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【地属性】廣田神社|荒御魂が鎮まる西宮の古社

廣田神社の神社属性は、地属性です。

兵庫県西宮市にある廣田神社は、天照大御神之荒御魂(あまてらすおおみかみのあらみたま)を祀る古社です。『日本書紀』では、神功皇后(じんぐうこうごう)が難波へ戻ろうとしたとき、船が前に進まなくなります。そこで神の言葉を聞くと、天照大御神の荒御魂は「廣田国へ」と告げるのです。太陽の神の荒御魂なのに、最初に強く出てくる場面は海の上なんですね。

この記事ではそんな廣田神社についてご紹介いたします。まずは廣田神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

地属性の廣田神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
廣田神社の属性地属性
相性の悪い属性水属性・空属性
相性の良い属性地属性・火属性・風属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは廣田神社の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。

廣田神社の基本情報

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項目内容
所在地兵庫県西宮市大社町7番7号
ご祭神天照大御神之荒御魂
ご利益勝運合格、開運隆盛、子授安産、厄災消除など
祭事例祭、つつじ祭など
公式HP→廣田神社の公式サイトはこちら

廣田神社は、『日本書紀』に創祀の話が残る西宮の古社です。かつては朝廷から特に重んじられた名神大社・二十二社にも数えられ、明治には官幣大社という高い社格に列しました。

ご利益では勝運合格、開運隆盛、安産、厄除けなどが語られ、阪神タイガースがシーズン前に必勝祈願へ参拝する神社としても親しまれています。境内は甲山の南側、六甲山を背にした高台にあり、春にはコバノミツバツツジが薄紫に咲きます。

廣田神社にまつわる話

船を止めた荒御魂と廣田国を選んだ神託

廣田神社の話は、神功皇后の船が進まないところから始まります。皇后は新羅から帰る途中、難波へ向かおうとします。ところが船が海の上でぐるぐる回り、先へ進まない。そこで占うと、神々が次々に自分の鎮まる場所を求めます。

最初に出てくるのが、天照大御神の荒御魂です。荒御魂は、神の強く働く側の魂として語られます。穏やかに照らす太陽というより、国を動かし、戦を導き、船の行き先まで変えてしまう顔なのですね。

この荒御魂の名が、撞賢木厳之御魂天疎向津媛命(つきさかきいつのみたまあまさかるむかつひめのみこと)です。長い名ですが、「向津媛」は、向こうからこちらへ向かう女神のようにも読める名です。伊勢の内宮で祀られる天照大御神の荒御魂は荒祭宮(あらまつりのみや)にも祀られますが、摂津の廣田でも同じ荒御魂が鎮まると語られるのです。

神功皇后は、山背根子(やましろのねこ)の娘である葉山媛命(はやまひめのみこと)に、この荒御魂を祀らせます。葉山媛は今も境内の齋殿神社(ときどのじんじゃ)に祀られています。最初に神を迎えた女性が、後の参拝者を境内の奥で待っている形なんですね。

廣田から生田・長田・住吉へ、神々が場所を求めた話

この船が進まない場面では、廣田の荒御魂のあとにも神々が現れます。稚日女尊(わかひるめのみこと)は活田長峡国(いくたながおのくに)を望み、生田神社へ向かいます。事代主尊(ことしろぬしのみこと)は長田国を望み、長田神社の創祀へ結ばれます。住吉三神は、行き交う船を見守る場所を求め、住吉大社の話へ進みます。

ここで出てくる神々は、それぞれ性格が違います。ワカヒルメは天照大御神の和魂(にぎみたま、穏やかに働く魂)、あるいは妹神とも伝えられる日の女神。コトシロヌシは大国主の子で、出雲の国譲りでは父に代わって答えを出し、後にはえびす信仰とも重ねられる神です。住吉三神は海の底・中・表を名に持つ航海の神で、神功皇后の船を守った神でもあります。

廣田神社の御脇殿にも、住吉大神、八幡大神、諏訪建御名方大神(すわたけみなかたのおおかみ)、高皇産霊大神(たかみむすびのおおかみ)が祀られます。住吉は海、八幡は応神天皇(おうじんてんのう)と武運、タケミナカタは出雲から諏訪へ退いた国譲りの神、タカミムスビは天地が始まるころの造化の神です。太陽の荒御魂を中心に、海、戦、国譲り、天地の始まりまで同じ社殿の脇に並ぶのですね。

西宮という地名は廣田神社から広がった

廣田神社を見ていると、「西宮」という地名そのものにも入っていきます。中世の都の人々は、京から見て西にある重要な宮として廣田神社を「西宮」と呼びました。平安時代の辞書『伊呂波字類抄(いろはじるいしょう)』にも、本居宣長の『古事記伝』にも、廣田神社を西宮と呼んだことが出てきます。

