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【風属性】香椎宮|神の言葉を聞いた地の夫婦の宮

香椎宮の神社属性は、風属性です。

福岡市東区にある香椎宮は、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)と神功皇后(じんぐうこうごう)を祀る「夫婦の宮」です。けれども、その始まりには、神の言葉を信じなかった天皇の死と、身重のまま海へ向かった皇后の話があります。

夫婦の宮なのに、最初に出てくるのは別れであり、そこから応神天皇、八幡信仰、住吉大神、香椎浜の御島まで話が伸びていくんですね。

この記事ではそんな香椎宮についてご紹介いたします。まずは香椎宮の属性相性から見ていきましょう。

目次

風属性の香椎宮と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
香椎宮の属性風属性
相性の悪い属性空属性・火属性
相性の良い属性風属性・地属性・水属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは香椎宮の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。

香椎宮の基本情報

スクロールできます
項目内容
所在地福岡県福岡市東区香椎4-16-1
ご祭神仲哀天皇、神功皇后
ご利益国家安寧、家運隆昌、子授け、安産育児など
祭事古宮祭、例祭など
公式HP→香椎宮の公式サイトはこちら

香椎宮は、仲哀天皇と神功皇后を主祭神とし、応神天皇(おうじんてんのう)と住吉大神(すみよしのおおかみ)も祀る神社です。仲哀天皇9年、神功皇后が夫である仲哀天皇の神霊を祀ったことに始まり、のちに神功皇后の宮も造営され、両宮をあわせて香椎廟と呼ばれたと伝わります。

現在の香椎宮は、全国に16社ある勅祭社の一社です。勅祭は、天皇陛下の勅使を迎えて行う祭儀で、香椎宮では10年ごとに行われます。令和7年には香椎宮臨時奉幣祭として勅祭が行われました。

香椎宮にまつわる話

神の言葉を聞かなかった仲哀天皇

香椎宮の話は、仲哀天皇が筑紫へ来るところから始まります。

『古事記』では、仲哀天皇は帯中日子天皇(たらしなかつひこのすめらみこと)とも呼ばれます。熊曾(くまそ)を討つため、筑紫へ向かい、訶志比宮(かしひのみや)を置いたとされます。この訶志比宮の伝承地が、香椎宮の古宮の地なのです。

ここで神功皇后に神がかかり、「西の方に宝の国がある」と告げます。ところが仲哀天皇は、高いところへ登って海の向こうを見ても国など見えないと言い、その神の言葉を信じませんでした。神は怒り、仲哀天皇は亡くなります。天皇が神託を聞き違える、というより、神の言葉を退けて死ぬ。香椎宮の始まりは、かなり強い話なんですね。

神功皇后は、夫の死をすぐには公にせず、国を鎮め、神の言葉に従って海を渡ることになります。身重の皇后が、石を腹に当てて出産を遅らせたという話もここにつながります。帰還後に生まれた子が応神天皇で、のちに八幡神として全国の八幡宮に祀られる存在になります。香椎宮から八幡信仰まで、一本の線が出ていくのです。

夫婦の宮の始まりは、夫のための祠だった

香椎宮は「夫婦の宮」と呼ばれます。

仲哀天皇と神功皇后が夫婦で祀られているためです。けれども、最初に建てられたのは、神功皇后が仲哀天皇のために建てた祠でした。仲哀天皇9年、西暦200年、神功皇后が香椎の地に夫の神霊を祀ったと伝わります。

神功皇后自身の宮は、ずっと後です。養老7年に神託によって造営が始まり、神亀元年、西暦724年に完成したとされます。夫の宮が先にあり、皇后の宮が後から建つ。夫婦が最初から並んでいたのではなく、死と出征と帰還を経て、香椎の地で再び一緒になる形なのです。

この順番を知ると、香椎宮の「夫婦の宮」という言葉が少し違って見えます。仲良く寄り添うだけの夫婦ではなく、神の怒りで夫を失い、身重のまま海を渡り、帰ってきて夫の霊を祀った皇后の宮なんですね。

住吉大神と、香椎浜の御島

神功皇后の話には、海が出てきます。

香椎宮には、住吉大神も祀られています。住吉大神は、神功皇后が海を渡る時に神託を授け、海上安全や交通安全の守りを与えた神として伝わります。住吉大神を祀る理由は、香椎宮が夫婦の宮であると同時に、渡海の物語を持つ宮だからなのです。

その海の話は、境内の外にも続きます。香椎浜には、神功皇后ゆかりの聖地とされる御島があり、末社の御島神社に綿津見神(わたつみのかみ)が祀られています。旧暦8月15日には御島神社例祭が行われ、干潮の具合を見ながら、干上がった香椎浜を歩いて御島へ向かいます。

社殿で神功皇后を祀り、浜の先で海の神を祀る。香椎宮の話は、森の中の本殿で終わらず、香椎浜の干潟まで出ていくのです。

香椎という地名は、死の場面から生まれた

香椎という地名には、仲哀天皇の死にまつわる伝承があります。

古宮には、仲哀天皇が営んだ橿日宮、または訶志比宮の跡とされる場所があります。そこは仲哀天皇の廟跡とも伝えられ、棺を掛けたという神木「香椎」、棺掛椎(かんかけのしい)の伝承も残ります。

仲哀天皇の亡きがらを納めた棺を椎の木に立てかけると、あたりに香りが漂った。そこから「香る椎」、香椎になったという話があります。人の死を置いた木から、よい香りの地名が生まれる。香椎宮は、地名の由来からして少し不思議なのです。

