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【水属性】二見興玉神社|夫婦岩の向こうに神石を拝む禊の社

二見興玉神社の神社属性は、水属性です。

二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)は、三重県伊勢市二見町の海辺に鎮座する神社です。目の前には夫婦岩があり、伊勢参宮の前に心身を清める「浜参宮(はまさんぐう)」の地として親しまれてきました。

夫婦岩は、夫婦円満や良縁の象徴として知られています。ただ、岩の向こうには海中に沈む興玉神石(おきたましんせき)があり、夫婦岩はその神石を拝むための鳥居として立っているんですね。

この記事ではそんな二見興玉神社についてご紹介いたします。まずは二見興玉神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

水属性の二見興玉神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
二見興玉神社の属性水属性
相性の悪い属性火属性・地属性
相性の良い属性水属性・風属性・空属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは二見興玉神社の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。

二見興玉神社の基本情報

スクロールできます
項目内容
所在地三重県伊勢市二見町江575
ご祭神興玉大神(猿田彦大神)
ご利益禊祓、道開き、夫婦円満、交通安全など
祭事大注連縄張神事、夏至祭など
公式HP→二見興玉神社の公式サイトはこちら

二見興玉神社は、伊勢湾に面した二見浦にあります。ご祭神の興玉大神(おきたまのおおかみ)は、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)の御名でも語られる神さまです。

猿田彦大神は、天孫降臨で邇々芸命(ににぎのみこと)の道案内をした神として知られます。そのため、二見興玉神社でも道開き、交通安全、旅の安全といった信仰が自然に出てくるんですね。

そして二見浦は、伊勢神宮へ参る前に身を清める浜でした。今も「お伊勢参りは二見から」という言葉が残り、神宮の前にまず海辺で祓いを受ける場所として大切にされています。

二見興玉神社にまつわる話

夫婦岩の向こうに沈む、興玉神石

二見興玉神社でまず目に入るのは、海に並ぶ大小二つの岩です。大岩は高さ約9m、小岩は高さ約4mで、太い大注連縄(おおしめなわ)が渡されています。今は夫婦岩と呼ばれ、伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)の夫婦神になぞらえて語られることが多いですね。

この夫婦岩には、さらに古い呼び名があります。かつては「立石」や「天の岩門」と呼ばれ、沖合約700mの海中に鎮まる興玉神石を拝む門石とされていました。つまり、海の上に見えている夫婦岩の奥に、今は見えにくい神の石があるのです。

興玉神石は、常世の国(とこよのくに)からやって来る神が最初に寄りつく岩と伝わります。常世の国は、海の彼方にある神々の国、理想郷のように語られてきた場所です。海の向こうから来る神が、まずこの岩に宿る。その手前に夫婦岩が門のように立つ。二見浦の海を見る時、手前の岩と沖の神石を一緒に考えると、参拝の位置関係がかなりはっきりします。

興玉神石は、古くは海面に姿を見せていたとも伝わります。今は暗礁として海中に鎮まり、4月ごろの大潮の時に、無垢塩草(むくしおくさ)が繁った岩礁をうっすら拝めることがあるそうです。見える岩を拝みながら、見えない岩を拝む。二見興玉神社の参拝は、そこから始まるんですね。

興玉大神と猿田彦大神、道を開く神の顔

ご祭神の興玉大神は、猿田彦大神の御名として語られます。猿田彦大神は『古事記』や『日本書紀』に登場し、天から降りてくる邇々芸命を迎える神です。

天の八衢(あめのやちまた)という道の分かれ目に、上は高天原、下は葦原中国(あしはらのなかつくに)まで照らす神がいました。あまりに強い存在なので、天照大神(あまてらすおおみかみ)たちは天宇受売命(あめのうずめのみこと)を向かわせます。そこで名乗ったのが、国つ神の猿田彦大神でした。

猿田彦大神は、道をふさぐ神として現れたのに、最後には天孫を案内する神になります。この神さまは、境界に立つんですね。天と地、神の世界と人の世界、これから進む道と、まだ知らない道。その境目にいて、どちらへ行くかを示す役を持ちます。

