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【神社属性:地属性】宇佐神宮|水辺に現れた八幡神

宇佐神宮の神社属性は、地属性です。

大分県宇佐市の小椋山に鎮座する宇佐神宮は、全国の八幡さまの総本宮です。はじまりの話に出てくるのは、立派な武神の姿ではなく、菱形池のほとりに現れた三歳の童子なんですね。

しかもその童子は、のちに黄金の鷹となって松にとまり、祀る場所を何度も移しながら、やがて東大寺の大仏、隼人の鎮魂、道鏡の神託にまで顔を出していきます。八幡神は、最初からおとなしく本殿に座っていた神さまではなかったのです。

この記事ではそんな宇佐神宮についてご紹介いたします。まずは宇佐神宮の属性相性から見ていきましょう。

目次

地属性の宇佐神宮と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
宇佐神宮の属性地属性
相性の悪い属性水属性・空属性
相性の良い属性地属性・火属性・風属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは宇佐神宮の基本情報と、普段の参拝では知ることができない話をご紹介していきますね。

宇佐神宮の基本情報

スクロールできます
項目内容
所在地大分県宇佐市南宇佐2859
ご祭神八幡大神、比売大神(多岐理姫命・市杵島姫命・多紀理毘売命)、神功皇后
ご利益厄除開運、勝運、安産、交通安全など
祭事鎮疫祭、仲秋祭(放生会)など
公式HP→宇佐神宮の公式サイトはこちら

宇佐神宮は、神亀2年(725)に現在の小椋山へ八幡大神を祀ったことにはじまると伝わります。

一之御殿に八幡大神、二之御殿に比売大神、三之御殿に神功皇后を祀り、現在の本殿は国宝に指定されています。八幡大神は応神天皇の神霊とされ、神功皇后はその母にあたる人物です。

参拝作法は二礼四拍手一礼で、一般的な二礼二拍手一礼より拍手が多いんですね。境内には上宮、下宮、菱形池、御霊水、呉橋、若宮神社などがあり、宇佐の八幡信仰を順にたどるように歩くことができます。

宇佐神宮にまつわる話

菱形池に現れた三歳の童子

宇佐神宮の話をたどると、まず菱形池に出ます。

欽明天皇の時代、大神比義(おおがのひぎ)という人が、菱形池のほとりで千日祈ったと伝わります。すると池のあたりに三歳の童子が現れ、自分は誉田天皇広幡八幡麻呂(ほんだのすめらみこと・ひろはたのやはたまろ)であると名乗ったというのです。

誉田天皇は、応神天皇のことです。つまり宇佐では、応神天皇の神霊が、水辺に幼い姿で現れたんですね。

八幡神と聞くと、弓矢、武運、源氏の守り神という印象が強くなります。でも宇佐の最初の場面では、武具を持った荒々しい神ではなく、池のそばに立つ童子です。水辺で現れた神が、のちに武家から厚く信仰される八幡さまになっていく。ここに宇佐神宮の妙な厚みがあります。

その後、八幡神は黄金の鷹となり、駅館川の東にある松にとまったと伝わります。この場所が鷹居社です。

ところが、神が鷹になったとなれば人が集まります。騒がしさを避けるように、八幡神は鷹居社から小山田社へ、さらに小椋山へと祀られる場所を移していきます。神がどこへ鎮まるかを、人間のほうが追いかけているんですね。

宇佐の八幡神は、池に現れ、鷹になり、山へ移ります。社殿の前に立つと、その順番がそのまま土地の話になって残っているのです。

比売大神と御許山

宇佐神宮の二之御殿に祀られる比売大神(ひめのおおかみ)は、かなり奥が深い神さまです。

比売大神は、多岐理姫命(たぎりひめのみこと)、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、多紀理毘売命(たきりびめのみこと)の名で語られます。タギリヒメの名は古い書き方で表記が揺れることもあり、宇佐ではこの女神たちが比売大神として祀られてきました。

宗像の女神たちは、『古事記』では天照大神とスサノオの誓約の場面に出てきます。スサノオの剣を天照大神が噛み砕き、吹き出した息から生まれた女神たちです。海の道、船の道を守る女神として知られます。

その女神たちが、宇佐では山の奥宮にも関わります。

宇佐神宮の南にある御許山(おもとさん)には、大元神社があります。宇佐神宮の奥宮とされる場所で、山そのものが本殿のように扱われ、三体の巨石がご神体とされています。拝殿の奥には鳥居があり、その先は禁足地です。

