川越氷川神社の神社属性は、風属性です。
埼玉県川越市の川越氷川神社は、川越の町がまだ「河越」とも書かれたころの水辺の話から始まります。社伝では、入間川の川底に氷川の神の光が現れ、その霊光を崇めたことが始まりと伝わります。
水の底に光が出て、そこから縁結びの社として知られる神社になる。祀られているのは、スサノオとクシナダヒメ、その両親、そしてオオナムチです。夫婦と親子と子孫が一つの社に集まり、川越の町まで守る形になったんですね。
この記事ではそんな川越氷川神社についてご紹介いたします。まずは川越氷川神社の属性相性から見ていきましょう。

風属性の川越氷川神社と相性が良い属性・悪い属性

| 項目 | 属性 |
|---|---|
| 川越氷川神社の属性 | 風属性 |
| 相性の悪い属性 | 空属性・火属性 |
| 相性の良い属性 | 風属性・地属性・水属性 |
相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
さて、ここからは川越氷川神社の基本情報と、普段の参拝では知ることができない話をご紹介していきますね。
川越氷川神社の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県川越市宮下町2-11-3 |
| ご祭神 | 素盞嗚尊(すさのお)、奇稲田姫命(くしなだひめ)、大己貴命(おおなむち)、脚摩乳命(あしなづち)、手摩乳命(てなづち) |
| ご利益 | 縁結び、夫婦円満、家庭円満、安産など |
| 祭事 | 川越氷川祭、良縁祈願祭など |
| 公式HP | →川越氷川神社の公式サイトはこちら |
川越氷川神社は、川越の総鎮守として親しまれてきた神社です。
縁結びで知られ、境内には良縁祈願、夫婦円満、安産にまつわる場所や授与品が多くあります。秋の川越氷川祭は、川越の町を山車が巡る大きな祭りとしても知られています。
川越氷川神社にまつわる話
川越氷川神社の始まりで最初に目を引くのは、入間川の川底に光が現れたという話です。欽明天皇(きんめいてんのう)二年、その霊光を崇め、武蔵一宮(むさしいちのみや)の氷川の神を勧請(かんじょう)したと伝わります。勧請とは、すでに祀られている神さまの御霊を別の地へお迎えすることです。
「川底に光が出る」という始まりが、氷川という名とよく合います。氷川の名は、出雲でスサノオが大蛇を退治した斐伊川(ひいかわ)にちなむという説があります。斐伊川は『古事記』では肥河(ひのかわ)とも書かれ、その上流で、スサノオが泣いている老夫婦に出会います。
その老夫婦が、アシナヅチとテナヅチです。二人には八人の娘がいましたが、八岐大蛇(やまたのおろち)が毎年やって来て、娘を一人ずつ食べてしまう。最後に残ったのが、クシナダヒメでした。
スサノオはクシナダヒメを助けるため、強い酒を用意させます。そしてクシナダヒメを櫛に変え、自分の髪に挿しました。姫の隠し場所に選ばれたのは、神の髪の中なんですね。大蛇は酒を飲んで眠り、スサノオはその体を切り伏せ、尾の中から草薙剣(くさなぎのつるぎ)を得ます。
川越氷川神社に祀られる神々は、この大蛇退治の場面からそのまま家族として見えてきます。スサノオとクシナダヒメは夫婦、アシナヅチとテナヅチは姫の父母です。オオナムチは、のちに大国主命(おおくにぬしのみこと)として国づくりをする神で、スサノオの系譜に入る神でもあります。
この社の縁結びは、男女の出会いから、夫婦、親子、家の安らぎまで含んで語られます。クシナダヒメは櫛になってスサノオの髪に挿され、川越氷川神社では結い紐や水引が縁を表す道具になります。見えない約束を、小さな道具にして身につける。神話の櫛が、川越では紐や紙や石の形で残っているようにも見えるのです。
川越という土地の話も、この社を濃く見せてくれます。川越は古く「河越」とも書かれました。河を越えるという字の通り、入間川、新河岸川、荒川の水系と関わりながら町が育ちました。
長禄元年、太田道真(おおたどうしん)・太田道灌(おおたどうかん)父子が川越城を築くと、川越氷川神社は城下の守りとして崇敬されます。江戸時代になると、川越藩主の松平信綱(まつだいらのぶつな)が神輿や獅子頭、太鼓などを寄進し、神さまが町を巡る神幸祭を始めました。ここから川越氷川祭が町の祭りとして大きくなっていきます。
水底に現れた神が、城下町の道を神輿で進む。川の神を迎えた社が、町を整え、商いを支え、山車を曳く人々の中心になる。川越氷川神社は、川の底から始まり、やがて川越の町そのものを抱える社になったんですね。
川越氷川神社の小話や裏話、豆知識

