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【空属性】熱田神宮|草薙神剣が尾張に帰る剣と水と笑いの社

熱田神宮の神社属性は、空属性です。

名古屋市熱田区にある熱田神宮は、三種の神器のひとつ、草薙神剣をまつる社です。この剣は、ヤマタノオロチの尾から出てきて、火攻めの中で草をなぎ、日本武尊(やまとたける)の手を離れ、尾張の宮簀媛命(みやずひめ)のもとへ置かれました。

さらに盗まれても外へ出きらず、天武天皇の病の占いでは剣のたたりとされ、熱田へ戻されたという話まであります。

この記事ではそんな熱田神宮についてご紹介いたします。まずは熱田神宮の属性相性から見ていきましょう。

目次

空属性の熱田神宮と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
熱田神宮の属性空属性
相性の悪い属性地属性・風属性
相性の良い属性空属性・水属性・火属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは熱田神宮の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。

熱田神宮の基本情報

スクロールできます
項目内容
所在地愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1-1
ご祭神熱田大神
ご利益勝運、開運、厄除け、家内安全など
祭事熱田祭、酔笑人神事など
公式HP→熱田神宮の公式サイトはこちら

熱田神宮は、名古屋を代表する古社で、古くから「熱田さん」と呼ばれて親しまれてきました。主祭神の熱田大神は、草薙神剣を御霊代(みたましろ)とする天照大神とされます。御霊代とは、神さまが宿るものとしてまつられるもの、という意味ですね。

相殿には、天照大神、素盞嗚尊(すさのお)、日本武尊、宮簀媛命、建稲種命(たけいなだね)がまつられています。名前を並べると神話の系図のようですが、この顔ぶれは草薙神剣がどこから来て、誰の手を通り、なぜ尾張に残ったのかをそのまま語っているのです。

熱田神宮にまつわる話

草薙神剣は、ヤマタノオロチの尾から出てきた

草薙神剣の始まりは、出雲のヤマタノオロチ退治です。『古事記』や『日本書紀』では、素盞嗚尊が八つの頭と八つの尾を持つ大蛇を退治し、その尾を切ったところ、中から剣が出てきます。

その剣は、はじめ天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)と呼ばれました。大蛇の上にいつも雲がかかっていたから、ともいわれます。水辺の怪物の尾から出た剣が、太陽神である天照大神へ献じられる。水と雲の中から出てきたものが、高天原へ上がっていくんですね。

その剣がのちに、伊勢で倭姫命(やまとひめ)から日本武尊へ渡されます。日本武尊は東へ向かう途中、駿河で火を放たれます。草に火が移り、逃げ場をふさがれる場面です。そこで剣で草をなぎ、火打ちの道具で迎え火を放ち、逆に敵を退けたと語られます。

ここで天叢雲剣は、草薙剣と呼ばれるようになります。名前が変わるきっかけが、火の中で草を切った出来事なのです。

日本武尊は、尾張に剣を置いて伊吹山へ向かった

草薙神剣が熱田へ来る話には、尾張の宮簀媛命が出てきます。宮簀媛は、尾張国造(おわりのくにのみやつこ)である乎止與命(おとよ)の娘で、建稲種命の妹です。尾張氏の中心にいる女性ですね。

東国を平定した日本武尊は、尾張へ戻り、宮簀媛と結ばれます。その後、伊吹山の神を討ちに行くのですが、草薙神剣を宮簀媛のもとへ置いたまま出かけます。

これの置忘れが重大なことになります。伊吹山で日本武尊は白い猪、または大蛇の姿をした山の神に出会います。尊はそれを神の使いだと思って先へ進みますが、実はそれが神そのもので、激しい氷雨に打たれ、体を悪くしてしまいます。

草薙神剣を持たずに山の神へ向かった尊は、能褒野(のぼの)で亡くなります。火の中では剣に助けられた人が、山では剣を置いて倒れる。草薙神剣の話は、ここで急に人間くさくなるんですね。

