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【風属性】岩木山神社|津軽の田を読む山の社

岩木山神社の神社属性は、風属性です。

青森県弘前市の岩木山神社は、津軽富士と呼ばれる岩木山のふもとにあります。地元では「お岩木さま」「お山」と呼ばれ、山そのものに手を合わせる感覚が、今もかなり濃く残っている神社です。

旧暦8月1日のころになると、白装束の人々が御幣や幟(のぼり)を持ち、「サイギ、サイギ」と唱えながら山へ向かいます。参拝というより、村ごと山へ入り、夜明け前の岩場を登り、山頂でご来光を拝むんですね。

この記事ではそんな岩木山神社についてご紹介いたします。まずは岩木山神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

風属性の岩木山神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
岩木山神社の属性風属性
相性の悪い属性空属性・火属性
相性の良い属性風属性・地属性・水属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは岩木山神社の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。

岩木山神社の基本情報

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項目内容
所在地青森県弘前市大字百沢字寺沢27
ご祭神顕国魂神(うつしくにたま)、多都比姫神(たつひひめ)、宇賀能賣神(うがのめ)、大山祇神(おおやまづみ)、坂上刈田麿命(さかのうえのかりたまろ)
ご利益開運招福、五穀豊穣、商売繁盛、交通安全など
祭事お山参詣、七日堂神賑祭など
公式HP→岩木山神社の公式サイトはこちら

岩木山神社は、津軽富士と呼ばれる岩木山を仰ぐ神社で、津軽一帯の人々から「お岩木さま」と親しまれてきました。農業、漁業、商工業、交通、医薬、開運の神として信仰され、山頂の奥宮とふもとの社がひとつの信仰圏になっています。

創建は宝亀11年、山頂に社殿を建てたことにはじまると伝わります。その後、坂上田村麿(さかのうえのたむらまろ)が再建し、山麓の十腰内(とこしない)に下居宮(おりいのみや)が置かれ、寛治5年に現在の百沢へ移されたとされます。

岩木山神社にまつわる話

お山参詣と、田んぼの時期を読む岩木山

岩木山神社の話は、やはりお山参詣から入るのがよさそうです。

お山参詣は、旧暦8月1日のころに行われる登拝行事です。初日の向山(むかいやま)、翌日の宵山(よいやま)、そして最終日の朔日山(ついたちやま)へ進みます。宵山では白装束の人々が、黄金色の御幣や色あざやかな幟を掲げ、登山ばやしの音の中で「サイギ、サイギ」と唱えながら岩木山神社へ向かいます。

この「サイギ」は、もとは「懺悔懺悔」と書き、仏教の修行で罪やけがれを悔い改める言葉です。山へ登る前に、まず自分の身を清める。神社の祭りでありながら、唱え言葉には山岳修行と神仏習合の色が残っているんですね。

朔日山では、参拝者が未明に山頂を目指します。懐中電灯の明かりを頼りに岩場を登り、山頂の奥宮でご来光を拝みます。朝日を見に行く観光登山とも少し違って、村や家の願い、豊作への感謝、無事に帰ることまでを背負って山へ上がる行事なのです。

岩木山は、登る山であり、眺める山でもありました。津軽の農家は、山の残雪の形を見て農作業の時期を決めたといいます。旧3月中旬に、山腹へ鋤(すき)の形をした雪が見えると田打ち。旧5月に「苗取りじっこ」と呼ばれる形が見えると田植え。山肌に出る雪の形が、そのまま田んぼの予定表になっていたんですね。

旧暦1月7日の七日堂神賑祭(なのかどうしんしんさい)も、ここへ入ってきます。この祭では、柳の枝を使って作柄を占い、三拍子の神事で一年の天候を見ます。年のはじめに神社で作占いをし、春には岩木山の雪形を見て、秋にはお山へ登る。岩木山神社は、祈願をする場所であると同時に、津軽の農の一年を始め、確かめ、納める場所でもあったのですね。