二見興玉神社で「道開き」や「交通安全」の信仰が語られるのも、この猿田彦大神の神話と合っています。伊勢へ向かう前に二見へ寄るという参拝の順番そのものが、まず道を整え、それから神宮へ向かう形になっているのです。

猿田彦大神は、伊勢の海にも沈む

猿田彦大神の話には、少し不思議な終わり方もあります。『古事記』では、猿田彦大神が阿耶訶(あざか)で漁をしている時、比良夫貝(ひらぶがい)に手を挟まれ、海に沈んで溺れたと語られます。

道案内の神が、最後は海で貝に挟まれる。神話は時々、神さまの力強さと妙な弱さを同じ話の中に入れてきます。しかもその時の猿田彦大神には、海底に沈んだ時、海水が泡立った時、泡がはじけた時の名がそれぞれ付けられます。沈んでいく場面まで神名になるのです。

二見興玉神社の興玉大神が海中の神石と関わり、夫婦岩が海に立ち、浜参宮が汐水の祓いとして伝わることを考えると、猿田彦大神の海の話も遠い小話で済まなくなります。道の神であり、境界の神であり、伊勢の海にも深く関わる神。二見の海辺に猿田彦大神を祀る理由が、少し厚く見えてきます。

倭姫命の船と、二見という地名

二見という地名にも、海と船の話が入っています。倭姫命(やまとひめのみこと)が天照大神を奉じて伊勢を巡った時、二見浦に御船をとめたと伝わります。

この時、土地のことを問われた大若子命(おおわくごのみこと)が、「速雨の二見國」と答えたという話があります。大若子命は、二見興玉神社の飛地境内社である栄野神社(えいのじんじゃ)にも関わる神さまです。二見の名は、神宮の鎮座へ向かう倭姫命の旅と一緒に語られているんですね。

また、倭姫命があまりの景色の美しさに二度振り返ったため「二見」と呼ばれるようになったという伝承もあります。地名の由来としては、土地を問う話と、二度見る話の両方が残っています。どちらにも、船で来た姫神がこの浦を見たという場面があります。

海から来る神、海辺で立ち止まる船、神宮へ向かう前の祓い。二見興玉神社は、神宮の入口としての役目を、神話と地名の両方で持っているのです。

二見興玉神社の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

無垢塩草は、海のアマモから作られる祓具

二見興玉神社には、無垢塩草(むくしおくさ)という独自の祓具があります。これは興玉神石の付近から採るアマモを天日で乾かしたものです。

5月21日の藻刈神事(もかりしんじ)では、神職が船で興玉神石の近くへ向かいます。榊や幟(のぼり)を立て、注連縄を張った船で神石の周りをめぐり、神酒や神饌(しんせん)を海へ供えてから、岩礁に繁った藻を手鎌で刈り取ります。刈った藻は乾かされ、無垢塩大麻(むくしおおぬさ)などの祓具になります。

アマモは海草です。けれど、ここでは海の草が祓いの道具になります。海で採った草で身を清め、神宮へ向かう。水で祓うだけでなく、海の草まで祓いに使うところが、二見浦らしいんですね。

無垢塩草は、浴槽の湯水に浸して体を清めたり、懐・鞄・財布に入れて不浄を祓う守りにしたり、玄関の注連縄に付けたり、田畑のあぜに立てたりする用い方が伝わります。海の沖で刈った草が、家の入口や田畑まで行く。祓いが海辺だけで完結しないところも面白いところです。

二見蛙は、無事に帰るだけで増えていった

境内には、蛙の像がたくさんあります。二見興玉神社の蛙は、猿田彦大神の神使として親しまれています。

蛙には「無事かえる」「貸したものがかえる」「若がえる」などの語呂があります。旅の安全を願う人にとって、「無事に帰る」はとても分かりやすい願いです。伊勢参宮は今よりずっと大きな旅でしたから、行って帰るまでが祈りだったのでしょう。

