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【火属性】須佐神社|スサノオの名を置いた御魂鎮めの社

須佐神社の神社属性は、火属性です。

島根県出雲市佐田町の須佐神社は、須佐之男命(すさのおのみこと)を祀る古社です。『出雲国風土記』には、スサノオがこの地を見て「小さい国だが、よいところだ」とし、自分の名を木や石ではなく土地につける、と語った話が残ります。

神の名を社名にした、というより、神が自分の名を土地へ置いた場所なんですね。しかも祀られているのは、オロチ退治の場面に出てくる妻と、その両親までそろった一家の社でもあります。

この記事ではそんな須佐神社についてご紹介いたします。まずは須佐神社の属性相性から見ていきましょう。

目次

火属性の須佐神社と相性が良い属性・悪い属性

神社属性の相性相関図
項目属性
須佐神社の属性火属性
相性の悪い属性風属性・水属性
相性の良い属性火属性・空属性・地属性

相性が悪い場合でも、行ってはいけない、悪いことが起きるということではないので安心してくださいね。神社属性の基本的な考え方や、地・水・火・風・空それぞれの特徴を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

【神社属性】地・水・火・風・空の特徴と性格傾向・相性まとめ

さて、ここからは須佐神社の基本情報と、普段の参拝では知れることができない話をご紹介していきますね。

須佐神社の基本情報

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項目内容
所在地島根県出雲市佐田町須佐730
ご祭神須佐之男命、稲田比売命、足摩槌命、手摩槌命
ご利益厄災除け、家内安全、開運招福、五穀豊穣など
祭事例祭、切明神事祭など
公式HP→須佐神社の公式サイトはこちら

須佐神社は、出雲市佐田町の須佐川のほとりに鎮座する神社です。主祭神は須佐之男命で、稲田比売命(いなたひめのみこと)、足摩槌命(あしなづちのみこと)、手摩槌命(てなづちのみこと)も祀られています。

厄災除けや家内安全、開運招福、五穀豊穣などの祈願で知られ、境内には大杉さん、塩ノ井、七不思議と呼ばれる伝承が残ります。例祭は4月、切明神事は8月15日に行われ、切明神事では念佛踊りが奉納されます。

須佐神社にまつわる話

スサノオが「名」を置いた須佐郷

須佐神社の話は、まず『出雲国風土記』の須佐郷(すさごう)から始まります。

そこでは、神須佐能袁命(かむすさのをのみこと)がこの地を見て、「この国は小さいけれど、よい国だ。自分の名は木や石にはつけない。この土地につけよう」と語ったとされます。そして大須佐田・小須佐田を定め、自分の御魂を鎮め置いたので、ここを須佐と呼ぶようになった、という流れです。

木や石は朽ちたり割れたりします。そこへ名を刻むのではなく、田や里を含む土地そのものへ名を置く。スサノオは高天原で荒ぶり、出雲でヤマタノオロチを退治し、最後に自分の名を須佐に置いた神として語られるんですね。

平安時代にまとめられた神社名簿である『延喜式神名帳』にも、出雲国飯石郡(いいしぐん)の須佐神社として名が見えます。須佐という地名が、神の名から来るという話は、そのまま神社の由緒の芯になっています。

オロチ退治の家族がそろう社

須佐神社のご祭神を見ると、スサノオだけでなく、稲田比売命、足摩槌命、手摩槌命が並びます。この顔ぶれは、『古事記』のヤマタノオロチ退治を思い出すと、急に動き出します。

『古事記』では、高天原を追われたスサノオが出雲国の肥河(ひかわ)の上流へ降ります。そこで泣いている老夫婦に出会うんですね。老夫婦は足名椎(あしなづち)と手名椎(てなづち)。娘の櫛名田比売(くしなだひめ)が、八つの頭と八つの尾を持つヤマタノオロチに食べられようとしていました。

スサノオは娘を妻にしたいと申し出て、八塩折(やしおり)の酒を用意させます。何度も醸した強い酒です。オロチがその酒を飲んで眠ったところを、スサノオは十拳剣(とつかのつるぎ)で斬り、尾から草那芸之大刀(くさなぎのたち)を見つけます。

