さいたま市浦和区の調神社の代表属性は、空属性です。
「つきじんじゃ」と読み、地元では「つきのみや」と親しまれてきた古社で、鳥居がないこと、狛犬ではなく兎が迎えてくれることでも知られています。
伊勢神宮への貢物にまつわる由緒、月待信仰と結びついた兎の信仰、そして浦和の街に残る鎮守の杜の静けさが、ほかの神社にはない魅力をつくっています。
この記事ではそんな調神社についてご紹介いたします。

空属性の調神社と相性が良い属性・悪い属性
調神社の相性は以下のようになります。
| 属性相性 | 属性 |
|---|---|
| 相性が良い属性 | 空属性・水属性・火属性 |
| 相性が悪い属性 | 地属性・風属性 |
| 調神社の代表属性 | 空属性 |
なお、相性が良くない属性の神社に訪れても、悪いことが起こったり、負の気を受けたりするわけではありません。気を受け取りにくい、または変化を感じにくい場合があるという意味です。また、神社には複数の気が重なっていることが多く、主属性とは異なる相性の良い気とつながることもあります。
ご自身の属性や各属性の特徴などを知りたい方は、下記の自動診断ツールや記事をご利用ください。
調神社の歴史やご祭神、ご利益などを知ることで、属性だけでは見えてこない魅力も深まります。自分の属性との相性を踏まえて、調神社がどのような信仰を受け継いできたのかをご覧ください。
調神社|鳥居のない杜に月と兎の信仰が息づく浦和の古社、空属性の神社
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県さいたま市浦和区岸町3-17-25 |
| ご祭神 | 天照大御神、豊宇気姫命、素盞嗚尊 |
| 関連サイト | 調神社の関連サイトはこちら |
調神社の歴史や由来について
調神社は「調」と書いて「つき」と読み、地元では古くから「つきのみや」と呼ばれてきました。鳥居がない神社として知られ、参道では狛犬ではなく兎が参拝者を迎えます。
その由緒は、社伝である「調宮縁起」によると、今からおよそ二千年前、第10代崇神天皇の勅命による創建にさかのぼると伝えられています。
伊勢神宮へ納める「調」の初穂(その年に最初に取れた作物や産物)を納める倉庫群の中に神社が造営されたことから、貢物の出入りを妨げないよう鳥居を置かなかったと伝わります。この「鳥居がない」という不思議さの奥には、神前へ物を納め、運び、捧げるという古い営みの記憶が残されているのです。
平安時代に編まれた『延喜式神名帳※1』にも、武蔵国四十四座のうちの一社として名が見えるとされ、調神社が古くからこの地域で重要な神社であったことがわかります。
※1 延喜式神名帳:平安時代の国が認めた、由緒ある神社リスト。
南北朝時代の延元2年には足利尊氏の命により荒廃した社殿が復興され、戦国時代末の天正18年には小田原兵乱で再び焼失。その後、徳川家康の関東入部以降、江戸時代初期にかけて次第に再建されるなど、長い歴史のなかで、姿を変えつつ浦和の信仰を受け継いできました。
また、調神社を語るうえで欠かせないのが、兎との結びつきです。「調」の読みである「つき」が「月」と同じ音であることから、月の動物とされた兎が神の使いとされました。
中世に広がった月待信仰とも結びつき、江戸時代には月読社とも呼ばれていたと伝わります。境内の兎の石像、社殿の兎の彫物、兎の絵馬は、こうした信仰の名残を今に伝えています。
浦和の街なかにありながら、古い木々と社殿が調和する姿は、調神社が単なる名所ではなく、土地の記憶を抱えた祈りの場であることを感じさせてくれます。
ご利益と祭事について
<調神社のご利益>
| 項目 | ご利益内容 |
|---|---|
| ご利益 | 開運招福、商売繁盛、家内安全、厄除け、五穀豊穣など |
調神社では、「つき」という名から「ツキ」に恵まれる神社として親しまれてきました。これは語呂合わせだけで広まったものではなく、月待信仰や兎の信仰、そして歳の市に代表される年迎えの祈りと重なりながら、浦和の人々の暮らしに根づいてきた信仰です。
また、日々の無事、家内安全、仕事や商いの発展、災いを遠ざける祈りなど、暮らしを支える願いを込めて参拝されてきた神社といえるでしょう。
<調神社の祭事>
| 祭事一例 | 日付 |
|---|---|
| 大祓式 | 6月30日 |
| 神幸祭 | 7月19日 |
| 例祭 | 7月20日 |
| 大歳市祭(十二日まち) | 12月12日 |
調神社の祭事のなかでも、特に知られているのが12月12日の大歳市祭、いわゆる「十二日まち」です。
明治時代から続く歳の市で、新年の飾り物や正月用品、熊手、縁起物などを求める人々でにぎわいます。調神社では、福をかっ込む縁起物として「かっこめ」と呼ばれるミニ竹熊手が授与されます。
この十二日まちの日には、調神社境内や旧中山道周辺に多くの露店が立ち並び、浦和の師走を象徴する風景となります。年の終わりに古いものを納め、新しい年の福を迎える。
この流れは、調神社の「ツキ」の信仰とも重なり、単なる市ではなく、地域の人々が一年を締めくくり、次の年へ向かうための大切な節目になっています。
ご祭神について
調神社のご祭神は、天照大御神、豊宇気姫命、素盞嗚尊の三柱です。いずれも日本の神話や信仰のなかで大きな存在感を持つ神々であり、調神社の由緒や土地の信仰を考えるうえでも大切な意味を持っています。
天照大御神は、伊勢神宮の内宮に祀られる太陽の神として広く知られています。調神社の由緒には、伊勢神宮へ納める貢物の初穂を納めた倉庫群の中に造営されたという伝承があり、天照大御神を祀ることは、その伊勢信仰との深いつながりを感じさせます。
豊宇気姫命は、食物や穀物の恵みに関わる神として信仰されてきた神様です。伊勢神宮の外宮に祀られる豊受大御神と重ねて受け止められることもあり、調神社の「調」、つまり貢物や初穂にまつわる由緒ともつながります。五穀豊穣や商い、暮らしの安定を願う信仰は、ここに根を持っているといえるでしょう。
素盞嗚尊は、荒ぶる力と災いを祓う力をあわせ持つ神として知られています。天照大御神や豊宇気姫命がもたらす光や恵みの信仰に、素盞嗚尊の強い守護の性格が加わることで、調神社は日々の平穏だけでなく、厄除けや困難を越える祈りも受け止める神社となっています。
鳥居のない参道、月と兎の信仰、伊勢へつながる由緒、そして浦和に残る鎮守の杜。調神社は、古代の貢納の記憶と、月を待ち、福を迎える人々の祈りが重なり合う神社です。
空属性の神社として巡るときにも、その魅力は神秘的な雰囲気だけでなく、長い歴史のなかで土地と人を結んできた信仰の深さにあると感じられるでしょう。
神社属性(繭気属性)の意味と考え方

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。
「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。
神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。
この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
あなたの属性の調べ方|計算方法
西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。
A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。
<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8
最後に、出た数字を属性に当てはめます。
1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。
計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。
属性別おすすめ神社

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。
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