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【水属性】伊香保神社|湯を守る二柱と雷の峰に古名が残る社

伊香保神社の神社属性は、水属性です。

伊香保神社は、群馬県渋川市の伊香保温泉で、石段街を上りつめた先に鎮座する神社です。ご祭神は大己貴命(おおなむち)と少彦名命(すくなひこな)。温泉、医療、商売繁盛、子宝の神として信仰されてきました。

この神社をたどると、湯の守り神の話から、榛名山、水沢山、万葉集の雷、神道集の伊香保姫、さらに石段の下を通る湯の仕組みまで出てきます。水の神社として見る入口は温泉ですが、その奥では山が鳴り、湯が流れ、神さまが薬師如来や十一面観音の姿まで取るんですね。

この記事ではそんな伊香保神社についてご紹介いたします。まずは伊香保神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

水属性の伊香保神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
伊香保神社の属性水属性
相性の悪い属性火属性・地属性
相性の良い属性水属性・風属性・空属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは伊香保神社の基本情報と、普段の参拝ではなかなか知ることができない話をご紹介していきますね。

伊香保神社の基本情報

スクロールできます
項目内容
所在地群馬県渋川市伊香保町伊香保1
ご祭神大己貴命、少彦名命
ご利益温泉守護、医療、商売繁盛、子宝など
祭事例大祭、伊香保まつり
公式HP→伊香保神社の公式サイトはこちら

伊香保神社は、伊香保温泉の湯元近く、石段街を上りきった場所にあります。延喜式内社、つまり平安時代の『延喜式』に名が載る古い神社で、のちに上野国三宮としても知られるようになりました。

例大祭は9月19日です。伊香保まつりでは本みこしや樽みこしが石段街を進み、湯の町の急な坂道そのものが祭りの舞台になります。

伊香保神社にまつわる話

伊香保という名は、湯より先に山と雷へ向かう

伊香保と聞くと、まず温泉街の石段が浮かびます。けれども「伊香保」という名はかなり古く、『万葉集』の東歌にも出てきます。

その歌の一つに、「伊香保嶺(いかほね)に雷(かみ)な鳴りそね」という歌があります。伊香保の山で雷よ鳴らないでくれ、という意味の歌です。温泉のやわらかい湯から入ったつもりが、いきなり山の雷へ連れていかれるのが伊香保なんですね。

「伊香保」は、「厳つ峰(いかつほ)」や「雷の峰(いかつちのほ)」から来たという説があります。今の榛名山、とくに水沢山を指す古名だったとも言われます。伊香保神社も、もとは水沢山を信仰の対象にした神社で、今とは別の場所にあったようです。

それがいつしか源泉近くへ移り、湯を守る神社として親しまれるようになりました。山を拝む神社が、湯元のそばへ来る。伊香保神社の話は、この移動からすでに少し不思議なのです。

大己貴命と少彦名命は、薬と湯に近い神さま

大己貴命は、大国主神の別名として知られています。ほかにも大穴牟遅神(おおあなむぢのかみ)、八千矛神(やちほこのかみ)、葦原色許男神(あしはらしこおのかみ)など、場面によって名を変える神です。

名が多い神は、話も多いです。因幡の白うさぎでは、皮をむかれて泣いているうさぎに、真水で体を洗い、ガマの穂を敷くよう教えます。神話の中に、すでに「傷をどう扱うか」という知恵が入っているんですね。

少彦名命は、海の向こうから小さな舟に乗って現れる神です。『日本書紀』には、大己貴命と少彦名命が力を合わせて国をつくり、人や家畜の病を治す方法、鳥獣や虫の害をしずめるまじないを定めたと語られます。

この二柱が伊香保神社に祀られていると、温泉が観光の湯から、体を整える湯、病をやわらげる湯として見えてきます。少彦名命は粟の茎にはじかれて常世国へ行ったという話もあり、小さな神なのに、やることは国づくり、医薬、酒、穀物、温泉まで広いのです。

伊香保大明神には、男体と女体の話がある

中世にまとめられた『神道集』には、「上野国第三宮伊香保大明神事」という話があります。ここで語られる伊香保大明神は、今の伊香保神社をそのまま説明する話というより、上野国の山や沼や社をまとめて語り直した物語です。

そこでは、伊香保大明神には男体と女体があるとされます。男体は伊香保の御湯を守るために湯前に鎮座し、本地は薬師如来。女体は里へ下り、三宮渋河保に鎮座し、本地は十一面観音とされます。

湯を守る神が薬師如来になる。里へ下った女神が十一面観音になる。神社の話をしているのに、仏の姿が出てくるのです。神仏習合の時代には、神と仏は別々の世界で背を向けていたのではなく、一つの土地の信仰の中で、役割を分けながら語られていました。

伊香保神社を湯元の社として見ると、石段の上の神社です。『神道集』の話まで広げると、湯前、里宮、水沢寺、三宮神社、若伊香保神社と、伊香保の神は山麓に広く姿を見せます。

伊香保姫は、神になるまでずいぶん人間くさい

『神道集』には、伊香保姫の物語もあります。高野辺家の三人の姫、淵名姫、赤城姫、伊香保姫の悲劇を語る上野国の物語です。

伊香保姫は伊香保太夫に守られて生き残り、のちに高光中将という人物と結婚します。けれども、現国司の大伴大将が伊香保姫を見て邪な思いを起こし、伊香保太夫の屋敷を攻める話へ進みます。高光中将は深手を負い、伊香保太夫の長男とともに命を落とします。

