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【火属性】湊川神社|湊に散った楠公さんを神として祀る社

湊川神社の神社属性は、火属性です。

神戸駅のすぐ北にある湊川神社は、楠木正成公(くすのきまさしげこう)を祀る神社です。神戸では「楠公(なんこう)さん」と呼ばれ、明治5年に創建されました。正成公は湊川の戦いで自刃した人で、その墓と殉節地を抱くように境内が定められています。

ここで少し引っかかるのは、ここが戦で命を終えた一人の武将を、神として祀る社だというところなんですね。湊川の「湊」は海へ出る場所の名なのに、正成公の話を追うと、河内の山城、会下山(えげやま)、暴れ川、墓碑、幕末の志士へと話が移っていきます。

この記事ではそんな湊川神社についてご紹介いたします。まずは湊川神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

火属性の湊川神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
湊川神社の属性火属性
相性の悪い属性風属性・水属性
相性の良い属性火属性・空属性・地属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは湊川神社の基本情報と、普段の参拝ではなかなか知ることができない話をご紹介していきますね。

湊川神社の基本情報

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項目内容
所在地兵庫県神戸市中央区多聞通3-1-1
ご祭神楠木正成公
ご利益開運招福、厄除、家内安全、交通安全など
祭事楠公祭、楠公武者行列など
公式HP→湊川神社の公式サイトはこちら

湊川神社は、南北朝時代の武将・楠木正成公を祀る神戸の名社です。安産祈願、お宮参り、七五三、厄除など、家族の節目に参る神社としても親しまれています。JR神戸駅から北へ徒歩約3分、高速神戸駅からはすぐの場所にあり、街の中で参拝しやすい神社でもあります。

主祭神は楠木正成公、大楠公(だいなんこう)です。配祀には、嫡男の楠木正行公(くすのきまさつらこう)、湊川の戦いで殉節した一族16柱、菊池武吉卿(きくちたけよしきょう)が入ります。境内には、大楠公夫人を祀る甘南備神社(かんなびじんじゃ)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)・猿田彦命(さるたひこのみこと)・大宮女命(おおみやめのみこと)を祀る楠本稲荷神社、菅原道真公を祀る菊水天満神社もあります。

湊川神社にまつわる話

楠公さんは、戦場へ向かう途中で息子を帰した

正成公は河内国赤坂、今の大阪府千早赤阪村に生まれたと伝わります。河内の豪族で、山城を使った戦いに強く、千早城では大軍の幕府軍を相手に籠城しました。人数で押しつぶされそうな戦いを、地形と知恵でこらえる人だったんですね。

後醍醐天皇に仕えた正成公は、足利高氏(あしかがたかうじ、のちの尊氏)が武家政権を立てようとすると、兵庫へ出陣します。その途中、桜井の駅で嫡男の正行公を河内へ帰しました。父について戦場へ進ませる道を避け、国と母を守らせ、父のあとを託す。戦場へ行く話の途中で、いちばん大事な子を家へ返す場面が置かれているのです。

延元元年、1336年5月25日、足利軍は海と陸の両方から攻め上りました。楠木軍は会下山に陣を取り、700騎ほどで戦い、最後は73騎まで減ったと伝わります。正成公は湊川の北方へ落ち、弟の楠木正季卿(くすのきまさすえきょう)と「七生滅賊」、七たび生まれても本懐を遂げるという誓いを交わし、兄弟で刺し違えました。『太平記』巻16にも、この場面の言葉が残っています。

湊川はあとから川筋を変えられた川だった

湊川神社の名に入る湊川は、今の地図を見ているだけでは少し分かりにくい川です。湊川は、天王谷川と石井川が合わさってでき、かつては今の湊町線付近を通って大阪湾へ注いでいました。明治時代には天井川になり、大雨のたびに氾濫が心配される川でした。

明治29年の豪雨では堤防が決壊し、大きな被害が出ました。そのあと、会下山をくり抜いて水を通す湊川隧道(みなとがわずいどう)が造られます。明治34年にできた、日本で初めての河川トンネルです。川を山の中に通して逃がす。湊川という名の神社の近くに、川そのものを動かした近代の土木があるのです。

江戸期の地誌『福原鬢鑑(ふくはらびんかがみ)』には、かつて湊川は兵庫の西を流れていたという伝えも出てきます。平清盛の兵庫津整備や、池田恒興の兵庫城築城のころに川筋が変わったという説もあり、湊川は昔から、港と町の都合に振り回されてきた川なんですね。正成公が最期を迎えた地名の奥に、暴れる水と港の歴史が入っています。

楠公祭は5月25日の命日から始まる

湊川神社の楠公祭(なんこうさい)は、正成公と一族が湊川の戦いで殉節した延元元年5月25日にちなむ祭りです。5月24日に宵宮祭、25日に本祭、26日に翌日祭が行われます。

