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【空属性】八重垣神社|姫を隠した森から縁がはじまる古社

八重垣神社の神社属性は、空属性です。

島根県松江市の佐草町にある八重垣神社は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)と稲田姫命(いなだひめのみこと)が結ばれた地として知られる神社です。縁結びの神社として有名ですが、その始まりは、姫を守るために森の奥へ隠す場面から始まります。

素盞嗚尊は八岐大蛇(やまたのおろち)を退治する前に、佐久佐女(さくさめ)の森の大杉のまわりに八重垣をめぐらせ、稲田姫をかくまったと伝わります。救う、隠す、酒を用意する、櫛にする、そして夫婦の宮を造る。神話の動きがそのまま境内の森や池、祭りに残っている神社なんですね。

この記事ではそんな八重垣神社についてご紹介いたします。まずは八重垣神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

空属性の八重垣神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
八重垣神社の属性空属性
相性の悪い属性地属性・風属性
相性の良い属性空属性・水属性・火属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは八重垣神社の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。

八重垣神社の基本情報

スクロールできます
項目内容
所在地島根県松江市佐草町227
ご祭神素盞嗚尊、稲田姫命、大己貴命、青幡佐久佐日古命
ご利益縁結び、夫婦円満、子宝、安産など
祭事祈年祭・身隠神事、例祭など
公式HP→八重垣神社の公式サイトはこちら

八重垣神社は、出雲神話の八岐大蛇退治に深く関わる神社です。素盞嗚尊と稲田姫命を主祭神とし、大己貴命(おおなむちのみこと)、青幡佐久佐日古命(あおはたさくさひこのみこと)も祀られています。

縁結びの神社として親しまれ、とくに奥の院の鏡の池では、紙と硬貨を池に浮かべて縁の早さや距離を占います。境内には佐久佐女の森、夫婦椿、国の重要文化財である板絵著色神像などがあり、神話の話が社殿の外へそのまま歩いて出ているような神社なんですね。

八重垣神社にまつわる話

姫を森に隠した「八重垣」のはじまり

八重垣神社の話は、出雲の斐の川上から始まります。

高天原を追われた素盞嗚尊が出雲へ降りると、脚摩乳命(あしなづちのみこと)と手摩乳命(てなづちのみこと)という老夫婦が、娘の稲田姫をはさんで泣いていました。夫婦には八人の娘がいましたが、毎年やってくる八岐大蛇に食われ、最後に残った稲田姫も次の犠牲になるところだったのです。

ここで素盞嗚尊は、姫を妻にもらう約束をして大蛇退治を引き受けます。『古事記』では、稲田姫を湯津爪櫛(ゆつつまぐし)に変えて自分の髪に挿し、八塩折之酒(やしおおりのさけ)を用意させます。大蛇は八つの頭をそれぞれ酒船に入れて飲み、酔って眠ったところを斬られるんですね。

八重垣神社では、この大蛇退治の前に、素盞嗚尊が佐草の佐久佐女の森に大杉を中心とした八重垣を造り、稲田姫を隠したと伝わります。ここでいう八重垣には、大垣、中垣、万垣、西垣、万定垣、北垣、袖垣、秘弥垣という八つの名が残っています。

名前まで残っているのが、ずいぶん具体的です。姫を守る垣は、神話の中のふわっとした結界ではなく、土地の名や森の名に残る「囲い」なんですね。

「八雲立つ」の歌と、夫婦の宮

大蛇を退治したあと、素盞嗚尊は稲田姫と夫婦になります。その時に詠んだとされる歌が、

八雲立つ 出雲八重垣 妻込めに 八重垣造る その八重垣を

という歌です。

この歌は、日本で最初の和歌ともいわれます。妻を迎える喜びの歌として語られますが、言葉をよく見ると「妻込めに」とあります。妻を迎えるというより、妻を大切に囲う、妻を内に込める、そういう言葉なんですね。

八重垣神社の社名も、この歌にちなむとされます。縁結びの神社として知られる場所の名が、祝宴や華やかな婚礼の言葉から出ているのではなく、姫を囲って守る「垣」から出ているところに、この神社らしさがあります。

素盞嗚尊は暴れ神として高天原を追われた神ですが、出雲に降りると、泣いている親子に出会い、娘を隠し、酒を使い、大蛇を倒し、宮を造ります。乱暴な神が、ここでは家を造る神になるのです。

佐久佐という古い名と、もう一柱の祭神

八重垣神社を見ていると、「佐草」「佐久佐」「佐久佐女」という似た音が何度も出てきます。

古くは『出雲国風土記』に「佐久佐社」と見え、『延喜式』神名帳には「佐久佐神社」と記されます。現在の八重垣神社という名の奥に、佐久佐という古い社名が残っているんですね。

この佐久佐の名に関わるのが、祭神の青幡佐久佐日古命です。青幡佐久佐日古命は、素盞嗚尊の御子とされ、佐草の地名や古代の大草郷の話にも顔を出します。『出雲国風土記』の大草郷の条では、須佐乎命の御子である青幡佐久佐日古命がいらっしゃったので大草という、と伝わります。

八重垣神社は、素盞嗚尊と稲田姫の夫婦の神社として語られますが、その土地の古い名をたどると、子の神である青幡佐久佐日古命が出てきます。夫婦の宮であり、佐久佐の神を祀る古社でもある。出雲の神話は、夫婦で終わらず、子の名、郷の名、社の名へ伸びていくんですね。

