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【地属性】祐徳稲荷神社|神鏡を抱いて来た稲荷大神の社

祐徳稲荷神社の神社属性は、地属性です。

佐賀県鹿島市にある祐徳稲荷神社は、山の斜面に朱塗りの社殿がせり出す、日本三大稲荷の一社です。

始まりは、京都から嫁いできた花山院萬子媛(かざんいんまんこひめ)が、稲荷大神の神霊を神鏡に移して肥前へ持ってきた話にあります。

萬子媛はのちに石壁山の山腹へ入り、自分の寿蔵を築かせ、断食の行を重ねて入定したと伝わります。稲荷神社の話なのに、最初に強く残るのは、狐よりも、山へ入っていく一人の女性なんですね。

この記事ではそんな祐徳稲荷神社についてご紹介いたします。まずは祐徳稲荷神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

地属性の祐徳稲荷神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
祐徳稲荷神社の属性地属性
相性の悪い属性水属性・空属性
相性の良い属性地属性・火属性・風属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは祐徳稲荷神社の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。

祐徳稲荷神社の基本情報

スクロールできます
項目内容
所在地佐賀県鹿島市古枝乙1855
ご祭神倉稲魂大神、大宮売大神、猿田彦大神
ご利益商売繁昌、家運繁栄、大漁満足、交通安全など
祭事初午祭、秋季大祭(お火たき)など
公式HP→祐徳稲荷神社の公式サイトはこちら

祐徳稲荷神社は、貞享4年(1687年)に肥前鹿島藩主・鍋島直朝(なべしまなおとも)の夫人、花山院萬子媛が稲荷大神を迎えたことに始まります。

日本三大稲荷の一つに数えられ、商売繁昌や家運繁栄、大漁満足、交通安全の祈願で知られています。御本殿や楼門は総漆塗りの極彩色で、山の緑の中に朱色が浮かぶ姿から「鎮西日光」とも呼ばれてきました。

祀られているのは、倉稲魂大神(うがのみたまのおおかみ)、大宮売大神(おおみやのめのおおかみ)、猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)の三柱です。この三柱をあわせて、祐徳稲荷神社では稲荷大神としてお祀りしているのです。

祐徳稲荷神社にまつわる話

神鏡を抱えて肥前へ来た萬子媛

祐徳稲荷神社の話は、京都から肥前へ嫁いだ萬子媛から始まります。

萬子媛は後陽成天皇の曾孫女で、左大臣・花山院定好(かざんいんさだよし)の娘でした。寛文2年、鹿島藩主の鍋島直朝へ嫁ぐとき、父から稲荷大神の神霊を移した神鏡を授けられたと伝わります。

神霊を鏡へ移して持っていく。神さまそのものを荷物のように運ぶ話ではなく、神の分け御霊を新しい土地へ迎える、勧請(かんじょう)という古い祀り方なんですね。

萬子媛は二人の子をもうけましたが、二人とも早く亡くなりました。そののち、62歳でこの鹿島の地に祐徳院を建て、自ら神仏に仕えます。

そして80歳のとき、石壁山の山腹に岩をうがって寿蔵を築かせました。寿蔵とは、生前に用意する墓のことです。萬子媛はそこに入り、断食の行を重ねながら国の安泰を祈り、入定したと伝わります。

稲荷大神を迎えた女性が、最後は山の岩の中へ入っていく。祐徳稲荷神社の朱塗りの華やかさの奥には、この石壁山の話がずっとあります。

倉稲魂大神はスサノオの家系から出てくる

御本殿の主祭神である倉稲魂大神は、ウカノミタマとも呼ばれます。

『古事記』では、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)として登場します。父はスサノオ、母は神大市比売(かむおおいちひめ)です。神大市比売は山の神・大山津見神(おおやまつみのかみ)の娘で、スサノオとの間に大年神(おおとしのかみ)と宇迦之御魂神を生みました。

大年神は年の実りに関わる神で、ウカノミタマは穀物の霊を名に持つ神です。稲荷の神が、田畑の豊かさを祈る神として広がっていくのは、この名からもよく分かります。

ただ、その親がスサノオというのが少し引っかかります。スサノオは海原を治めよと言われても泣き続け、天上では大騒ぎを起こし、出雲ではヤマタノオロチを斬る神です。荒ぶる神の子に、稲や食べ物の霊を持つ神がいる。神話の家系は、きれいに役割分担されていないんですね。

祐徳稲荷神社で祈られる商売繁昌や家運繁栄も、もとをたどれば食べること、暮らすこと、実りが途切れないことへ戻っていきます。倉に稲の魂を納める、という神名そのものが、暮らしの願いを持っています。

大宮売大神と猿田彦大神が一緒にいる意味

祐徳稲荷神社には、倉稲魂大神とともに大宮売大神、猿田彦大神も祀られています。

大宮売大神は、天宇受売命(あめのうずめのみこと)と同じ神とされます。天岩戸にアマテラスが隠れたとき、岩戸の前で舞った神ですね。神がかりして舞い、神々を笑わせ、その声にアマテラスが戸を少し開ける。太陽を戻すために、舞と笑いが使われる場面です。

このアメノウズメは、天孫降臨の場面にも出てきます。高天原からニニギが降りようとしたとき、道の途中に光る大きな神が立っていました。その神の名を聞き出したのがアメノウズメで、その神が猿田彦大神です。

猿田彦大神は、ニニギを地上へ導く先導役となりました。祐徳稲荷神社では、この故事から水先案内の神、交通安全の神としても信仰されています。

倉稲魂大神は食べ物と暮らし、大宮売大神は舞と福徳、猿田彦大神は道案内。商い、家、芸ごと、旅や車の安全まで、祈りの先が広いのは、この三柱が一緒に祀られているからなんですね。

