日御碕神社の神社属性は、空属性です。
島根県出雲市の日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)は、日本海に突き出した岬に鎮まる神社です。境内には、天照大御神(あまてらすおおみかみ)をまつる日沉宮(ひしずみのみや)と、素盞嗚尊(すさのおのみこと)をまつる神の宮(かみのみや)があり、太陽の神と荒ぶる弟神が同じ岬で向き合う形になっています。
アマテラスといえば日の出や昼の明るさを思い浮かべますが、ここでは「日が沈む宮」として語られるのが、もう入口から少し不思議なんですね。
この記事ではそんな日御碕神社についてご紹介いたします。まずは日御碕神社の属性相性から見ていきましょう。

空属性の日御碕神社と相性が良い属性・悪い属性

| 項目 | 属性 |
|---|---|
| 日御碕神社の属性 | 空属性 |
| 相性の悪い属性 | 地属性・風属性 |
| 相性の良い属性 | 空属性・水属性・火属性 |
相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
さて、ここからは日御碕神社の基本情報と、普段の参拝だけでは知りにくい話をご紹介していきますね。
日御碕神社の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 島根県出雲市大社町日御碕455 |
| ご祭神 | 天照大御神、素盞嗚尊 |
| ご利益 | 厄除け、開運、海上安全など |
| 祭事 | 和布刈神事、例大祭・神幸祭 |
| 公式HP | →日御碕神社の公式サイトはこちら |
日御碕神社は、出雲大社からさらに日本海側へ進んだ日御碕の地にあります。朱塗りの社殿が山裾に立ち、海側には経島(ふみしま)という小さな島が見えます。
境内は、下に日沉宮、石段の上に神の宮という配置です。日沉宮はアマテラス、神の宮はスサノオをまつりますので、ひとつの境内で姉神と弟神をお参りすることになるんですね。
日御碕神社は、厄除けや開運を願う人に親しまれてきました。海に向いた土地柄から、漁や船の安全を願う信仰も自然に寄せられてきた神社なのです。
日御碕神社にまつわる話
経島に鎮まった日沉宮のはじまり
日御碕神社でまず気になるのは、日沉宮という名前です。「日が沈む宮」と書きます。太陽の神アマテラスをまつる宮に、沈む日という字が付くんですね。
日沉宮は、もとは沖の経島にアマテラスをまつったことにはじまると伝わります。経島は、日御碕の海に浮かぶ小さな岩島です。岩が縦に割れて並ぶ姿から、経巻を積んだように見えるため、この名で呼ばれるようになったとも言われています。
この経島に鎮まっていたアマテラスが、平安時代に現在の社地へ移されたと伝わります。岬の先で夕日を受ける島から、山裾の社殿へ。神さまの場所が変わっても、日御碕という土地そのものは、沈む太陽を正面から受ける場所であり続けています。
日御碕には、伊勢が日の本の昼を守り、日御碕が日の本の夜を守るという言い方が伝わります。アマテラスは伊勢の内宮の神としてよく知られますが、出雲の日御碕では沈む日の宮に鎮まる。太陽の神なのに、ここでは夕方から夜へ向かうところを受け持つのです。
神の宮にまつられるスサノオ
石段を上がった先にある神の宮には、素盞嗚尊がまつられています。スサノオは、アマテラスの弟神です。
『古事記』では、イザナギが黄泉(よみ)の国から戻って身を清めたとき、左目からアマテラス、右目から月読命(つくよみのみこと)、鼻からスサノオが生まれます。この三柱は三貴子(さんきし)と呼ばれます。ところがスサノオは海を治めよと言われても泣き続け、母のいる根の国へ行きたいと言い出します。海を任された神なのに、海を治める前に泣きわめく。神話のスサノオは、最初から扱いにくい神なのです。
その後、スサノオは高天原(たかまのはら)で騒ぎを起こし、アマテラスは天岩戸(あまのいわと)へ隠れます。太陽の神が隠れ、世界が暗くなる。日御碕でアマテラスとスサノオを続けてお参りすると、この姉弟の話が境内の中でよみがえってくるんですね。
スサノオは高天原を追われたあと、出雲へ降り、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治して櫛名田比売(くしなだひめ)を救います。出雲で急に英雄になる神です。日御碕の神の宮にスサノオが鎮まると、荒ぶる神が出雲で土地を守る神へ変わっていく、その途中の姿まで見えてきます。
古い名に残る「みさき」の神
日御碕は、古くから「みさき」の神のいる場所として見られていました。『出雲国風土記(いずものくにふどき)』には美佐伎(みさき)の社、『延喜式(えんぎしき)』には御碕社の名が見えます。
「岬」は、海へ突き出した土地です。けれど日御碕では、地形の先端に神がいる。海から来るもの、夕日に照らされるもの、沖の島に鎮まるものが、みなこの「みさき」に集まってくるんですね。
平安時代の歌謡集『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』にも、「出雲の鰐淵(がくえん)や日の御碕」と並んで出てきます。鰐淵は、出雲の山あいにある鰐淵寺(がくえんじ)のことです。海の御碕と山の鰐淵。出雲では、海辺の霊地と山の霊地が、歌の中でも近い場所として扱われていたのです。
日御碕神社の小話や裏話、豆知識