その後、亡くなった人たちは神社に祀られ、寺が建てられます。伊香保姫は最後に沼へ身を投げ、自分も神の世界へ行こうとします。神社の由来の話なのに、そこにあるのは、家族、結婚、欲望、襲撃、弔い、夢告げです。

神になる前に、ずいぶん人の世を通っています。伊香保の神の話には、山の雷や温泉だけでなく、上野国の人々が地名や社の由来をどう受け止めてきたかも入っているんですね。

伊香保神社の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

榛名山の火山が、湯の町の底にある

伊香保温泉は榛名山の東側にあります。榛名山の二ツ岳では、古墳時代に大きな噴火があり、火山灰や軽石、火砕流が周辺に影響を与えました。

温泉は山の恵みとして語られますが、榛名山の場合、その山は本当に火を噴いていました。伊香保の黄金の湯は鉄分を多く含み、空気に触れると茶褐色になります。火山の山から湧いた湯が、石段の町へ引かれ、人の体を温める。

山は雷の峰と呼ばれ、火山として噴き、湯を出す。伊香保神社が温泉の守り神として祀られている背景には、この山そのものの力があるのです。

石段街の下では、湯が分けられている

伊香保の石段街は、365段の石段で知られています。土産物店や宿が並ぶ参道として歩く場所ですが、ここには湯を町へ配る仕組みもあります。

石段の下には湯を流す湯樋(ゆどい)が通され、源泉から引かれた湯が宿へ分けられてきました。途中で湯を分ける口は小間口(こまぐち)と呼ばれます。石段は見上げる参道であり、温泉街の水路でもあるんですね。

戦国時代、武田勝頼が真田昌幸に命じ、傷ついた兵の療養地として伊香保の町を整えたという話も伝わります。湯治の町としての伊香保は、神社の参道と湯の配分が同じ坂に置かれています。上には神社、下には湯を待つ宿。町全体が、湯をどう受け取り、どう分けるかで形づくられてきたのです。

樽みこしは、酒の神にも近い

伊香保まつりでは、樽みこしが石段街を進みます。酒樽と丸太で作られたみこしを、若連と呼ばれる若者たちが担ぎ、急な石段をもみ上げます。

ここで樽が出てくるのも、少彦名命のことを考えると少し引っかかります。少彦名命は医薬の神であり、酒造にも関わる神とされるからです。酒は昔、楽しみのためだけのものではなく、薬や供え物、祭りの中心にもありました。

湯の神社の祭りで、酒樽のみこしが石段を上がる。少彦名命の医薬と酒、伊香保の湯治、石段街の町の力が、祭りの日には体ごと動く形になります。

伊香保神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

石段を上りきった先の社殿|温泉守護を願う参拝の中心

伊香保神社の社殿は、石段街を上りつめた場所にあります。ここは、温泉守護、医療、商売繁盛、子宝を願う参拝の中心となるパワースポットです。

石段を下から上がってくると、店、宿、湯けむり、遊技場、まんじゅうの香りが続きます。そのにぎわいを抜けた先に社殿があります。神社だけが山上に離れているのではなく、温泉街の暮らしを見下ろす位置にあるのですね。

拝殿前では、大己貴命と少彦名命の二柱を思いたいところです。国づくりの神と、小さな医薬の神。この二柱が湯の町の上にいることで、伊香保温泉の湯は、体を温める湯であり、願いをこめて上がってくる湯の社にもなっています。

湯元と源泉周辺|湯そのものに近づく場所

伊香保神社の近くには、湯元や源泉周辺へ向かう道があります。黄金の湯は鉄分を含み、茶褐色の湯として知られてきました。古くから子宝の湯としても親しまれ、近年は白銀の湯も伊香保の湯として加わっています。

源泉周辺は、伊香保神社の信仰を考えるうえで大切な見どころです。社殿で手を合わせたあと、湯がどこから来るのかをたどると、温泉守護という言葉がかなり具体的になります。

湯は見えないところから急に現れるものではなく、山から来て、湯元を通り、石段の町へ分けられます。その道筋の近くに神社があるから、伊香保神社は湯の守り神として語られてきたのです。

石段街|参道であり、湯を配る町の骨組み

伊香保石段街は、観光名所であり、伊香保神社への参道でもあります。365段の石段を上る道は、店や宿が両側に並び、歩くたびに温泉街の表情が変わります。

石段街の面白いところは、見える部分が参道で、見えない部分に湯を配る仕組みがあることです。地下の湯樋、小間口、宿へ分けられる湯。神社へ向かう坂道が、町の温泉を支える道にもなっています。

伊香保まつりの日には、この石段を本みこしや樽みこしが上がります。ふだんは参拝者や観光客が歩く石段を、祭りの日にはみこしが揺れながら進む。湯の町の道が、そのまま神さまの道になるんですね。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性猿田神社笠間稲荷神社橿原神宮
水属性九頭竜神社熊野那智大社穴守稲荷神社
火属性須佐神社千葉神社川越八幡宮
風属性気多大社気比神宮吉田神社
空属性山田天満宮小野照崎神社水無瀬神宮

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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