その5月25日からさらに広がるのが、楠公武者行列です。大楠公を大将とする騎馬武者が神輿に供奉したことから始まった行列で、前陣武者列、金色の大神輿の神幸列、甘南備神社の神幸列などで構成されます。行列では正成公が後醍醐天皇を兵庫の地で迎え、京都へ先導した姿も重ねられています。湊川で終わった人の祭りに、天皇を先導した晴れの姿も入ってくるのです。

湊川神社の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

菊水紋は菊を浮かべた酒杯から来た

湊川神社の社紋は菊水紋です。楠木家の家紋でもあり、正成公が後醍醐天皇から菊を浮かべた酒杯を下賜されたという故事にちなむと伝わります。菊は天皇、杯は酒、水に浮かぶ菊。その一つの器から、家紋になり、社紋になり、御朱印にも押される印になっていったんですね。

菊水天満神社には菅原道真公が祀られています。道真公もまた、政争に敗れて太宰府へ流された人です。正成公の社の中に、道真公の天神が祀られている。どちらも後世の人がその名を呼び続け、神として祀った人物です。人の生涯が終わったあと、信仰の中で別の役目を持つようになるところが似ています。

境内の小社には神話の道案内の神もいる

楠本稲荷神社には、倉稲魂命、猿田彦命、大宮女命が祀られています。倉稲魂命は稲や食物の神、猿田彦命は天孫降臨の場面で道に立つ神です。正成公の話では、後醍醐天皇を兵庫の津で迎え、京都へ先導する場面があります。境内の小社に、神話で道案内をする神がいるのは、少しできすぎているようにも見えます。

夏まつりでは、子どもが猿田彦の神にふんして神輿を先導し、神幸路をお祓いします。神話の猿田彦は天から降りる神を迎え、祭りの猿田彦は町へ出る神輿の道を清める。道の神は、古い神話の中にいて、祭りの列の先頭にも立つんですね。

正成公の血筋は能楽の話にも顔を出す

湊川神社の境内には神能殿があります。ここは、正成公の妹の子が能楽の祖・観阿弥(かんあみ)、孫が世阿弥(ぜあみ)にあたるという系譜から語られる場所です。武将の神社の境内に能舞台があるのは、芸能をあとから添えたというより、楠木家の話が能楽の家の話へ枝を伸ばしているからなのです。

神能殿の舞台は、東京の観世会館の舞台が移されたもので、能楽のほか、落語、日本舞踊、邦楽などにも使われています。正成公は戦場の人として語られることが多いのですが、境内を歩くと、能の家、菊水紋、天神、稲荷まで出てきます。ひとつの武将伝だけで収まらないところが、湊川神社の濃いところなんですね。

湊川神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

御殉節地と御墓所

御殉節地と御墓所は、湊川神社で最初に見ておきたい信仰上のパワースポットです。正成公が自刃した地と、徳川光圀公が整えた墓所があり、境内はその二つを対角線に結ぶように定められました。

墓碑には、徳川光圀公自筆の「嗚呼忠臣楠子之墓」の文字が刻まれています。江戸時代に墓碑が建てられたあと、吉田松陰や坂本龍馬、西郷隆盛ら幕末の志士も参拝したと伝わります。戦で敗れた武将の墓が、何百年もあとに別の時代の人を動かしていく。ここは景色を見る場所というより、名前を呼ばれ続けた人の前に立つ場所です。

本殿の天井画と宝物殿

本殿は、戦後に復興された社殿です。天井には全国の画家から奉納された164点の天井画が収められています。参拝の場としてのパワースポットであり、絵画を間近に感じられる見どころでもあります。

宝物殿には、正成公が着用したと伝わる「段威腹巻(だんおどしはらまき)」や、正成公の真筆とされる「法華経奥書」など、正成公ゆかりの品が収められています。武将を祀る神社で、甲冑や書が残ると、話が急に手の届くものになります。名で語られる人が、身につけたもの、書いたものを通して見る人になるのですね。

神能殿

神能殿は、文化施設としての見どころです。正成公と観阿弥・世阿弥の血縁にまつわる話から建てられ、観世宗家の舞台を移した本格的な能舞台として知られています。

能舞台の正面には老松が描かれます。能では、松は神が降りる場を思わせる木です。湊川神社でその松を見ると、戦場の正成公の話が、能の舞台で神に見せる芸へ移っていきます。武具と墓碑の神社に、舞と謡の場所がある。この幅が、湊川神社らしいところなんですね。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性二荒山神社日吉神社安房神社
水属性岡崎神社下鴨神社貴船神社
火属性穴八幡宮古峯神社山形 熊野大社
風属性椿大神社白山神社弥彦神社
空属性吉備津神社吉野神宮近江神宮

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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