この呼び名は、神社だけの名で止まりませんでした。廣田神社の神領である廣田神郷へ広がり、さらに南宮や戎社のある浜の町へ使われ、近世の西宮町、今の西宮市の名へ進みます。町の名前の奥に、京から見た「西の宮」が入っているのです。

廣田神社の境外摂社である南宮は、今の西宮神社境内に鎮座します。えびす信仰で名高い西宮神社の中に、廣田神社の摂社があるという配置になります。西宮という名を追うと、山側の廣田、浜側の南宮、戎の社が一つの土地の中で呼び合っていたことが見えてきます。

廣田神社の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

剣珠は海から出て井戸に守られた宝だった

廣田神社の宝物に、剣珠(けんじゅ)があります。『日本書紀』仲哀天皇二年の条に、神功皇后が豊浦津(とゆらのつ)で海中から如意珠(にょいじゅ、願いをかなえる宝の玉)を得たと語られます。その宝珠の中に剣の形が現れたため、剣珠と呼ばれるようになったと伝わります。

この剣珠は、廣田本社に納められる前、浜南宮とも呼ばれた南宮に祀られていました。平安末期の歌謡集『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』には「浜の南宮は如意や宝珠の玉を持ち」と歌われます。海で得た玉が浜の社に入り、そこから廣田の宝になる。船を止めた荒御魂の話から、今度は海の中の玉が出てくるのです。

剣珠を守るため、南宮の本殿の床下には井戸が設けられていたとも伝わります。宝を飾るのではなく、火災などの災いから守るために井戸に近づける。水の底に隠すような守り方です。この神井は、のちに灘の酒造りで有名になる宮水の起こりとも語られます。

名次山と六甲山、雨を願う社も廣田のまわりにある

廣田神社の周辺には、山と水の話も残ります。摂社の名次神社(なつぎじんじゃ)は、もとは名次山の景勝地に鎮座していた神社で、廣田社とともに祈雨の祭りに関わりました。雨を願う祭りに名が出る神社が、廣田の摂社として置かれているんですね。

境外末社の六甲山神社は、六甲山上にある「石の宝殿」とも呼ばれる社です。祭神は菊理媛命(くくりひめのみこと)で、古くから祈雨の神として崇敬されました。廣田神社は西宮の町中にあるように見えて、話をたどると名次山、六甲山、宮水、南宮の井戸まで、水を求める土地の信仰へ広がります。

太陽の荒御魂を祀る社なのに、周りには船、海、井戸、雨が出てきます。廣田の神は空の上から照らす太陽というより、船を止め、浜に玉を置き、山に雨を願わせる神として、この土地に座っているのです。

廣田神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

神明造の本殿

廣田神社の本殿は、信仰上のパワースポットです。天照大御神之荒御魂を祀る参拝の中心で、勝運合格、開運隆盛、厄災消除などを願う場所として親しまれています。

現在の社殿は神明造で、伊勢神宮の式年遷宮にゆかりのある材を受けて昭和期に整えられました。廣田の祭神が伊勢の荒祭宮と同じ荒御魂として語られることを思うと、社殿の形にも伊勢へ向かう糸口があります。参拝では、まずここで荒御魂の強い働きに手を合わせることになります。

齋殿神社と伊和志豆神社

齋殿神社は、創祀の話を境内でたどれる見どころであり、パワースポットです。祀られている葉山媛命は、神功皇后の命を受けて天照大御神の荒御魂を廣田国に鎮めた最初の斎宮と伝わります。廣田神社の始まりを人の側で支えた女性神なのですね。

同じ境内の伊和志豆神社(いわしずじんじゃ)も、廣田神社と関係の深い摂社です。祭神は伊和志豆之大神(いわしずのおおかみ)で、一説には彦坐命(ひこいますのみこと)を祀るともいわれます。廣田本社、名次神社、岡田神社、伊和志豆神社は、平安時代の法令集『延喜式』に名が載る、武庫郡の古社として語られます。

コバノミツバツツジ群落

廣田神社のコバノミツバツツジ群落は、景観と植物の見どころです。甲山の南南東、廣田山の外苑に広がり、約2万平方メートルにわたって十数カ所の群落をつくっています。株数は約2万株と推定され、兵庫県指定天然記念物になっています。

花の時期は三月末から四月中旬ごろです。葉が出る前に薄紫の花が一斉に開くため、境内の緑より先にツツジの色が前へ出てきます。つつじ祭のころには、神功皇后の船や荒御魂の話を抱えた古社が、春の山の色に包まれます。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性鹿児島神宮芝大神宮出雲大社
水属性大杉神社大洗磯前神社丹生川上神社
火属性東郷神社乃木神社宝登山神社
風属性城山八幡宮常陸国出雲大社星神社
空属性サムハラ神社玉置神社金櫻神社

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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