射水神社の神社属性は、風属性です。
富山県高岡市の射水神社は、越中国一宮として二上神(ふたがみのかみ)を祀る神社です。もとは高岡の北にある二上山を神の山として祀り、明治8年に高岡城本丸跡へ遷りました。山の神が城跡へ移り、いまは水濠に囲まれた古城公園の中で祀られているんですね。
この記事ではそんな射水神社についてご紹介いたします。まずは射水神社の属性相性から見ていきましょう。

風属性の射水神社と相性が良い属性・悪い属性

| 項目 | 属性 |
|---|---|
| 射水神社の属性 | 風属性 |
| 相性の悪い属性 | 空属性・火属性 |
| 相性の良い属性 | 風属性・地属性・水属性 |
相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
さて、ここからは射水神社の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。
射水神社の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 富山県高岡市古城1番1号 |
| ご祭神 | 二上神 |
| ご利益 | 五穀豊穣、商業繁栄、縁結び、開運厄祓など |
| 祭事 | 例祭、夏越大祓など |
| 公式HP | →射水神社の公式サイトはこちら |
射水神社は、高岡古城公園の中に鎮座する越中国一宮です。ご祭神の二上神は、現在では瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)として祀られています。瓊瓊杵尊は、天照大御神の孫であり、天孫降臨の神話で地上へ降りる神です。
射水神社は、古くは二上山そのものを神の山として祀った社でした。江戸時代には「二上山大権現」として信仰され、明治の神仏分離を経て、明治8年に現在の高岡城本丸跡へ遷座しました。城跡に鎮まる一宮として、かなり珍しい姿を持つ神社なのです。
射水神社にまつわる話
二上山の神が、高岡城本丸跡へ移った
射水神社の話は、いまの高岡古城公園から始めるより、まず二上山へ行ったほうが見えやすいです。
二上山は、高岡の北にそびえる山です。射水神社はもともと、この二上山を霊山として祀っていた社でした。山そのものが神のいる場所であり、そこに二上神が鎮まると考えられていたんですね。
この二上山は、『万葉集』にも出てきます。越中国守として赴任した大伴家持(おおとものやかもち)は、二上山を「皇神(すめかみ)」の山として詠みました。射水川がめぐり、春には花が咲き、秋には紅葉が見え、海辺には白波が立つ。家持は、山だけを見ていたのではなく、川と海まで含めて二上山を詠んでいます。
その山の神が、明治8年に高岡城本丸跡へ遷されます。高岡城は、加賀前田家二代の前田利長が築いた城です。いまの高岡古城公園は水濠がよく残り、園内の三分の一ほどが水濠とされています。二上山にいた神が、今度は城の中心だった本丸跡に鎮まり、水濠に囲まれて祀られる。山から城跡へ移った神なのです。
二上神と瓊瓊杵尊
射水神社のご祭神は、二上神です。現在は、瓊瓊杵尊として祀られています。
瓊瓊杵尊は、天照大御神の孫です。『古事記』では、天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)の子として生まれ、高天原から葦原中国(あしはらのなかつくに)へ降ります。この天孫降臨の場面で、瓊瓊杵尊は稲穂を地上にもたらす神として語られます。
射水神社の神紋は「御鏡に稲穂」です。御鏡は天照大御神を思わせ、稲穂は瓊瓊杵尊が地上へもたらしたものへ向かいます。二上山の神として祀られていた神が、明治以後、天孫降臨の神として整理される。ここに、山の神と天孫の神が同じ社に入っているおもしろさがあります。
瓊瓊杵尊は、地上へ降りる時、猿田毘古神(さるたびこのかみ)に道案内を受けます。その猿田毘古の名を尋ねたのが、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)です。射水神社の縁結びの信仰には、瓊瓊杵尊がこの二柱を結び合わせたという話が関わるとされます。天孫降臨の場面から、みちひらきと縁結びが出てくるんですね。
射水という名には、水の湧く土地が入っている
射水神社の「射水」は、地名としても古い名前です。
平安時代初期の『国造本紀(こくぞうほんぎ)』には、「伊弥頭(いみづ)国造」という名が見えます。射水という名は、この伊弥頭に由来するとされます。また、古代の人々が水の湧き出る様子を「イ」「ミズ」と呼び、この地名になったという話もあります。
射水の土地は、神通川と庄川の間に広がる平野にあります。小矢部川もこの土地と深く関わり、『万葉集』に出てくる射水川は、現在の小矢部川にあたるとされます。かつての射水川は庄川とも合流し、水量もあり、舟の行き来も盛んでした。
射水神社の現在地である高岡古城公園にも水があります。城の水濠が大きく残り、手水舎には境内地下の水が使われています。社名に水があり、古い川の名にも水があり、現在の境内も水濠の中にある。山の神を祀る神社なのに、名前と今の場所には水が多いんですね。
二上山には、大蛇になった悪王子の話が残る
射水神社の旧社地である二上山には、摂末社が残っています。山頂の第一の峰「奥の御前」には日吉社、第二の峰「前の御前」には悪王子社があります。
この悪王子社に、かなり強い伝承があります。昔、二上山に魔物が住み、毎月五回、越中四郡から若い娘を人身御供として差し出していたと伝わります。そこへ俵藤太(たわらのとうた)として知られる藤原秀郷(ふじわらのひでさと)が現れ、娘の打掛をかぶって身代わりとなり、大蛇を退治しました。
退治された大蛇は改心し、二上山を守ると誓い、悪王子社に祀られたといいます。山にいた魔物が、退治されて、今度は山を守る神になる。二上山は、きれいな霊山の話だけで収まりません。人身御供、大蛇、身代わり、退治、そして守護神へ変わるところまで持っている山なのです。
射水神社の小話や裏話、豆知識

