鴻神社の神社属性は、地属性です。
埼玉県鴻巣市の鴻神社には、こうのとりが卵を守るために大蛇(おおへび)と戦ったという伝説があります。昔、この地には「木の神」と呼ばれる大きな木があり、そこへこうのとりが巣を作り、卵を産みました。
大蛇がその卵を狙ったところ、こうのとりが戻ってきて大蛇を追い払い、村の災いもおさまったと伝わります。鴻巣という地名の入口に、鳥と卵と木の神がいるんですね。
この記事ではそんな鴻神社についてご紹介いたします。まずは鴻神社の属性相性から見ていきましょう。

地属性の鴻神社と相性が良い属性・悪い属性

| 項目 | 属性 |
|---|---|
| 鴻神社の属性 | 地属性 |
| 相性の悪い属性 | 水属性・空属性 |
| 相性の良い属性 | 地属性・火属性・風属性 |
相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
さて、ここからは鴻神社の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。
鴻神社の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県鴻巣市本宮町1-9 |
| ご祭神 | 素戔嗚尊(すさのお)、速玉之男命(はやたまのお)、別雷命(わけいかづち) |
| ご利益 | 子授け・安産、厄除け、縁結び、開運招福など |
| 祭事 | 初山祭、鴻巣夏まつりなど |
| 公式HP | →鴻神社の公式サイトはこちら |
鴻神社は、鴻巣の総鎮守として親しまれている神社です。現在の鴻神社は、氷川社、熊野社、雷電社の三社が合わさってできた神社で、明治時代には「鴻三社」とも呼ばれました。
子授け・安産の信仰がよく知られ、こうのとり伝説にちなんだ「こうのとりのたまご」も大切にされています。鴻巣駅から歩いて行きやすく、地名の由来を今に伝える神社でもあります。
鴻神社にまつわる話
こうのとりが卵を守り、鴻の宮が生まれた
鴻神社の話は、大きな木から始まります。昔、この地には「木の神」と呼ばれる大木がありました。村人たちは、その木に何か粗相があると災いが起きると恐れ、お供えをしていました。
そこへ、こうのとりが飛んできて巣を作り、卵を産みます。卵があるところへ大蛇が現れ、卵を飲み込もうとしました。こうのとりは巣へ戻り、大蛇と戦い、ついに追い払います。
村人たちは、こうのとりに感謝して、木の下にお宮を建てました。そのお宮が「鴻の宮」と呼ばれ、やがて鴻巣という地名になったと伝わります。
鳥が卵を守った話が、そのまま土地の名になる。子授けや安産の神社として親しまれる理由も、この卵の話を聞くとなるほどと思いませんか?
この伝説には、雨の話もあります。祠が汚されたあとに日照りが続き、こうのとりが大蛇を退治したあとに雨が降ったという形でも語られます。卵を守る鳥の話でありながら、木の神、日照り、雨、大蛇まで出てくる。
ここには、子どもを授かる願いと、村の作物を育てる水の願いが同じ場所に置かれているんですね。
鴻神社は、氷川・熊野・雷電の三社から成る
現在の鴻神社は、明治時代に氷川社、熊野社、雷電社が合わさって成立しました。三社の神が一つの社に並ぶので、ご祭神も三柱になります。
氷川社の神は、素戔嗚尊です。スサノオは、ヤマタノオロチを退治した神として知られます。鴻神社のこうのとり伝説にも大蛇が出てくるため、蛇を退ける話が、伝説と祭神の両方に現れます。
熊野社の神は、速玉之男命です。熊野の神は、山深い聖地での再生やよみがえりの信仰と関わってきました。鴻神社では、紀州熊野へ参詣した深井対馬守景吉(ふかいつしまのかみかげよし)が、霊土と御神燈を持ち帰ったという話が残ります。遠い熊野の神が、鴻巣の地へ土と灯りを持って迎えられたのです。
雷電社の神は、別雷命です。雷は雨を呼び、田畑に水をもたらす力としても受け取られてきました。鴻神社の伝説では、日照りのあとに雨が降ります。雷の神が祀られていることも、農村の暮らしの中ではとても切実だったはずです。
鴻巣という地名には、もう一つの話もある
鴻巣の地名は、こうのとりが巣を作った「鴻の巣」から来たと伝わります。江戸時代にまとめられた地誌『新編武蔵風土記稿』にも、氷川社は鴻巣宿の総鎮守で、鴻ノ宮とも呼ばれ、地名の由来になったという内容が見えます。
一方で、「国府の洲(こくふのす)」が「こうのす」になったという説もあります。国府は、古代の役所の中心地です。洲は、川や水辺にできる土地のことです。
この説に関わる人物として、笠原直使主(かさはらのあたいおみ)が出てきます。使主は6世紀ごろの豪族とされ、現在の行田市にある埼玉古墳群の稲荷山古墳とも関わる人物です。稲荷山古墳からは、金の文字を象眼した鉄剣が出土しています。
鴻巣の名前をたどると、こうのとりの巣から始まり、川辺の洲、古代の役所、武蔵の豪族まで出てきます。かわいらしい鳥の地名に見えて、その下にはかなり古い武蔵の話が埋まっているのです。
鴻神社の小話や裏話、豆知識

