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【地属性】西野神社|産屋を葺き終える前に生まれた神

西野神社の神社属性は、地属性です。

札幌市西区平和にある西野神社は、安産・縁結び・厄除けで親しまれている神社です。神社名は「西野」なのに、いまの住所は「平和」。ここからもう、明治の開拓地だった西野の広さと、右股・左股・広島と呼ばれた集落の名が見えてくるんですね。

祭神の中心にいる豊玉姫命は、海神の娘です。海の姫を、手稲山方面の山並みと琴似発寒川のそばでまつる。しかも、その御子は産屋の屋根を葺き終える前に生まれた神、鵜草葺不合命です。

この記事ではそんな西野神社についてご紹介いたします。まずは西野神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

地属性の西野神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
西野神社の属性地属性
相性の悪い属性水属性・空属性
相性の良い属性地属性・火属性・風属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは西野神社の基本情報と、普段の参拝では知る機会が少ない話をご紹介していきますね。

西野神社の基本情報

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項目内容
所在地北海道札幌市西区平和1条3丁目
ご祭神豊玉姫命、鵜草葺不合命、誉田別命
ご利益安産、縁結び、開運厄除、子育て
祭事春季例祭、秋季例祭
公式HP→西野神社の公式サイトはこちら

西野神社は、明治18年に本州から渡ってきた五戸の入植者たちが、開拓の守りとして小さな祠を建てたことに始まる神社です。

現在は安産祈願でよく知られ、妊娠5か月目の戌の日に参拝する人も多いんですね。祭神の豊玉姫命と鵜草葺不合命の神話そのものが、出産と子育ての話を抱えています。

そこに八幡大神である誉田別命もまつられているため、厄除けや勝運を願う参拝も受け止める神社となっています。

西野神社にまつわる話

五戸の入植者が抱いてきた産土神

西野神社の始まりは、明治18年の西野地域の開拓です。

本州から渡ってきた五戸の入植者たちは、故郷の産土神を抱いて北海道へ来ました。産土神は、生まれた土地の守り神のことです。土地を離れても、暮らしの根っこにいる神を連れていく。その感覚が、開拓地の神社にはよく残るんですね。

この五戸の人々が、開拓の守りとして三柱の神をまつる小祠を建てたのが、西野神社の起こりと伝わります。

明治32年には、右股、左股、広島の各集落にあった小祠を合わせ、西野全域を守る神社として「西野神社」となりました。右股は現在の平和地区、左股は現在の福井地区、広島は現在の西野地区にあたります。

いまの町名で見ると、西野神社は平和にあります。けれど、神社名の「西野」は、かつて右股も左股も広島も含んだ、もっと広い土地の名だったのです。神社名のほうに、開拓当時の広い西野が残っているんですね。

豊玉姫命と、見てはいけない出産

西野神社の祭神である豊玉姫命(とよたまひめのみこと)は、海神である大綿津見神(おおわたつみのかみ)の娘です。

『古事記』では、山幸彦とも呼ばれる火遠理命(ほおりのみこと)が海神の宮へ行き、そこで豊玉姫と結ばれます。海の神の娘と、山の幸を司る神が夫婦になる。山と海の婚姻なんですね。

やがて豊玉姫は身ごもり、地上へやって来ます。生まれる子は天つ神の御子なので、海の中で産むわけにはいかない。そうして海辺に産屋を建てます。

屋根は鵜の羽で葺くはずでした。ところが、屋根を葺き終わる前に豊玉姫は産気づき、そのまま御子を産みます。

この御子が、鵜草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)です。名前の中に「鵜の羽で屋根を葺き終わらなかった」という出産の出来事が、そのまま残っているんですね。

豊玉姫は出産の前、火遠理命に「本来の姿に戻って産むので見ないでほしい」と告げます。けれど火遠理命は、見てしまいます。そこにいたのは、八尋和邇(やひろわに)という大きな海の生き物の姿になった豊玉姫でした。

見られた豊玉姫は恥じ、海坂をふさいで海の国へ帰ります。海坂は、海神の国と地上を分ける境のことです。産んだ子を残して帰るのですが、御子をそのままにしたわけではありません。妹の玉依姫命(たまよりひめのみこと)を送り、ウガヤを育てさせます。

西野神社で安産の信仰が深いのは、この豊玉姫の出産神話があるからです。産屋が完成しないまま、御子がすんなり生まれる。水の神の娘なのに、語られる場面は海辺の産屋と、見てはいけない出産のただ中なのです。

鵜草葺不合命から神武天皇へ

鵜草葺不合命は、豊玉姫と火遠理命の子です。

母である豊玉姫は海の国へ帰り、代わりに玉依姫命が育ての親となります。のちにウガヤは玉依姫と結ばれ、四柱の子をもうけます。その末の子が、若御毛沼命(わかみけぬのみこと)です。

この若御毛沼命が、別名を神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと)といい、のちの神武天皇とされます。

つまり西野神社の祭神は、安産の話で終わる神ではありません。豊玉姫の出産、ウガヤの養育、玉依姫との結婚、そして神武天皇へ続く系譜まで、神話の大きな家族の話を持っているんですね。