八重垣神社の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

姫を隠す祭りと、姫が戻る祭り

八重垣神社には、五月三日に祈年祭・身隠神事(みかくししんじ)があります。

身隠神事は、素盞嗚尊が稲田姫を八重垣に隠したという社伝にちなむ古い祭りです。本殿から奥の院の夫婦杉へ向かって、神幸行列が行われます。神話の中で姫が森へ隠された場面を、年に一度、境内の中で動かしているのです。

そして十二月十五日には、新嘗祭・還幸祭があります。還幸祭は、五月に奥の院の森へ移られた稲田姫が、本社へお戻りになる祭りです。

八重垣神社の神話は、大蛇退治の場面だけを見ると一気に終わります。けれど祭りの一年を見ると、五月に姫が森へ行き、十二月に本社へ戻る。姫を隠したままにしないのです。守るために隠し、季節を越えて戻ってくる。この往復が、神社の年中行事に残っているんですね。

櫛にされた姫と、酒で眠る大蛇

『古事記』の八岐大蛇退治には、妙に手順が細かいところがあります。

素盞嗚尊は稲田姫を櫛に変えて髪に挿します。姫を遠くへ逃がすのではなく、自分の髪に挿すのです。次に、足摩乳命と手摩乳命へ八塩折之酒を造らせ、垣をめぐらせ、八つの門を作り、それぞれに酒船を置かせます。

大蛇は力でねじ伏せられる前に、まず酒を飲まされます。山を越え谷を越えるほど巨大で、腹が血にただれ、目が赤いほおずきのようだと語られる大蛇が、酒船に頭を垂れて酔いつぶれるのです。

八重垣神社の「垣」は、姫を守るための垣です。『古事記』の大蛇退治にも、八つの門を持つ垣が出ます。隠す垣、待ち受ける垣、守る垣。出雲のこの話では、垣はただ囲うものとして終わらず、命を守り、災いを迎え撃つ道具にもなるんですね。

山神神社に残る子宝の祈り

境内社のひとつに、山神神社があります。御祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)です。

この山神神社は、山や農耕の守り神として親しまれ、夫婦和合、安産、授児子宝、下半身の病への祈りを受けてきました。手作りの男根を供える風習も残っています。

稲田姫の神話は、若い男女の縁から始まります。境内を歩くと、その縁は夫婦、子宝、安産、農耕へ広がっていきます。稲田姫という名そのものにも「稲田」が入ります。田を実らせる姫を守った神社で、子を授かる祈りや農の祈りが重ねられてきたのは、土地の暮らしにかなり近い信仰だったのでしょうね。

八重垣神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

佐久佐女の森と鏡の池

佐久佐女の森は、八重垣神社の奥の院にあたる場所です。素盞嗚尊が稲田姫を八岐大蛇から守るため、大杉のまわりに八重垣を造ったと伝わります。

この森の中にある鏡の池は、稲田姫が隠れていた時に飲み水とし、自分の姿を映した池とされます。現在は縁占いの池として知られ、占い用紙を浮かべて硬貨をのせ、沈む早さや沈む場所で縁の早さや相手との距離を占います。

ここは縁結びのパワースポットです。恋愛や結婚の縁で知られていますが、仕事、人との出会い、願いごとなど、さまざまな縁を思って占うこともできます。池の奥には稲田姫を祀る天鏡神社があり、鏡の池という名も、姫が水に姿を映した話から来ています。

連理玉椿

境内には、連理玉椿(れんりたまつばき)と呼ばれる夫婦椿があります。

稲田姫が昔お立てになった二本の椿が芽吹き、地上で一体となったと伝えられます。二本の木が途中でひとつになる「連理」は、夫婦の契りを表す木として古くから大切にされてきました。

八重垣神社では、夫婦和合や縁結び、子宝に関わる見どころです。年によっては、一枚の葉が二つに分かれたような二葉の葉が出ることもあるとされます。姫を隠した森の話から、夫婦となった神の話へ、そのあとに椿が一本の木として育つ話へ進む。境内の植物まで、夫婦の物語を持っているんですね。

板絵著色神像

八重垣神社には、国の重要文化財である板絵著色神像があります。もとは本殿の内壁に描かれていた三面の板絵で、素盞嗚尊、稲田姫命、天照大神(あまてらすおおみかみ)、市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)、脚摩乳命、手摩乳命の六柱が描かれています。

社伝では、平安時代の宮廷画家である巨勢金岡(こせのかなおか)の筆と伝わります。板材は年輪年代法で十三世紀に伐採されたものとされ、古い伝承と文化財としての調査結果が一枚の板絵の中に同居しています。

これは文化財としての見どころです。八岐大蛇退治の話に出てくる夫婦と親神、さらに天照大神までが本殿の内側に描かれていたことになります。外の森では姫を隠し、内の壁では神々が描かれる。八重垣神社は、神話を森と水だけでなく、社殿の板壁にも残してきた神社なんですね。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

スクロールできます
属性神社1神社2神社3
地属性鹿児島神宮芝大神宮出雲大社
水属性大杉神社大洗磯前神社丹生川上神社
火属性東郷神社乃木神社宝登山神社
風属性城山八幡宮常陸国出雲大社星神社
空属性サムハラ神社玉置神社金櫻神社

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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