海の道を守る女神の名を持つ比売大神が、宇佐では山の巨石に宿る神として語られる。池、川、山、石が、一柱の女神のまわりに集まっているんですね。

八幡大神が小椋山へ祀られる前、御許山は霊行の場だったとも伝わります。宇佐神宮を参拝するとき、上宮の本殿だけを見ると、きれいな社殿と八幡さまの総本宮という印象が残ります。御許山まで含めて見ると、宇佐の信仰はもっと古い山の神、石の神、女神の信仰を抱えたまま八幡神を迎えた場所に見えてくるのです。

神功皇后と応神天皇の親子

三之御殿に祀られる神功皇后(じんぐうこうごう)は、応神天皇の母です。別名を息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)といいます。

神功皇后は、古い物語では、身ごもったまま新羅へ向かったと語られる人物です。帰国後に生まれた子が応神天皇とされます。宇佐神宮では、母である神功皇后と、子である応神天皇の神霊・八幡大神が同じ本殿群に祀られているんですね。

八幡大神を応神天皇と見ると、神功皇后は母神です。比売大神を宗像の女神たちと見ると、そこには海上の守りも入ってきます。宇佐神宮の三御殿は、武神、母神、女神を並べているように見えますが、話の内側には、出産、航海、戦、国家の守護が入っています。

応神天皇は、大陸文化を取り入れた天皇としても語られます。八幡神が「武」の神として広まった背景には、戦に強い神という顔だけでなく、外から技術や文化が入る時代の王という顔もあります。

宇佐の八幡神は、弓矢の神であり、天皇の神霊であり、幼い童子であり、鷹にもなる。ひとつの名前の中に、ずいぶん多くの姿が入っているんですね。

神輿が戦場へ出て、放生会で貝を川へ放つ

宇佐神宮の祭事で、話が深いところまで降りていくのが仲秋祭です。古くは放生会(ほうじょうえ)として知られました。

放生会は、生き物を殺さず、捕らえた命を放す仏教の考えをもとにした祭です。宇佐ではそこに、隼人の鎮魂が入ります。

奈良時代、南九州の隼人が朝廷に反抗したとき、八幡神は神輿に乗って戦いに関わったと伝わります。神輿に神を乗せて外へ出すという行為が、ここで強い意味を持つんですね。神が社から出て、戦の場へ向かうのです。

戦のあと、隼人の霊は蜷(にな)や蛤(はまぐり)になったと伝えられました。宇佐の放生会では、蜷や蛤を葦苞(あしづと)という葦で編んだ包みに納め、祭の中で供え、最後に寄藻川の河口で川へ放ちます。

命を放す祭なのに、その奥には戦で亡くなった人々の霊を慰める話があります。神に勝利を願ったあと、その神の前で鎮魂をする。ここが宇佐の放生会の怖いところであり、目をそらしにくいところです。

蜷を集める役目は蜷職(になしき)と呼ばれ、蜷木家が代々務めたとされます。蜷、蛤、葦、川、船。祭の道具が、どれも水辺のものなんですね。菱形池に現れた八幡神の話から、寄藻川で蜷を放つ祭まで、宇佐神宮では水のそばで神と人の話が動きます。

八幡大菩薩、東大寺、道鏡の神託

宇佐神宮は、神社でありながら、仏教との関係がとても濃い場所です。

宇佐には神宮寺として弥勒寺が置かれました。八幡神はやがて八幡大菩薩と呼ばれ、仏法を守る神としても信仰されます。神さまが菩薩の名を持つ。今の感覚では少し不思議ですが、神と仏を同じ世界の中で祀った時代には、こういうことが自然に起きていました。

東大寺の大仏造立にも、宇佐の八幡神は関わります。奈良の大仏を造る大事業に、宇佐から八幡神の神意が届いたとされ、八幡神は国家的な仏教事業を支える神として中央へ出ていきました。

そして、宇佐神宮の名をさらに強く歴史に刻んだのが道鏡の一件です。

奈良時代、僧の道鏡が皇位につくべきだという神託が出たとされました。そこで和気清麻呂(わけのきよまろ)が宇佐へ向かい、改めて神意を確かめます。清麻呂が持ち帰った神託は、皇位は皇族が継ぐべきだというものでした。

