します。『延喜式』神名帳に名神大社として記された「金佐奈神社」にあたり、武蔵国では氷川神社と並ぶ大きな格式を持った神社でした。

主祭神は天照大神と素戔嗚尊です。由緒では、日本武尊が東征の途中に御室山へ火鑽金を納め、天照大神と素戔嗚尊を祀ったことが始まりと伝わります。

境内には国指定重要文化財の多宝塔、御嶽山の中腹には国指定特別天然記念物の鏡岩があります。神社、山、鉄、火、岩、武士の城跡まで、かなり濃い材料が同じ山に入っているんですね。

金鑚神社にまつわる話

本殿を持たず、御室山を拝む

金鑚神社へ行くと、拝殿の奥に本殿がありません。神社といえば、拝殿の奥に神さまの鎮まる本殿がある形を思い浮かべますが、金鑚神社では御室山を神体山として拝みます。

本殿を置かず、山をそのまま拝む古い形は、奈良の大神神社や信濃の諏訪大社にも見られます。三輪山を拝む大神神社のように、金鑚神社では御室山が神さまの鎮まる場所になるのです。

この形が、由緒にある火鑽金の話とよく合います。日本武尊は、草薙剣とともに持っていた火鑽金を山中に納めたと伝わります。火鑽金は火を起こすための金具です。

山の中へ納められたものが、鏡や玉ではなく、火を生む金属というところが金鑚神社らしいのです。御室山は、ただ背後にある山ではなく、火と金属を受け取った山として拝まれてきたんですね。

草薙剣を出した神、受けた神、持って来た神

金鑚神社のご祭神を見ると、天照大神と素戔嗚尊が並びます。そこへ由緒の日本武尊を加えると、草薙剣の話が出てきます。

草薙剣は、スサノオが八俣遠呂智(やまたのおろち)を退治したとき、その尾から出てきた剣です。スサノオはその剣をアマテラスへ献上します。

その後、ヤマトタケルが東国へ向かうとき、伊勢にいた倭姫命から草薙剣を授かります。相模で火攻めにあったヤマトタケルは、その剣で草をなぎ、袋に入っていた火打石で迎え火をつけ、敵を焼き返しました。

金鑚神社の由緒では、このヤマトタケルが火鑽金を御室山へ納めます。スサノオが出した剣、アマテラスへ渡った剣、ヤマトタケルが東国へ持って来た剣。その話の最後に、火を起こす金属が武蔵の山へ納められるのです。

剣は手に持って戦うものです。火鑽金は火を生むものです。金鑚神社では、剣と火の道具が同じヤマトタケルの旅の中に出てきます。

「金鑚」という名前に、砂鉄の話が入っている

金鑚神社は、古い記録では「金佐奈神社」と書かれます。『日本三代実録』には金佐奈神の名が見え、『延喜式』神名帳には児玉郡の名神大社として記されています。

「金鑚」という名については、砂鉄を意味する「金砂(かなすな)」から来たという話があります。神流川のあたりでは、刀の材料になる砂鉄が取れたとも伝わります。

もうひとつ、砂鉄のかたまりが昆虫のサナギに似ていたため「金サナギ」と呼ばれたという説もあります。金佐奈、金砂、金サナギ。字を追うだけで、山と川から出る鉄の話へ進んでいきます。

ここで思い出すのが、御室山へ納められた火鑽金です。火を起こす金具、草薙剣、砂鉄、神流川、御嶽山。金鑚神社の名前には、きらびやかな黄金よりも、土や川の底から出る鉄の感触があります。

鉄の名から、金山の神まで見えてくる

金鑚神社のご祭神は、天照大神と素戔嗚尊です。ただ、「金鑚」という名を追っていくと、金属を司る神の顔も遠くに見えてきます。

『古事記』では、金山毘古神(かなやまびこのかみ)と金山毘売神(かなやまびめのかみ)が出てきます。イザナミが火の神カグツチを産んで苦しむ場面で生まれる神です。

火の神を産んだためにイザナミは大やけどを負い、そこからさらに鉱山の神が生まれる。かなり痛ましい場面です。火と金属は、人の暮らしを支えるものですが、神話の中では体を焼く苦しみの中から現れます。