誉田別命が加わると、勝運の顔が出てくる

もう一柱の祭神、誉田別命(ほんだわけのみこと)は、応神天皇としても知られる神です。

八幡大神の一神であり、八幡信仰では武運や勝運、国家や家の守りと深く関わります。西野神社では、豊玉姫とウガヤの安産・子育ての神徳に、誉田別命の厄除けや勝運の祈りが加わっているのです。

安産祈願で訪れる人が多い神社ですが、開拓地の守りとして始まった神社でもあります。家を建て、田畑をひらき、雪と川と山を相手に暮らしていく土地では、子どもの無事も、家の無事も、仕事の無事も、別々に切り分けられなかったのでしょう。

西野神社の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

西野神社なのに、いまの住所は平和

西野神社は「西野神社」という名前ですが、現在の所在地は札幌市西区平和です。

これには、かつての地名の広さが関係しています。明治のころの西野は、現在の西野地区だけを指す名ではなく、中の川、広島、右股、左股を含む広い地域名でした。

西野神社が生まれた場所は、当時の西野地域の中心と見られていた場所です。明治32年に右股・左股・広島の小祠を合わせた時も、神社は「西野全域統合の神社」として社号を西野神社としました。

いまの地図で住所だけ見ると少し不思議ですが、昔の地名で見ると、むしろ神社名のほうが土地の古いまとまりをよく残しているんですね。

琴似発寒川と水車の西野

西野の話をすると、琴似発寒川が出てきます。

札幌市西区は、手稲山を源にする琴似発寒川の扇状地の上に発展した地域です。扇状地は、山から川が運んだ砂や石が扇のように広がってできた地形です。西野の開拓も、この川の水と切り離せません。

西野地区は、昭和の初めには多くの水車があった水田地帯でした。水を引き、米を作り、木材を運び、橋をかけ直す。神話では海神の娘がまつられ、土地の暮らしでは川の水が田を支える。海の姫が札幌の山あいでまつられていることが、ここで妙に腑に落ちるんです。

現在の琴似発寒川では、秋にサケの遡上が見られる場所もあります。海へ出た魚が、川をさかのぼって戻ってくる。豊玉姫の海の話が、札幌の川筋でまた顔を出すようです。

戌の日と犬の石像

西野神社の安産祈願では、戌の日の信仰も大切にされています。

犬は多産でお産が軽いとされ、古くから安産の象徴として扱われてきました。妊娠5か月目の戌の日に腹帯を巻き、無事な出産を祈る習わしも、そこから来ています。

境内には、安産を願う犬の石像があります。生まれてくる子の干支の犬をなでて祈願する場所です。

西野神社の神話では、安産の場面に「鵜」が出てきます。安産祈願では「犬」が出てきます。鳥と犬が、同じお産の祈りの中に並んでいるんですね。鵜は産屋の屋根を葺く鳥として、犬は多産の動物として、どちらも命が生まれる場面に呼ばれています。

西野神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

拝殿の由緒額と木彫|神話を目でたどる見どころ

西野神社の拝殿には、祭神にまつわる神話を刻んだ由緒額や木彫があります。

豊玉姫が海神の娘であること、山幸彦と結ばれたこと、鵜の羽で産屋を葺く途中でウガヤを産んだこと。文章で読む神話が、拝殿まわりの意匠として残されています。

ここは見どころです。参拝の前後に拝殿まわりへ目を向けると、西野神社がなぜ安産・縁結びの神社として親しまれているのかが、神話の場面として見えてきます。

安産祈願の犬の石像|安産を願うパワースポット

境内の犬の石像は、安産を願う人にとってのパワースポットです。

犬は多産で安産とされる動物で、戌の日の安産祈願にも関わります。西野神社では、生まれてくる子の干支の犬をなでて祈願する形になっています。

豊玉姫の神話では、産屋が完成する前に御子が生まれました。その神話を持つ神社の境内に、今度は犬の石像が置かれている。古い神話と、暮らしの中の安産信仰が同じ境内に並んでいる場所なんですね。

土俵と秋まつり|赤ちゃんの声を神に届ける場所

西野神社の境内には土俵があります。

秋まつりでは、赤ちゃん同士が土俵上で向かい合い、泣き声を競う泣き相撲が行われます。先に泣いた赤ちゃんが勝ちとなり、その元気な声を神様に聞いていただいて、健やかな成長を願う神事です。

ここは祭事の見どころであり、子どもの成長を願う場所です。豊玉姫の出産神話から、安産祈願、そして赤ちゃんの泣き声を神様へ届ける泣き相撲へ。西野神社では、命が生まれた後の成長まで、境内の行事の中に置かれているんですね。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性国府宮神社札幌諏訪神社市比賣神社
水属性青島神社赤間神宮川越熊野神社
火属性竈門神社根津神社鹿島神宮
風属性車折神社宗像大社上杉神社
空属性防府天満宮北野天満宮鷲子山上神社

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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