蛙の話は、語呂だけで広がったものでもありません。二見浦は日の大神を拝む場所であり、また興玉神石を海の守護の神座として仰ぐ場所でもありました。龍神は雨を喜ぶという考えから、蛙を献じるとも伝わります。雨、龍神、海、航海、旅の無事。小さな蛙の像に、かなり多くの願いが乗っているんですね。

手水舎にも蛙があり、水をかけて願う形が残っています。境内で蛙が目立つのは可愛らしさもありますが、海の旅と祓いと帰還の願いが、あの姿に集まっているからなのです。

龍宮社の供物には、津波の教えが残る

境内社の龍宮社(りゅうぐうしゃ)には、綿津見大神(わたつみのおおかみ)が祀られています。海の神として知られる神さまです。

この龍宮社には、寛政4年、つまり1792年の大きな津波の記憶が伝わります。二見の江地区では多くの民家が流され、難を逃れた家はわずかだったとされます。その後、村人たちは助け合い、郷中施(ごじゅうせ)という神事を続けてきました。

旧暦5月15日の龍宮社例祭では、きゅうり、なす、みる、おご、まつ菜などが供えられます。この供物には、「急にきたら見るな、待つな、おごるな」という教えが込められています。津波が来た時、振り返って見るな。人を待って逃げ遅れるな。自分は大丈夫だとおごるな。野菜や海藻の名に、避難の言葉を入れているのです。

海の美しい神社で、海の怖さも祀る。龍宮社は、その両方を境内に置いています。二見浦の海は、日の出を拝む海であり、神石を拝む海であり、そして人が忘れてはいけない水難の海でもあるんですね。

二見興玉神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

夫婦岩と興玉神石の遥拝所

夫婦岩は、二見興玉神社を代表する景観であり、信仰上の大切な拝所です。大岩と小岩が大注連縄で結ばれ、沖合の興玉神石と日の大神を拝む鳥居の役目を持っています。

夫婦円満や良縁成就を願う場所として知られますが、もともとの拝む先は海中の興玉神石です。目の前に見える夫婦岩を拝み、その向こうの海に鎮まる神石を思う。ここは景色としての名所であり、海の彼方から来る神を迎える信仰の場所でもあります。

夏至のころには、夫婦岩の間から朝日が昇ります。天候に恵まれた時には、富士山の山影を望むこともあると伝わります。伊勢の海から太陽を拝む場所として、古くから多くの人が夜明けを待ったのも分かりますね。

天の岩屋と輪注連縄

参道の突堤のほとりには、天の岩屋(あまのいわや)と呼ばれる岩窟があります。ここには、かつて宇迦御魂大神(うかのみたまのおおかみ)を祀る三宮神社が鎮座していたと伝わります。

天の岩屋は、夫婦岩とともに日の大神がお隠れになった場所として崇敬されてきました。天照大神が天の岩戸に隠れた神話を思わせる名ですね。海辺にある岩窟が、太陽の神話と結びついているのです。

境内には、輪注連縄(わしめなわ)も置かれています。これは小注連縄のことで、参拝者が身を祓い、社頭に奉献するならわしがあります。『古語拾遺』には、丸い縄を日輪の姿とする話もあり、輪注連縄は日の大神を思わせる形として語られます。海、太陽、岩屋、縄。二見の祓いは、道具の形にも表れています。

龍宮社

龍宮社は、境内で海の守りと水難除けを祈る場所です。ご祭神は綿津見大神で、二見の人々からは龍神さん、龍宮さんとして崇敬されてきました。

この社は、海の災いを忘れないための場所でもあります。津波で大きな被害を受けた土地が、海の神を祀り、供物に避難の教えを込めてきました。美しい海を前にしながら、海に背を向けて逃げる知恵も同じ境内に残しているのです。

水難除け、海上安全、地域安全を願うパワースポットとして参拝されます。夫婦岩の明るい景色を見た後で龍宮社へ向かうと、二見浦の信仰が祈願と教訓の両方を持っていることが分かります。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性西野神社赤城神社多度大社
水属性箱根神社美保神社報徳二宮神社
火属性吉備津彦神社穴八幡宮古峯神社
風属性谷保天満宮二柱神社白兎神社
空属性靖国神社阿智神社宇治上神社

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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