「鴻」は、こうのとりだけを指す字ではない
鴻神社の「鴻」という字は、大きな鳥を表します。おおとり、大きな水鳥、ヒシクイのような雁の仲間を指すこともあり、「大きい」「広い」という意味も持ちます。
そのため、現代のコウノトリだけを思い浮かべるより、大きな水鳥が木に巣をかけ、村を災いから守った話として見た方が良いもしれませんね。
大きな鳥が卵を守る。そこに木の神と大蛇が出る。鳥の名が地名になり、神社名にも残っているのですね。
三狐稲荷は、天狐・地狐・人狐を祀る
境内の三狐稲荷神社(さんこいなりじんじゃ)には、天狐(てんこ)、地狐(ちこ)、人狐(じんこ)の三狐が祀られています。良い縁を結び、悪い縁を断つ稲荷さまとして信仰されています。
このお宮は、総銅造りです。木材を一本も使わず、銅で細かく作られた社殿なのですね。こうのとり伝説では大きな木が中心にありますが、三狐稲荷では木を使わない銅の社が出てきます。
木の神の伝説を持つ神社の境内に、銅だけでできた小さな稲荷社がある。ここは参拝のときに目を留めたい場所です。
鴻神社の見どころ・パワースポット

こうのとりのたまごと夫婦銀杏
こうのとりのたまごは、子授け・安産のパワースポットです。数百年を経た大杉から作られたご神体で、高さ約50センチ、幅約80センチ、重さ約100キロと伝わります。
こうのとりが卵を守った伝説が、木で作られた大きな卵として神前に残っています。木の神、こうのとり、卵、子授けの祈りが、ここで一つの形になるのです。
社殿の両脇には、夫婦銀杏(めおといちょう)があります。樹齢500年以上とされる雄木と雌木で、子授け・安産、健康長寿、夫婦円満のご神木として親しまれています。こうのとりが巣をかけた木の話を聞いたあとに見ると、この夫婦銀杏も、ただの古木よりずっと近い存在に感じられます。
三狐稲荷神社
三狐稲荷神社は、縁結びと縁切りのパワースポットです。天狐、地狐、人狐の三狐を祀り、良い縁を結び、悪い縁を断つとされます。
総銅造りの社殿は、見どころとしても印象に残ります。稲荷社というと朱色の鳥居や木の社を思い浮かべますが、ここでは銅の細工が主役です。小さな社の中に、職人の手仕事と、狐の信仰が詰まっています。
幸の宮弁天社となんじゃもんじゃの木
幸の宮弁天社は、開運招福、金運招来、諸芸上達のパワースポットです。祀られる市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)は、水辺や島に関わる女神として知られます。
鴻神社の境内には、こうのとり、大蛇、狐、弁天さまがいます。鳥と蛇の伝説から始まり、稲荷の狐、水の女神まで出てくるので、境内を歩くと動物や水辺の神の気配が濃い神社なのですね。
なんじゃもんじゃの木も見どころです。春には白い花を咲かせ、満開になると雪をかぶったような姿になります。木の下には大花稲荷があり、願い事を書いて奉納します。鴻神社では、伝説の木、夫婦銀杏、なんじゃもんじゃの木と、木にまつわる場所がいくつも残っています。
神社属性(繭気属性)の意味と考え方

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。
「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。
神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。
この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
あなたの属性の調べ方|計算方法
西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。
A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。
<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8
最後に、出た数字を属性に当てはめます。
1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。
計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。
属性別おすすめ神社

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。
全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。