宮簀媛は、その剣を熱田の地にまつったと伝わります。熱田神宮の始まりは、勝利の剣を飾った話というより、帰ってこなかった人と、残された剣の話として読むと、ずいぶん手触りが変わります。

火上から氷上へ、地名も剣の話を持っている

草薙神剣は、熱田にまつられる前、宮簀媛の屋敷があった火上(ひかみ)の里にあったと伝わります。この火上の里は、現在の氷上姉子神社(ひかみあねごじんじゃ)に関わる場所です。

火上という地名は、のちに火を避けて氷上と書かれるようになったという話があります。
火の中で名を得た草薙剣の故地が、火を避けて氷の字になる。字だけ見ると正反対なのに、話の根には同じ剣があります。

さらに火高(ひだか)が大高(おおだか)になったとも伝わります。熱田神宮の記事を書くとき、大高や氷上姉子神社を横に置くと、草薙神剣が熱田だけで完結していないことが見えてきます。尾張の地名そのものが、剣を囲んでいるのです。

盗まれて、戻されて、暗闇で笑う

草薙神剣には、盗難の話もあります。天智天皇の時代、道行(どうぎょう)という僧が草薙神剣を盗み、新羅へ渡ろうとしたものの、途中で風雨にあって迷い、剣は戻ったと伝わります。

その後、剣はいったん宮中に置かれました。ところが天武天皇が病になり、占いで草薙神剣のたたりと出ます。そこで剣はふたたび熱田へ送られました。

熱田神宮には、この還座(かんざ)、つまり剣が戻ったことにちなむ酔笑人神事(えようどしんじ)があります。5月4日の夜、境内の灯を消し、神職が見てはならない神面を袖に隠して、暗い中で「オホホ」と笑います。祝詞も神饌もない神事です。

剣が戻った喜びを、明るい儀式ではなく、暗闇の笑いで表す。草薙神剣は、まつられて静かに納まった宝というより、人を病ませ、盗人を迷わせ、最後には夜の境内で笑われる剣なのです。

熱田神宮の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

熱田は、かつて海に近い場所だった

今の熱田神宮は、名古屋の街中にある大きな森として見えます。ところが古い地形で見ると、熱田は熱田台地の南端にあり、海や干潟に近い場所でした。

近くには年魚市潟(あゆちがた)と呼ばれる入り海がありました。『万葉集』にも「あゆちがた」の名が見え、この「あゆち」が「あいち」へ変わり、愛知の地名につながったという説があります。

草薙神剣の社を見ていると、剣や武の話に目が向きます。でも熱田の足もとには、干潟、港、船、街道があります。江戸時代には東海道の宮宿が置かれ、七里の渡しから桑名へ船で渡りました。剣の社の前を、人も荷物も海へ向かって動いていたんですね。

烏が食べるまで、祭りが進まなかった

境内の御田神社(みたじんじゃ)には、大年神(おおとしのかみ)がまつられています。
大年神は年の実り、つまり米や穀物に関わる神です。

ここに烏喰(おとぐい)の儀という神事があります。祈年祭や新嘗祭のとき、神さまへ供える食べものを、まず烏に食べさせるのです。祭員が「ホーホー」と烏を呼び、供えものを土用殿の屋根へ投げ上げます。

昔は、烏が来て食べないと祭典が行われなかったとも伝わります。神さまへ供える前に、鳥が食べる。草薙神剣の社の奥に、米と烏の古い作法が残っているのです。

建稲種命にも鳥の話があります。東征に従った建稲種命は、美しい鳥を日本武尊へ献じようとして海に入り、波にのまれたと伝わります。尾張氏の神の横には、鳥を追う話があり、熱田の祭りにも烏が出てくる。剣の話を追っていると、鳥が何度も顔を出すんですね。

水を一年しまい、減り具合で天気を占う

熱田神宮には、世様神事(よだめししんじ)という神事もあります。前年に清水を甕(かめ)へ入れて封じ、翌年にその封を解き、水の減り具合でその年の雨や日照りを占う神事です。