火の痛みから生まれた水の神
境内には水神社があり、弥都波能売神(みつはのめ)が祀られています。ミツハノメは水の神ですが、『古事記』で出てくる場面は水辺ではありません。
イザナミが火の神、火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を産み、大やけどを負って苦しむ場面です。その苦しむ体から生まれた神々の中に、ミツハノメがいます。水の神なのに、出てくる場面は火の痛みの中です。
川越氷川神社には、かつて御手洗川(みたらしがわ)があり、道を行く人の憩いの場所になっていたと伝わります。今も境内には人形流しがあり、人の形をした紙に息を吹きかけ、体に触れさせてから水に浮かべます。火の苦しみから生まれた水の神が、川越では小さな川と祓いの形で残っているんですね。
八坂神社とキュウリの夏祭り
境内の八坂神社も、スサノオの別の顔を見せてくれます。八坂の神は、疫病よけの神として信仰されてきた牛頭天王(ごずてんのう)とスサノオが同じ神として祀られてきた歴史を持ちます。
川越氷川神社の八坂祭では、キュウリが供えられます。祇園信仰(ぎおんしんこう)の神紋に木瓜紋(もっこうもん)があり、瓜の断面を思わせる形から、各地の祇園社ではキュウリを供えたり、祭りの時期にキュウリを口にしない習わしが語られてきました。夏の病を避ける祭りに、夏野菜が出てくるのです。
スサノオは大蛇を退治する神でもあり、疫病を鎮める神でもあります。クシナダヒメを櫛に変えて守った神が、夏にはキュウリを受け取る。神話の荒ぶる神が、城下の暮らしの病よけまで引き受けている形です。
小石を包む縁結び玉
川越氷川神社の授与品でよく知られるものに、縁結び玉があります。境内の小石を祓い清め、包んだものです。良縁を願う人が持ち、縁が結ばれたら二人でお礼参りをして返すしきたりがあります。
石は境内の土の中にあったものです。遠くの宝石を授かる話と違い、参道や社のそばにあった小石が、祓いを受けて縁のしるしになります。クシナダヒメが櫛になった話と同じように、川越氷川神社では目に見えない縁が、手のひらにのる道具になって渡されるんですね。
川越氷川神社の見どころ・パワースポット

本殿の江戸彫
本殿は建築の見どころです。江戸時代後期、川越藩主や氏子たちの力によって造営され、外側には精巧な彫刻が施されています。
彫られているのは、人物、草木、鳥、獣、霊獣などです。川越は江戸と舟運で結ばれ、職人や品物や祭りの文化が行き来しました。本殿の彫刻を見ると、川越の町が江戸の技を受け取り、自分たちの総鎮守に刻み込んだことが分かります。
秋に山車が町を動く神社で、社殿の木の中にも細かな人や獣が刻まれている。川越氷川神社は、祭りの賑わいと社殿の彫刻を合わせて見ると、町の信仰がかなり立体的に見えてきます。
御神木と御神水、人形流し
御神木と御神水は、浄化のパワースポットです。境内には長い年月を生きてきたケヤキの御神木があり、そばに立つと、町中の神社でありながら古い森の名残を感じます。
御神水の近くでは、人形流しも行われます。紙の人形に息を吹きかけ、体の悪いところや気になるところに触れさせ、水へ流して祓います。川底の霊光から始まった社で、水に流して祓う作法が今も続いているのは、とても川越氷川神社らしいところです。
水は願いを叶える道具というより、身についたものを離すために使われます。縁結びの神社で、先に祓いの水がある。良い縁を迎える前に、紙の人形を流して身を軽くするんですね。
縁むすび風鈴と戌岩
縁むすび風鈴は、夏の人気スポットです。江戸風鈴に願いを書いた短冊が下がり、風が吹くと音が鳴ります。川越氷川神社の縁結びは、結い紐、水引、小石、風鈴の短冊のように、手で触れられる小さなものをよく使います。
戌岩(いぬいわ)は、安産や子宝を願う人に親しまれるパワースポットです。岩の形が犬に似ていることからそう呼ばれています。犬はお産が軽いとされ、安産の縁起を担ぐ動物になりました。
スサノオの家族を祀る社に、安産の犬の岩がある。夫婦、親子、子孫の神々を祀る川越氷川神社では、良縁の先にある家族の祈りまで、境内のあちこちに置かれているのです。
神社属性(繭気属性)の意味と考え方

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。
「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。
神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。
この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
あなたの属性の調べ方|計算方法
西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。
A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。
<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8
最後に、出た数字を属性に当てはめます。
1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。
計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。
属性別おすすめ神社

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