池に現れた童子の神が、やがて皇位の問題にまで関わる。宇佐神宮が、地方の古社として静かにあるだけでなく、国家の根の部分に触れる神社だったことが分かります。

宇佐神宮の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

上宮だけで帰ると片参り

宇佐神宮では、上宮と下宮の両方を参拝する形が大切にされています。

上宮は小椋山の上にあり、国宝の本殿が鎮座する中心です。下宮にも八幡大神、比売大神、神功皇后が祀られ、上宮だけで帰ると「片参り」といわれます。

上宮で立派な本殿を拝み、下宮でも同じ三柱に手を合わせる。宇佐神宮の参拝は、高い場所の神だけを拝んで終わる形ではないんですね。山の上と下を行き来するところに、宇佐の信仰の広さがあります。

二礼四拍手一礼

宇佐神宮の参拝作法は、二礼四拍手一礼です。

多くの神社では二礼二拍手一礼なので、拍手が二つ多くなります。出雲大社などにも四拍手の作法がありますが、宇佐神宮でも四拍手で拝みます。

四拍手は、参拝のときに体で覚える違いです。由緒を知らなくても、手を合わせた瞬間に「ここは普通の作法と少し違う」と分かるんですね。八幡総本宮という大きな名前より先に、拍手の数で宇佐らしさに触れる人も多いと思います。

八幡造は、前後に二つの建物を持つ

宇佐神宮の本殿は、八幡造(はちまんづくり)と呼ばれる形式です。

三つの御殿が並んでいることに目が行きますが、一つひとつの御殿も変わっています。前後に二つの建物を並べ、その間をつないで一つの神殿にする形なんですね。

内院と外院があり、神座は内院に置かれます。外院にも御椅子が置かれるため、前の建物も神殿として扱われます。外から見ると落ち着いた檜皮葺の社殿ですが、中では神が鎮まる奥の場と、祭祀の場が前後に組み合わされています。

八幡造という名前は、宇佐の八幡信仰の建築として見ると、ただの建築様式名よりずっと濃い言葉になります。神が現れる池、鎮まる山、移る社地、そして最後に収まる本殿。その最後の形が、八幡造なんですね。

宇佐神宮の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

上宮本殿

上宮本殿は、宇佐神宮の中心となる見どころです。国宝に指定されている三棟の本殿が並び、八幡造の代表的な建築として知られます。

一之御殿には八幡大神、二之御殿には比売大神、三之御殿には神功皇后が祀られています。建築としてはもちろん見どころですが、信仰上は三柱を拝む中心の場所です。

参拝のときは、二礼四拍手一礼で手を合わせます。宇佐神宮らしさを、建物の形と参拝作法の両方で感じられる場所なんですね。

菱形池と御霊水

菱形池と御霊水は、八幡大神が現れた伝承に関わるパワースポットです。

三歳の童子の姿で八幡大神が現れた場所とされ、宇佐神宮のはじまりを考えるうえで外せません。本殿へ向かう前後にここへ立つと、八幡神が最初から社殿の中にいた神ではなく、水辺に姿を現した神だったことが分かります。

御霊水は、その名の通り霊水として大切にされてきました。勝運や厄除けの八幡さまを参拝する前に、宇佐の八幡神が水から現れた話を思い出す場所です。

大元神社・御許山

大元神社は、宇佐神宮の奥宮にあたるパワースポットです。

御許山の山中にあり、比売大神に関わる霊地とされています。社殿は拝殿のみで、山そのものを本殿のように見立て、奥の禁足地に三体の巨石が祀られています。

宇佐神宮の参拝だけでも十分に深いのですが、御許山を知ると、比売大神の見え方が変わります。海の女神として知られる宗像の女神たちが、宇佐では山の巨石に宿る神としても語られるからです。

上宮本殿が整えられた社殿の聖地なら、御許山は山と石を前にして拝む聖地です。宇佐神宮の奥を見たい方には、強く印象に残る場所になると思います。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

神社属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

スクロールできます
属性神社1神社2神社3
地属性金刀比羅宮金鑚神社杭全神社
水属性子安神社酒列磯前神社住吉神社
火属性鶴岡八幡宮八坂神社豊国神社
風属性今戸神社三光稲荷神社三嶋大社
空属性天岩戸神社湯島天満宮日御碕神社

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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