水をくんで、すぐ使うのではありません。一年しまって、どれだけ減ったかを見るのです。剣の社に、水を封じて天候を読む神事がある。これは稲作の土地にとって、かなり切実な占いだったはずです。

熱田には、火の中で草をなぐ剣があり、海辺の地形があり、米の神があり、水を封じる甕があります。草薙神剣だけを見ているつもりでも、尾張の暮らしに必要だったものが、境内のあちこちから出てくるのです。

断夫山古墳と、宮簀媛の墓の話

熱田神宮の近くには、断夫山古墳(だんぷさんこふん)があります。古くは宮簀媛命の墓とも伝えられてきました。

現在は、尾張氏の有力者の墓と考えられることが多い古墳です。宮簀媛は、尾張氏の娘であり、日本武尊が草薙神剣を預けた女性です。伝承の中の女性と、考古学で見える尾張の首長。その二つが熱田の近くで同じ方向を向いています。

熱田神宮の相殿にまつられる建稲種命も、宮簀媛の兄です。兄は日本武尊に従って東へ行き、妹は草薙神剣を受ける。尾張氏は、神話のわき役として名前が出る氏族というより、草薙神剣が熱田へ落ち着くための家そのものだったのです。

熱田神宮の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

本宮と草薙館、剣を中心に見る場所

本宮は、熱田大神を拝む中心の場所です。ここで拝む神さまは、草薙神剣を御霊代とする天照大神とされています。剣を直接見る場所ではありませんが、熱田神宮の話はここから始まります。

境内には、剣をテーマにした草薙館もあります。熱田神宮には古くから刀剣が奉納されてきました。草薙館では、そうした刀剣文化に触れることができます。草薙神剣そのものは神聖な御神体ですが、剣が信仰の中心にある神社だということは、この場所でかなり実感しやすいです。

別宮八剣宮(べつぐうはっけんぐう)も、剣の名を持つ重要な社です。本宮と同じ熱田大神をまつる別宮で、武家からの崇敬も厚かった場所です。熱田神宮を歩くなら、本宮だけで帰らず、剣の名を持つこの社まで足を運ぶと、熱田らしさが濃くなります。

清水社、目と肌の水をいただくパワースポット

清水社(しみずしゃ)は、水を司る罔象女神(みずはのめのかみ)をまつる社です。ここは、信仰上のパワースポットとして知られています。

奥にある湧き水で目を洗うと目がよくなり、肌を洗うと肌がきれいになると伝わります。水の神さまをまつる場所に、目と肌の信仰があるのですね。

清水社には、楊貴妃にまつわる伝承も添えられています。熱田大神が楊貴妃となって現れたという話で、熱田が蓬莱島と呼ばれたこととも相性のよい伝承です。剣の社の奥に、美しい水と異国の女性の話が置かれているのが、熱田の不思議なところです。

信長塀と大楠、武と木の見どころ

信長塀は、熱田神宮の代表的な見どころです。織田信長が桶狭間の戦いの前に熱田神宮で戦勝を祈願し、勝利の後に奉納したと伝わる塀です。

桶狭間へ向かう信長が熱田で祈る。草薙神剣をまつる社で勝利を願い、勝ったあとに塀を納める。熱田神宮の勝運の印象は、この信長塀を見るとかなり分かりやすくなります。

境内には大楠もあります。弘法大師のお手植えと伝わる大きな楠で、長い年月を生きてきた木として親しまれています。木そのものが信仰の対象として見られる場所で、静かに手を合わせる人も多いです。

熱田神宮には、ほかにも「ならずの梅」と呼ばれる梅があります。花は咲いても実を結ばないと伝わる梅です。実らない木が、実りを願う神事のある境内にある。こういう小さなねじれを拾いながら歩くと、熱田神宮はかなり面白いです。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性国府宮神社札幌諏訪神社市比賣神社
水属性青島神社赤間神宮川越熊野神社
火属性竈門神社根津神社鹿島神宮
風属性車折神社宗像大社上杉神社
空属性防府天満宮北野天満宮鷲子山上神社

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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