須佐神社に祀られる稲田比売命は、このオロチ退治の姫につながる神です。足摩槌命と手摩槌命は、その両親にあたります。つまり須佐神社の社殿には、荒ぶる神、救われた姫、娘を失いかけて泣いていた父母が、一緒に祀られているのです。

スサノオの神話は、天上では乱暴な神として語られます。けれど出雲へ降りると、娘を救い、家をつくり、歌を詠む神になります。「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を」という歌は、スサノオが妻を迎えた場面の歌として知られています。暴れて追われた神が、出雲では家族を守る神になる。この変わり方が、そのまま須佐神社の祭神の並びにも出ているんですね。

手摩槌命から須佐家へ続く話

須佐神社では、手摩槌命が須佐家の祖神とされています。ここから話は、神話の老夫婦から、神社を守る家筋へ進みます。

古い社伝には、スサノオが稲田比売命の両親である足摩槌命と手摩槌命を、須佐の宮地を守る稲田首(いなだのおびと)とした、と伝わります。稲田首は、稲田の神に関わる名を持つ人々と考えると分かりやすいです。オロチ退治で救われた娘の家が、そのまま神の地を守る側へ移っていくんですね。

のちに須佐国造(すさのくにのみやつこ)という名も出てきます。国造は、古代に地域を治めた有力者の称です。神話の中では泣いていた老夫婦の家が、土地を守る名へ変わり、さらに神社を守る家へ続いていく。須佐神社では、スサノオの武勇だけを見ていると、この家の話を見落としやすいのです。

須佐神社の小話や裏話、豆知識

装飾画像:見出し「この神社の豆知識」

山の中で潮がふく塩ノ井

須佐神社の七不思議のひとつに、塩ノ井(しおのい)があります。本社前にある小さな池で、スサノオが自ら潮を汲み、この地を清めたと伝わります。

須佐は日本海沿いの浜ではありません。出雲の内陸、山と川のある土地です。ところが塩ノ井は日本海へ通じ、満潮の時には近くの地面に潮の花をふくといわれます。山の神社に、海の塩が出るんですね。

スサノオは『古事記』で、父の伊邪那岐命(いざなぎのみこと)から海原を治めるよう命じられた神でもあります。その神が出雲の山あいで、自分の土地を潮で清める。須佐神社の塩ノ井は、海のスサノオと、山の須佐を同時に見せてくれる場所です。

白馬に変わる神馬

七不思議には、神馬(しんめ)の話もあります。神社へ馬を奉納することがあり、その馬はのちに必ず白馬に変わり、異常をよく予知したと伝わります。今はその馬はいません。

白い馬は、神の乗り物として神社に奉納されることが多い動物です。雨乞いや日照り止めの祈りにも、馬の色が関わることがあります。須佐神社の場合は、奉納された馬が白く変わり、何かが起きる前に知る、という話になっています。

スサノオは荒ぶる神として恐れられる一方で、土地を守る神でもあります。異常を知らせる白馬の話は、神が怒る前に土地の側へ知らせが来る、という形で残ったのかもしれません。

稲田比売命の産具が神紋になる話

落ち葉の槇(おちばのまき)も、七不思議のひとつです。槇は、ここでは柏の葉にまつわる木として語られます。

伝承では、稲田比売命が於呂志古山(おろしこやま)でお産をした時、産具を柏の葉で包み、松の葉でとじて、流瀬川(ながせがわ)へ流したといいます。それが今の場所にとどまり、川のほとりに繁ったとされます。

この話から、須佐神社の神紋は「蔓柏(つるがしわ)」になったと伝わります。柏の葉に、松葉で通した穴がある。産具を包む、葉でとじる、川へ流す。その一つひとつが、後の紋に変わっていくのです。

稲田比売命は、オロチに食べられかけた姫として知られます。その姫が、ここでは子を産み、産具を川へ流し、神紋の由来を残す母の姿で出てきます。須佐神社では、神話の姫が助けられて終わる話にならず、土地の中で暮らしのしるしを残しているんですね。

須佐神社の見どころ・パワースポット

装飾画像:見出し「パワースポット・見どころ」

大杉さん

大杉さんは、須佐神社の境内でよく知られるパワースポットです。周囲は7メートル余、樹高は30メートル余とされ、樹齢はおよそ1300年とも伝わります。

須佐神社は、もとは宮内部落の東南にある宮尾山のふもとにあったものが、平安時代初めの天長年間に現在地へ移されたと伝わります。大杉さんの年齢は、その遷座の話と重ねて語られてきたものです。