五柱の神と、お岩木さまのいくつもの顔

岩木山神社のご祭神は、顕国魂神、多都比姫神、宇賀能賣神、大山祇神、坂上刈田麿命の五柱です。この五柱を合わせて、岩木山大神として祀ります。

顕国魂神は、字の通り「国の魂をあらわす神」と読める名です。大国主神(おおくにぬしのかみ)の別名とされることもあり、土地をつくり、人の暮らす国を整える神の顔を持っています。岩木山神社が津軽の開拓の神として見られてきたことを思うと、山のふもとを田畑にして暮らす人々の神として、この名はかなり似合います。

宇賀能賣神は、ウカの音から稲や食べ物の神へ寄っていきます。稲荷神社で知られる宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)と同じく、穀物の霊を思わせる神名です。岩木山の雪を見て田植えを決め、七日堂で作柄を占う土地に、稲の神の名が入っているのです。

大山祇神は山の神です。『古事記』ではイザナギとイザナミの子として生まれ、コノハナサクヤヒメの父神としても出てきます。山そのものを神として見る岩木山の信仰に、大山祇神が入るのは自然ですね。山は水を生み、雪を残し、木を育て、噴火も起こす。恵みをくれる山と、荒れる山が同じ山であるところまで含めて、大山祇神の領分なのです。

多都比姫神は、岩木山の女神伝承へ話が移ります。岩木山の神は女神だとされる話があり、安寿(あんじゅ)と厨子王(ずしおう)の安寿が岩木山の神になったという伝承も残ります。山の神を五柱で祀りながら、土地の昔話では女神が山に入っている。この二つが並んでいるところが、岩木山神社らしいところなんですね。

坂上刈田麿命は、坂上田村麿の父にあたる人物です。田村麿が岩木山の社を再建したと伝わるため、坂上氏の名もこの山の由緒へ入ってきます。古い山の神、稲の神、開拓の神、女神伝承、そして朝廷側の武人の家系。岩木山神社の五柱は、神話の神だけでなく、津軽という土地が歩いてきた歴史まで抱えているのです。

岩木山の女神、安寿、そして丹後日和

岩木山の神は女神だと語られてきました。その女神伝承でよく知られるのが、安寿と厨子王の話です。

安寿と厨子王は、説経節や『山椒太夫』で知られる姉弟です。津軽の伝承では、その安寿が岩木山の神としておさまったとされます。山椒太夫は丹後の人だったため、丹後の人が津軽へ入ると天気が荒れるといわれ、「丹後日和」と呼ばれました。天気がよい言葉のように見えて、津軽では荒天のしるしとして語られる。山の女神が、物語の敵役の出身地を忘れていないのです。

もうひとつ、三人姉妹の神の話もあります。三姉妹が津軽へやってきて、それぞれ岩木山の主になりたいと願いました。三人で神楽を見物していたところ、末の女神がこっそり抜け出して岩木山へおさまってしまいます。長姉は岩木山の見えない小栗山へ、次姉は大坊へ入ったと伝わります。

山の主を決める場面なのに、力比べではなく神楽見物のすきに決まる。しかも、岩木山が見えない場所へ行った姉の村では、お山参詣をしないとされる。山は遠くに見えているだけで人の行事を決め、見えない場所ではまた別の決まりを生むのですね。

岩木山神社に小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

鬼沢の鬼は、追い払われる鬼ではなく水を引く鬼

岩木山の話をたどると、鬼沢(おにざわ)の鬼神社へ話が伸びます。

津軽の鬼は、節分で豆を投げられるだけの存在ではありません。鬼沢では「福は内、鬼も内」といわれ、鬼を祀る神社があります。鬼沢の青年・弥十郎が、岩木山の赤倉で鬼と出会い、相撲をとるほど仲良くなったという話が残ります。