香椎の古い表記には、『古事記』の「訶志比宮」、『日本書紀』の「橿日宮」があります。どちらも仲哀天皇が筑紫で置いた宮として語られます。今の香椎というやわらかい響きの後ろに、古代の行宮と天皇の死の場面が隠れています。

香椎宮の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

綾杉には、剣・鉾・杖が埋められた

香椎宮の御神木に、綾杉があります。

神功皇后が三韓より帰還した後、剣・鉾・杖の三種の宝を埋め、鎧の袖に挿していた杉の枝をそこに植えたと伝わります。「永遠に本朝を鎮護すべし」と祈ったものだとされ、葉が綾のように交互に生えるため、綾杉と呼ばれています。

ここで出てくるのが、剣と鉾と杖です。武器と、歩くための杖が一緒に埋められます。海を渡って帰ってきた皇后が、持ち帰った力を土の中へ納め、そこに杉を植える。香椎宮では、木もただの木として出てきません。神功皇后の帰還と国家鎮護の祈りを、そのまま抱えた木なのです。

綾杉の葉は、古くから宮中へ献上されてきたと伝わります。香椎宮が勅祭社であることと合わせると、この杉は境内の御神木であり、朝廷との関係を示す木でもあるんですね。

不老水は、武内宿禰の長寿の水

香椎宮の境内から少し歩いたところに、不老水があります。

この水は、武内宿禰(たけうちのすくね)が仲哀天皇と神功皇后の食事や酒を調えるために汲んだ泉と伝わります。武内宿禰は、この水を用いたため300歳を超える長寿を保ったともされ、不老長寿の霊泉として知られています。

武内宿禰は、仲哀天皇・神功皇后に仕えた古代の重臣です。香椎宮には武内宿禰を祀る武内神社もあります。不老水と武内神社をあわせて見ると、香椎宮には夫婦神、応神天皇、住吉大神のほかに、長寿の臣下の話まで入っていることが分かります。

水を飲んだから長生きした、という素朴な話に見えます。けれども、300歳を超える重臣が、天皇と皇后の食事を整えるために水を汲む。神話の中では、台所の水も、長寿の水も、政治のそばにあるのです。

獅子楽は、獅子舞と呼ばない

香椎宮の春秋の大祭では、獅子楽が奉納されます。

この獅子楽は福岡県の無形民俗文化財で、赤と緑の雌雄2頭の獅子が、笛や太鼓、銅拍子に合わせて舞います。香椎宮では、獅子舞ではなく、雅楽のひとつとして伝承されてきた芸能とされています。

獅子は2頭、赤と緑。舞う人、笛を吹く人、太鼓を打つ人、役割が細かく分かれます。小太鼓は楽全体を導く大切な役で、獅子を経験した熟練者が担ったとされます。獅子の見た目は賑やかですが、内側には年齢や役目の決まりがあるんですね。

香椎宮の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

香椎造の本殿

香椎宮の本殿は、建築としての見どころであり、仲哀天皇と神功皇后を祀る中心のパワースポットです。

現在の本殿は享和元年、1801年に福岡藩主・黒田長順によって再建されました。国の重要文化財に指定されており、日本で香椎宮にしかない「香椎造」と呼ばれる形式です。正面は5間に見え、左右には「獅子間」と呼ばれる張り出しがあり、屋根も入母屋造と切妻造が組み合わさった複雑な形をしています。

左右の階段が地上から浮いて見えることも、香椎造の特徴とされます。神社建築は形に意味がこもりますが、香椎宮の場合は、全国でここだけの形がそのまま本殿になっています。夫婦の宮という由緒と、唯一の建築様式が同じ場所にあるのです。

古宮と綾杉

古宮は、仲哀天皇の訶志比宮の跡と伝わるパワースポットです。

現在の本殿とは少し離れた場所にあり、仲哀天皇が熊曾討伐のために筑紫へ来た時の宮跡とされます。ここが香椎宮の始まりの場所であり、仲哀天皇の死と神功皇后の祈りへ話が入っていく入口でもあります。

綾杉は、神功皇后が帰還後に植えたと伝わる御神木です。剣・鉾・杖を埋め、杉の枝を植え、国を守るように祈ったという話が残ります。古宮で仲哀天皇の宮跡をたどり、綾杉で神功皇后の帰還をたどると、香椎宮の夫婦の物語が境内の中で見えてきます。

不老水と御島神社

不老水は、不老長寿を願うパワースポットです。

武内宿禰が仲哀天皇・神功皇后の食事や酒を調えるために汲んだ泉と伝わり、長寿の水として信仰されています。香椎宮の参拝では、本殿と古宮だけを見て帰るより、不老水まで歩くと、神話のそばにあった暮らしの水までたどれます。

御島神社は、香椎浜にある海のパワースポットです。神功皇后ゆかりの聖地とされ、綿津見神を祀ります。旧暦8月15日の例祭では、潮が引いた香椎浜を歩いて御島へ向かいます。社殿の森、古宮の跡、不老水の泉、香椎浜の御島。香椎宮は、歩く先ごとに神話の場面が変わっていく神社なのです。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

スクロールできます
属性神社1神社2神社3
地属性伊豆山神社櫛田神社御金神社
水属性越木岩神社検見川神社江ノ島神社(江島神社)
火属性根津神社鹿島神宮東郷神社
風属性阿佐ヶ谷神明宮伊和神社猿田彦神社
空属性サムハラ神社玉置神社金櫻神社

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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