神社の巨木は、木そのものを拝むというより、長い年月を生きた木に神のよりしろを見る信仰があります。須佐神社の場合は、スサノオが「木や石ではなく土地に名をつける」と語った場所に、千年以上の杉が立っている。木へ名を刻まなかった神の社で、木が信仰の中心に近い場所へ立っているのです。

県指定文化財の大社造本殿

須佐神社の本殿は、見どころとして外せない建物です。大社造(たいしゃづくり)で、方二間、高さは約12メートルとされます。大社造は、出雲大社にも見られる古い神社建築の形式です。

屋根は切妻栩葺(きりつまとちぶき)で、妻の側に入口をつくります。中央に真柱があり、奥に神座を置く形です。建物の造りを知ってから見ると、正面の拝殿越しに見える本殿が、ただ古い建物としてではなく、出雲の神を祀る形として見えてきます。

建築としての見どころであり、スサノオの御魂を鎮める神座を包む場所でもあります。須佐神社では、由緒の話と建物の形が離れずに残っているんですね。

塩ノ井と素鵝川

塩ノ井は、清めにまつわるパワースポットです。スサノオが潮を汲んで土地を清めたと伝わるため、厄災除けや浄化の祈りと相性のよい場所として見られます。

境内のそばには、素鵝川(そががわ)が流れます。素鵝という字は、スサノオに関わる神社名や地名にも出てくる表記です。出雲には須我神社もあり、スサノオが妻と住む宮を造った地として知られます。須佐、須我、素鵝。音の近い名が、スサノオの動いた土地に残っているのです。

塩ノ井の塩、素鵝川の水、雨壺の洪水の伝承。須佐神社では、清める水、作物を育てる水、怒るとあふれる水が、同じ神のまわりに置かれています。スサノオの荒々しさは、剣だけでなく、水の扱いにも残っているんですね。

神社属性(繭気属性)の意味と考え方

装飾画像:見出し「神社属性(繭気属性)の意味と考え方」

神社属性とは、人が生まれ持つ「繭気」と、神社に宿るご神気との響き合いを、「五行」「五大」と「霊数」から読み解く考え方です。

「繭」という字が示すように、繭は内側の命を包み、守り、変化を育てるものです。人の気も同じように、魂や身体のまわりにまとわれ、その人がどのような場の気を受け取りやすいかに関わるとされています。

神社は、建物や神様だけでなく、土地の聖性、ご祭神の方向づけ、祭祀と崇敬の積み重なりによって成り立つ場です。

この考え方をさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

神社属性とは | 属性神社の考え方・調べ方はこちら

あなたの属性の調べ方|計算方法

西暦の生年月日の数字を一桁に分け足します。合計が二桁になった場合も一桁になるまで続けます。次に血液型の数字を加えます。

A型は1、B型は2、AB型は3、O型は4です。

<例>1990年1月25日生 A型:1+9+9+0+1+2+5=27 → 2+7=9 → 9+1=8

最後に、出た数字を属性に当てはめます。

1・6は地属性、2・8は水属性、3・7は火属性、4・9は風属性、5は空属性。

計算が面倒な方や、すぐに自分の属性を知りたい方は、自動診断ツールをご用意していますので、お使いください。

神社属性(繭気属性)自動診断ツールはこちら

属性別おすすめ神社

装飾画像:見出し「属性別おすすめ神社」

自分の属性に合う神社を探したい方は、ほかの属性別神社も参考にしてみてください。ここでは、各属性に相性の良い神社の一例をご紹介します。

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属性神社1神社2神社3
地属性日枝大神社白崎八幡宮函館八幡宮
水属性金蛇水神社九頭竜神社穴守稲荷神社
火属性大鳥大社鶴岡八幡宮八坂神社
風属性白山神社伊弉諾神宮気多大社
空属性石切劔箭神社石鎚神社大阪天満宮

全国の神社属性をもっと詳しく探したい方は、都道府県別の一覧もご覧ください。

【都道府県別・神社属性】全国の神社やパワースポット一覧はこちら

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