築山行事では、神を迎えた祭壇をすぐ壊す
射水神社の例祭は4月23日に行われます。同じ日、旧社地の二上射水神社では、築山行事が行われます。
築山行事では、境内の三本杉の前に「築山」と呼ばれる臨時の祭壇を組みます。そこへ神を迎え、豊作を祈ります。舟形の神輿も登場し、神事が終わると、築山はすぐに解体されます。
この「すぐ壊す」というところが、妙に強いんですね。神を迎えるために作ったものを、祭りが終わったら残さない。残したままにすると神が怒ると伝わります。神を迎えることは、飾って見せることではなく、来てもらい、祈り、そしてすみやかにお返しすることでもあったのです。
土用の丑の日には、鰻を供えて川へ放す
射水神社には、鰻奉献無病息災祈願祭があります。
これは、大伴家持が『万葉集』で詠んだ「夏やせには鰻がよい」という歌にちなむ神事です。土用の丑の日に、生きた鰻二尾と蒲焼きを神前に供え、祭典のあと、生きた鰻を小矢部川へ放流します。
神前に鰻を供え、焼いた鰻も供え、生きた鰻は川へ帰す。食べものの話であり、夏を越すための話であり、万葉集から小矢部川へ戻る話でもあります。ここでも射水神社は、二上山と家持と射水川を一緒に持ってくるんですね。
夏越大祓では、射水川の名を水に戻している
6月30日の夏越大祓では、茅の輪くぐりと人形代による祓いが行われます。
射水神社では、家持が詠んだ射水川、現在の小矢部川河口の水を清らかな川に見立て、檜樽に「斎水(いみず)」としてたたえ、人形代をその水に浮かべて祓います。人の形に切った紙へ罪やけがれを移し、水へ流す古い祓いの形です。
「射水」という社名を、ただ名前として読むのではなく、祓いの水として目の前に置く。夏越大祓では、地名と川と神事が、かなり具体的な形になります。
射水神社の見どころ・パワースポット

高岡古城公園と社殿
高岡古城公園の中にある社殿は、越中国一宮の中心となるパワースポットです。
現在の社殿は、明治33年の高岡大火で焼失した後、明治35年に再建されました。設計は伊東忠太(いとうちゅうた)、施工は加賀藩に仕えた宮大工・松井家の松井角平(まついかくへい)です。社殿は、伊勢の神宮に見られる唯一神明造をもとにした直線的な神明造で、本殿には6本の鰹木が載ります。
この社殿が建つ場所は、高岡城の本丸跡です。城の中心だった場所に、二上山から遷った一宮が鎮まっています。高岡古城公園の水濠と社殿を一緒に見ると、山の神が城跡へ移ったことが、地図の上だけの話ではなく、参拝する足元の話として分かります。
御神木・八重の紅梅
境内の八重の紅梅は、縁結びや安産・子授けのパワースポットです。
この紅梅は、明治8年に二上山から高岡城本丸跡へ遷座したことを記念して奉納されたものとされます。樹齢は400年以上ともいわれ、幹の空洞がハート形に見えることから、縁結びの御神木として親しまれています。
また、梅は「産め」に通じるとして、安産や子授け、子孫繁栄の象徴にもなっています。二上山から城跡へ遷った神社に、遷座を記念する古い梅があり、その幹にハート形の空洞がある。縁結びの話が、神話だけでなく、実際の木の姿にも置かれているのです。
二上山と旧社地
二上山は、射水神社の元の鎮座地としてたどりたい見どころです。
現在の射水神社は高岡古城公園にありますが、旧社地の二上山には日吉社、悪王子社、院内社、諏訪社などが残ります。射水神社の根を知るなら、二上山の存在は外せません。
大伴家持が詠んだ山であり、二上神が鎮まった山であり、大蛇退治の悪王子伝説を持つ山です。現在の社殿で参拝し、二上山の話までたどると、射水神社が城跡の神社である前に、山を祀る神社だったことがはっきり見えてきます。
神社属性(繭気属性)の意味と考え方

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。
「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。
神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。
この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
あなたの属性の調べ方|計算方法
西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。
A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。
<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8
最後に、出た数字を属性に当てはめます。
1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。
計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。
属性別おすすめ神社

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。
全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。