弥十郎が村の水不足を話すと、鬼は一夜で水路を作り、村を助けたといいます。鬼が使ったクワやノミが奉納され、鬼は村をうるおした神として祀られました。鬼が山から来て、田んぼの水を引く。こわい者を追い払う話ではなく、こわいほど大きな力を村のために借りる話なのです。

岩木山神社のご祭神に農や山の神がいること、お山参詣が豊作と関わることを見てから鬼沢の話を聞くと、鬼もまた岩木山のふもとで農を支える存在として見えてきます。神、山伏、農民、鬼が、田んぼの水をめぐって同じ山のまわりにいるんですね。

百沢寺の大堂が、今の拝殿になっている

岩木山神社は、かつて百沢寺(ひゃくたくじ)という寺と深く関わっていました。岩木山は三所大権現として信仰され、中央峰の岩木山は阿弥陀如来、東峰の巌鬼山は十一面観音、西峰の鳥海山は薬師如来と結び付けられていました。

ここで面白いのは、今の拝殿が、もとは百沢寺の大堂だったことです。神社の拝殿として手を合わせている建物が、かつては仏を祀る大堂だった。神と仏を分けたあとも、建物そのものは場所に残り、参拝者はその前で手を合わせ続けています。

本殿、奥門、瑞垣、中門には黒漆や極彩色の彫刻が使われ、津軽藩主による造営の力強さが見えます。山岳信仰の神社でありながら、社殿はとても華やかです。岩木山という荒々しい山を祀る場所に、黒漆、金箔、極彩色の彫刻が集められている。山の神を迎えるために、人の手でできる限りの美しさを置いたような社殿なのです。

岩木山神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

楼門と社殿

岩木山神社の楼門と社殿は、建築としての見どころです。楼門は大きく、参道の奥にどっしりと立ち、そこから先の空気が変わるように感じます。

本殿、奥門、瑞垣、中門は重要文化財に指定されており、黒漆を基調に、金箔や極彩色の彫刻がほどこされています。昇り龍、降り龍、鳥獣の装飾など、細部に目を向けると、山のふもとの社とは思えないほど華やかなんですね。

参拝のときは、社殿全体を眺めたあと、柱や欄間の彫刻を少し近くで見ると印象が変わります。津軽藩が岩木山をどれほど大切にしたのかが、木と漆と彫刻で残っています。

山頂の奥宮

山頂の奥宮は、信仰上のパワースポットです。お山参詣では、参拝者が夜明け前に山頂を目指し、そこでご来光を拝みます。

ふもとの岩木山神社で祈って終わるのではなく、山そのものへ入っていく。奥宮はその行き先です。岩木山の神が山頂に鎮まるという感覚を、そのまま体でたどる場所なんですね。

登拝には体力や天候への注意が必要ですが、お山参詣の話を知ってから岩木山を見ると、山頂の意味が変わります。あの上で人々が朝日を待ち、無事に下りて、また神社へ報告する。奥宮は、祈りを山の頂まで運ぶ場所です。

参道とお山参詣の道

岩木山神社の参道は、見どころであり、信仰上のパワースポットでもあります。お山参詣の宵山では、御幣や幟を持った人々がこの神社を目指し、「サイギ、サイギ」の声を響かせます。

普段の参拝では静かな参道でも、祭りの時期には、白装束、登山ばやし、太鼓、笛、幟がそろいます。参道は、社殿へ向かう道であり、山頂へ向かう前の入口でもあるのです。

参拝するときは、楼門へまっすぐ向かう前に、岩木山の方角を少し意識して歩くと、この神社の位置が分かりやすくなります。社殿の背後に山があり、その山へ登る行事が今も残っている。岩木山神社は、境内だけで完結する神社ではなく、山頂まで含めて参拝の舞台になっているのですね。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性日枝大神社白崎八幡宮函館八幡宮
水属性金蛇水神社九頭竜神社穴守稲荷神社
火属性大鳥大社鶴岡八幡宮八坂神社
風属性白山神社伊弉諾神宮気多大社
空属性石切劔箭神社石鎚神社大阪天満宮

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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