ウミネコが和布を運んだという話
日御碕神社の祭事で、海鳥が出てくる話があります。和布刈神事(めかりしんじ)です。
和布は、海藻のことです。日御碕には、ウミネコが和布をくわえて飛んできて、社殿の欄干に掛けたという話が伝わります。それも一度で終わらず、三度掛けたとされます。人が海へ出て取る供え物を、鳥が先に神前へ届けてしまうのです。
経島は、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物にもなっています。春から初夏にかけて、島のまわりではたくさんのウミネコが鳴き交わします。日御碕では、海鳥が景色の一部であり、神事の話にも入ってくるんですね。
経島の岩は経巻のように見える
経島という名は、岩の姿とも関わると言われています。島の岩肌には柱のような割れ目があり、遠目にも縦の線が目立ちます。その姿を、経巻を積み上げたように見たのでしょう。
経巻は仏教のものです。けれど、日御碕神社の沖にある島の名に「経」の字が入る。神社の神域に、仏教の言葉を思わせる島名が残っているんですね。
出雲には、神社と寺、海と山が近くにあります。日御碕から少し内陸へ入れば、鰐淵寺のような古い寺もあります。日御碕の経島という名は、海に浮かぶ岩島が、信仰の言葉をいくつも背負ってきたことを物語っています。
日御碕神社の見どころ・パワースポット

日沉宮と神の宮
日沉宮と神の宮は、日御碕神社の中心となるパワースポットです。下の宮にアマテラス、上の宮にスサノオをまつり、同じ境内で二柱へお参りできます。
アマテラスは太陽の神であり、スサノオは出雲へ降った荒ぶる神です。神話ではぶつかり合う姉弟ですが、日御碕では、海に近い岬の社で並ぶように鎮まっています。石段を上がる参拝の動きそのものが、日沉宮から神の宮へ、アマテラスからスサノオへ進む形になるのです。
経島
経島は、日御碕神社を語るうえで欠かせない見どころです。日沉宮のはじまりに関わる神域であり、ウミネコの繁殖地としても知られています。
ふだんは海辺から拝む島です。小さな島ですが、日沉宮の由緒、ウミネコの話、和布刈神事、夕日の景色がこの島に集まります。日御碕神社の話は、境内の中だけで完結せず、沖の経島まで含めて見えてくるのです。
朱塗りの社殿群
日御碕神社の朱塗りの社殿群は、建築としての見どころです。現在の社殿は江戸時代前期に整えられたもので、日沉宮、神の宮、楼門、回廊などがまとまって残り、重要文化財に指定されています。
海の近い土地で、これほど濃い朱の社殿が残るのは、手入れを重ねてきた証でもあります。山の緑、日本海の青、社殿の朱がはっきり分かれるので、写真を撮る人にも人気があります。ただ、近くで見ると色だけでなく、彫刻や屋根の重さ、石段の高低差までよく見えるんですね。
神社属性(繭気属性)の意味と考え方

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。
「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。
神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。
この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
あなたの属性の調べ方|計算方法
西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。
A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。
<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8
最後に、出た数字を属性に当てはめます。
1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。
計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。
属性別おすすめ神社

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。
全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。