稲荷の古い話には餅と白鳥が出てくる

祐徳稲荷神社は、京都の稲荷大神を肥前へ迎えた神社です。京都の稲荷の古い話をたどると、『山城国風土記』の逸文に、少し変わった話が出てきます。

秦伊呂具(はたのいろぐ)という人が、餅を的にして矢を射ました。するとその餅が白鳥になって飛び去り、山の峰に降りました。そこに稲が生えたので、社を建てたという話です。

餅を粗末にしたら、白鳥になって飛んでいく。そして白鳥が降りた山に稲が生える。稲荷の古い由来では、稲はただ植えられるのではなく、失礼をされた餅が鳥になり、山へ逃げた先で現れるのです。

ここで出てくる秦氏は、古代に大陸系の技術や祭祀を持っていた氏族として知られます。稲荷信仰には、稲、山、鳥、氏族、そして豊かさへの少し怖い戒めが混ざっています。

祐徳稲荷神社の御本殿へ上がると、きらびやかな朱塗りの社殿に目が行きます。その朱色の奥に、神鏡を持って肥前へ来た萬子媛がいて、さらにその向こうに、餅が白鳥になって山へ飛んだ稲荷の古い話があるんですね。

祐徳稲荷神社の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

白狐は御所ではなく花山院邸へ走った

稲荷といえば狐ですが、祐徳稲荷神社には白狐にまつわる強い話があります。

天明8年(1788年)、京都御所で火災が起こり、その火が花山院邸へ燃え移りました。そのとき、白衣の一団が現れて屋根へ上がり、火を消したと伝わります。

花山院の人がどこの者かと尋ねると、その一団は肥前国鹿島の祐徳稲荷神社に仕える者だと答えました。さらに、なぜ御所の火を消しに行かなかったのかと問われると、宮中へ上がれる身分ではない、と答えて消えたといいます。

白狐が火を消す話なのに、身分のために御所へ上がれない。神の使いにも、宮中のしきたりがかかっているのです。

この出来事のあと、命婦(みょうぶ)の官位が授けられたと伝わり、白狐の霊は命婦大神として祀られました。境内の命婦社は、稲荷大神の神の使いである白狐を祀る社です。

水鏡に、野菜を持つ村人が映った

石壁社のそばには、水鏡があります。

祐徳院様、つまり萬子媛は、古田村で十九年にわたって神仏に仕えて暮らしたと伝わります。ある日、村人が畑で採れた野菜を届けに来ると、萬子媛は朝からあなたが来ることを知っていた、と告げました。

村人が理由を尋ねると、萬子媛は、毎朝水鏡を見ており、その水鏡の中に野菜を持って来る姿が見えた、と答えたそうです。

鏡と水が、ここでまた出てきます。祐徳稲荷神社の始まりには、稲荷大神の神霊を移した神鏡がありました。そして石壁山の萬子媛のそばには、水鏡があります。

金属の鏡で神を迎え、水の鏡で人の来訪を知る。祐徳稲荷神社では、鏡が神さまと人の間に置かれているんですね。

祐徳稲荷神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

御本殿と楼門・神池

御本殿は、祐徳稲荷神社の中心となるパワースポットです。倉稲魂大神、大宮売大神、猿田彦大神を祀り、商売繁昌、家運繁栄、大漁満足、交通安全などの祈願がここへ集まります。

山の斜面にせり出すような社殿は、景観としても大きな見どころです。総漆塗りの極彩色で、朱、金、青、緑が山の中にくっきり出ます。鎮西日光と呼ばれるのも、この華やかさからなんですね。

楼門と神池も見どころです。楼門内部の随神は有田焼で作られており、壁面には柿右衛門の菊、今右衛門の牡丹、緑地金襴手の大磁板がはめ込まれています。佐賀の焼き物が、神社の門の中で神を守る姿になっているのです。

石壁社・水鏡

石壁社は、祐徳稲荷神社を創建した萬子媛を祀るパワースポットです。神名では萬媛命(まんひめのみこと)と呼ばれます。

ここは、萬子媛が晩年に寿蔵を築かせ、断食の行を重ねて入定したと伝わる場所に関わります。華やかな御本殿とは違い、石壁社の話は山の内側へ向かいます。

そばにある水鏡は、萬子媛が吉凶を占ったと伝わる場所です。神鏡を持って肥前へ来た女性が、最後は石壁山で水鏡を見ていた。祐徳稲荷神社で萬子媛の話をたどるなら、ここは外せない場所です。

赤鳥居から奥の院へ

赤鳥居は、本殿から奥の院までの参道に朱色の鳥居が二筋に並ぶ、見どころでありパワースポットです。

鳥居は神域への門です。稲荷の鳥居奉納には、願いが「通る」、願いが「通った」という祈願と感謝の意味があります。朱色は春の暖かさや明るい陽気を招く色とも考えられました。

奥の院は山のいただきに鎮座し、命婦大神を祀ります。参道を進むと、白狐を祀る命婦社の話とも重なってきます。山頂からは鹿島市内から有明海へ続く眺めが開けます。

神橋からは、多良岳山系の経ヶ岳も見えます。そこを源とする清流が渓谷をつくり、錦波川の流域では初夏に蛍が飛びます。稲荷の社殿、赤鳥居、白狐、石壁山、錦波川まで、祐徳稲荷神社は山と水の中に建っている神社なんですね。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

スクロールできます
属性神社1神社2神社3
地属性金刀比羅宮金鑚神社杭全神社
水属性子安神社酒列磯前神社住吉神社
火属性鶴岡八幡宮八坂神社豊国神社
風属性今戸神社三光稲荷神社三嶋大社
空属性天岩戸神社湯島天満宮日御碕神社

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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