金鑚神社では、火鑽金が山へ納められます。火を生む金属を祀る話と、火の苦しみから生まれる金山の神。祭神として並んでいるわけではありませんが、金鑚という名を深く見ると、火と鉱物の古い神話が顔を出します。

金鑚神社に小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

鏡岩は断層が磨いた岩

金鑚神社から御嶽山へ登ると、鏡岩があります。国指定特別天然記念物で、幅約5メートル、高さ約9メートルほどの平らな岩肌です。

この岩は、断層活動で岩と岩がこすれ、表面が鏡のように磨かれたものです。岩そのものは赤鉄石英片岩とされ、名前に「鉄」の字が入ります。金鑚神社の社名から鉄の話をしてきたあとに、この赤い岩が山中に出てくるのです。

鏡岩には、上州の高崎城が落城したときの火が映ったという伝説があります。また、御嶽山が山城だったころ、月明かりで岩が反射して敵に見つかるのを避けるため、松明でいぶしたという話もあります。

火を映す岩、火でいぶされた岩、断層で磨かれた岩。金鑚神社の山では、岩まで火の話を持っています。

多宝塔と安保氏、神社の中に残る仏塔

金鑚神社の境内には、多宝塔があります。天文3年、安保全隆(あぼぜんりゅう)によって建てられた塔で、国指定重要文化財です。

多宝塔は仏教の塔です。神社の境内に仏塔があるのは、神と仏が同じ土地で祀られていた神仏習合の時代をよく残しています。

安保氏は、武蔵七党のひとつである丹党の流れをくむ豪族です。御嶽山には御嶽城があり、武蔵国と上野国の境にある山城として使われました。

御室山を拝む神社の境内に仏塔があり、その背後の山には城の跡がある。山ひとつの中に、神を祀る場、仏塔を建てる場、武士が守る場が入っているのです。

元森神社の山ほめ神事

金鑚神社の北東には、元森神社があります。ここは金鑚神社の旧鎮座地と伝わり、そこから御室山を遥拝したとされます。

元森神社の秋尽祭では、御室山をほめる「山ほめ神事」が行われます。山をほめる、という言い方がいいですね。山を説明するのではなく、山へ向かって言葉を捧げるのです。

金鑚神社が山をご神体にする神社だという話は、この神事を見ると急に具体的になります。山は背景ではなく、ほめられ、拝まれ、神事の相手になる存在なのですね。

金鑚神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

拝殿と御室山

金鑚神社の中心となるパワースポットは、拝殿と、その奥にある御室山です。拝殿の先に本殿を探すのではなく、山へ向かって手を合わせます。

御室山は、日本武尊が火鑽金を納めたと伝わる神体山です。開運や厄除け、火難除けを願うとき、この山そのものを拝む形になります。

参拝するときは、社殿の建築だけを見るより、拝殿の奥に山があることを意識すると、金鑚神社の古い信仰が分かりやすいです。

鏡岩

鏡岩は、御嶽山の中腹にある見どころです。断層のすべり面が磨かれてできた岩で、国指定特別天然記念物になっています。

地質として珍しいだけでなく、火が映った伝説や、山城の敵から見つからないよういぶしたという話も残ります。岩、火、戦国の山城が一か所で見られる場所です。

金鑚神社の名前にある金属の話を思いながら歩くと、赤鉄石英片岩という岩の名も妙に近く感じます。

多宝塔

境内の多宝塔は、国指定重要文化財です。神社の境内に仏教の塔が立っているため、神仏習合の見どころとしても大きい場所です。

建立に関わった安保氏は、この土地の武士の歴史にも関係します。御嶽山の城跡、鏡岩の伝説、多宝塔を合わせて見ると、金鑚神社は山岳信仰だけでなく、武蔵国北西部の武士や寺社文化まで抱えた神社として見えてきます。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性大麻比古神社地主神社中之嶽神社
水属性高龍神社諏訪大社太宰府天満宮
火属性上野東照宮須佐神社千葉神社
風属性恋木神社伊和神社花園神社
空属性御嶽神社高千穂神社桜神宮

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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